裁判所の法廷に入ると… Sunday, May 8
In Japanese courtrooms, anyone in the gallery can take notes. But the practice used to be banned. For a long time courts reasoned that taking notes would disrupt fair and quiet proceedings.
●courtroom 法廷 ●gallery 傍聴席 ●practice 実践 ●ban 禁止する
●reason 理にかなう ●disrupt 混乱させる ●proceedings 訴訟手続き
裁判所の法廷に入ると誰でも傍聴席で自由にメモを取れる。かつては禁止されていた。メモを取れば公正で静かであるべき裁判の進行の妨げになる。長い間、裁判所の理屈として通っていた
How, exactly, would a pen and memo pad disrupt a trial? It was an American lawyer barred from taking notes in the gallery who filed a lawsuit against the government over the issue, arguing that banning note-taking made Japanese courts closed institutions.
●memo pad メモ帳 ●trial 裁判 ●bar 妨害する ●file against ~を相手に提訴する
なぜペンとメモ帳が裁判の妨害になるのか。日本の法廷は閉鎖的ではないか。国を相手に裁判を起こしたのは傍聴席でメモを認められなかった米国人弁護士だ。
The claims by the lawyer, Lawrence Repeta, were rejected in district and high court rulings, but in 1989, the Supreme Court made a 180-degree turn and declared that in principle, people were free to take notes. "We must acknowledge a lack of consideration," the court said in finally reflecting on the stance courts had until then adopted.
●claim 請求 ●district 地方 ●high 高等
●Supreme Court 最高裁/sʊpríːm/ ●declare 言明する ●in principle 大体において
弁護士ローレンス・レベタの請求は地裁、高裁は敗訴したが最高裁は1989年に「メモは原則自由」とする判決を出した。「配慮を欠いていたことを認めなければならない」。最高裁が姿勢を180度変え、やっと表明した反省の言葉だ
If the American lawyer had not filed the suit, then the ban on taking notes may have remained in force to this day. It seems that the very judges who were meant to protect the rights of members of the public were slow to realize their own errors.
●suit 訴訟 ●remain ~のままである
この米国人弁護士が提訴していなければ「メモ禁止」は今も続いていたかもしれない。国民の権利を守るはずの裁判官が自らの過ちになかなか気づけない。
file + 人 + aginst ~に対して...を提訴する
〇彼は隣人を相手に訴訟を起こした。
He filed a lawsuit against his next-door neighbor.
/english/phrase/26049?m=1
〇製品に不満だったので、彼は製造業者に対して賠償請求を申し入れた。
Unhappy with the product, he filed a claim against the manufacturer.
/english/phrase/83196?m=1
〇最高裁が下級審の判決を覆したことに、多くの人は驚いた。
Many people were surprised when the Supreme Court reversed the lower court's decision.
/english/phrase/29496?m=1
suit(lawsuit) 訴訟
〇その会社は、訴訟に対抗するため、多額の弁護士費用を使った。
The company spent a lot on legal fees defending itself against the lawsuit.
/english/phrase/17571?m=1
〇裁判で証言するように求められた。
I was asked to give evidence at the trial.
/english/phrase/6680?m=1
裁判を傍聴したことがある
風鈴が高校生のころ、夏休みふらふらと一人旅をしていた。お城の近くに裁判所があった。ふらふらと入った。裁判の傍聴を始めてした。同じ高校生の裁判だった。どちらが原告か被告かわからなかったが、生徒の退学を巡る問題であった。当時の関西方面の学校ではこんなことささいなこと退学にはならないし、ましてや裁判にはならないだろうという話であった。少しメモをしておこうと思った。突然、学校側の弁護士?が、傍聴していた私を指さし、「法廷でメモをしてるものがいる」と厳しい声で、叫んだ。ちょうど、この記事のころで、まだ、法廷でメモをしてはいけない時代だった。すると、被告側の弁護士が、当人は当高校の新聞部の人間ですと言った。縁もゆかりもあったこともない弁護士はとっさの出来事でも、何食わぬ顔でうそが言える、感心した。風鈴はそのとき、初めてメモを取ってはいけないことを知った。
今日の話はただそれだけのことで、まとまりのない日記でした。
例えば京都市の公務員で一番給料が高いのは誰でしょうか?知事?市長?京大の学長?
答えは、裁判官です。府警の本部長の倍くらいです。日本の裁判官が優秀だとは誰も思っていない、時間がかかり過ぎる、刑事事件の有罪率が99,9%だ。そんな国は世界でない。死刑判決はどんどん増える、アメリカの最高裁の判事でも、大統領の半分くらいの給料だ。日本が厚遇されて天狗になっている。
風鈴は裁判を傍聴するために行ったのではありませんでした。たまたま、お城の見学の帰りに裁判所に寄り、見学をしただけでした。風鈴は目立たないように隅の方にいましたが、当時は夏で真っ赤なTシャツで、ジーパンで本当は目立っていたのかも知れません。
裁判所というのは、とても保守的で閉鎖社会のように見えます。特に労働条件なんかは、裁判所に助けてと訴えても、助けてくれません。司法より、行政の労働基準監督署とかに、まとまらなければ、調停を求める方が、常識的な判断をしてくれます。逆に交通事故とかに逢うと、裁判に訴えると言えば、保険会社は賠償金は一遍に倍になります。(保険会社がそういっています。)
リースに砂、水はけのよい普通の土を入れます。すると砂や土がこぼれますので、ご指摘のとおり水苔で覆い多肉を挿します。
陪審員と裁判員は似ていますが、全く違います。陪審員は有罪か無罪だけです。裁判員は死刑にするかどうかも判断しなくてはなりません。たった1週間ぐらいで、素人に押しつけます。ものすごく疑問に思います。
大阪維新の会の橋下さん、自民の安倍さんのお気に入りの稲田君も弁護士出身の政治家ですが、人権意識はとても高いとは思えませんね。痴呆の方の後見人の弁護士が痴呆の方の財産を喰い物にする悪徳弁護士の多発とその感覚にはビックリします。刑事事件でもお金持ちが有利ですね。法曹界は法律に触れるか、触れないかだけを判断するところで、法律に触れなければ、何をしてもいいんですね。そういう世界です。
風鈴の作品ではありません。風鈴の奥さまの作品です。リースが得意で多肉だけでなく、一杯あります。褒めていただいてありがとうございます。
唐招提寺といえば、鑑真像です。鑑真像はあまりにも有名で行ってもお目にかかることは少ないです。あちこちに行っておられます。鑑真はとても有名、中国でもとても有名な高僧です。戒律(法律みたいなもの)を教えました。日本はあまりにも大物で、最初は東大寺で接待しましたが、唐招提寺を作りました。晩年は目が見えなくなりました。その鑑真像を見て詠んだ句ですね。
若葉して御目の雫拭はばや 芭蕉
まぶしいばかりの若葉とお堂にある盲目の鑑真の涙を拭く対比、静かな風を感じる句だと思いました。
今はどうなっているか知りませんが、とても古臭い、前時代的雰囲気がありました。法衣をきているんですね。裁判官は。裁判の公開というのは民主主義の大原則です。テレビ中継などもやって欲しいです。
それが当たり前という感じで、所謂論点にもなっていなかった記憶があります。
反面、先輩が裁判官だったので、裁判所を傍聴したうえ、関係者が法廷から退出した後に、今その日の裁判についての解説をしていただいた覚えがあります。メモは禁止なのに、裁判官の解説は聞けるという、チグハグ感が残ったことだけ覚えています。
やはり閉鎖的ですね。スト権ストを思い出すような話ですね^^;
多肉リース素敵ですね。
やはり風鈴さんご夫妻、さすがです!
サボテンリースとっても素敵! センス抜群です♬
流石に言葉を武器に仕事をしているだけありますね。反面、彼らが政治家になったら・・・
言葉が重みを失い、言葉の中の真実を見抜かなければいけない世の中ですね。
若葉して御目の雫拭はばや 芭蕉
後にも、先にも、裁判所へ行ったのはこの時だけです。裁判員の裁判でも1週間ぐらいで判決がでます。テレビドラマでも刑事事件の判決は1週間ぐらいででるときがありますね。当時は2時間ぐらい裁判がありまして、休廷かと思ったら、次回の公判は来月でした。この裁判の判決がでるのに何年かかるのだろう?と思いました。目立たないよう静かに聞いていたのに注意されました。法廷の中から、傍聴人も見ているのだとびっくりしました。
これまた、多肉の楽しい寄せ植えです!
裁判所のメモは比較的最近のことなんですネ。初めて知りました。