今日の映画のタイトル
«Сорок первый»
グリゴリー・チュフライ監督の、「女狙撃兵マリュートカ」という邦題で知られる作品ですが、葉山の「ロシア・アヴァンギャルドとソヴィエト・モダニズム」展にヤーコフ・プロタザーロフ監督の同名の作品のポスター(ステンベルク兄弟制作)があって、驚きました。
確かにプロタザーロフが監督したって書いてある。あの、「アエリータ」を監督したプロタザーロフ!
ポスターの題名は「41番目の男」になっていました。
(この題名だと、結末が最初からばればれ。)
ロシア語で数詞を習った頃、40が4とも14とも400とも似ても似つかない「ソーラク」なのに面食らったものでした。
毛皮を売るとき、40ずつ束にしていたという、その単位から来ているそうですね。
毛皮は昔から割と最近までロシアの主要輸出品だったんですよね。
(最近は石油や天然ガスだけど。)
リスやテン、ビーバーなどの毛皮が40枚ずつ山積みされているようすが目に浮かびます。
私は人名が入ったのが好きなのか、この早口言葉もよく試みています。
лとрの練習です。
Клара у Карла украла кораллы, а Карл у Клары украл клорнет.
クララがカルルの珊瑚を盗んだ。カルルはクララのクラリネットを盗んだ。
クララ・ツェトキンとカール・マルクスの秘められた関係?
というわけでもないのですが、КлараもКарлに外国(ドイツ)っぽい名前だという印象を持ちます。
さすが、寒いお国柄ですね^^