Every life is precious, and that is plainly obvious Saturday, December 24
すべての命は大切であるそしてそれは当然である
A Ministry of Health, Labor and Welfare team of experts recently released a set of recommendations to prevent another massacre of the disabled like the one that struck a care facility in Sagamihara, Kanagawa Prefecture, in July.
●recommendation 勧告 ●prevent 予防 ●massacre 虐殺 ●the disabled 障害者
●care facility 福祉施設
7月に相模原市で起きた障害者施設殺傷事件を受けて再発防止策を検討してきた厚生労働省の有識者チームが、このほど報告書を公表した。
One of the things the experts recommend is for local governments and medical institutions to provide continuing support for anyone committed to psychiatric care by government order after the person's release, to prevent the patient from becoming isolated or losing access to treatment. The recommendation is in direct response to the Sagamihara massacre. The man accused of the crime had been put in compulsory care after sending letters that hinted strongly at the mass killing, but he stopped coming to the hospital soon after he was released and thus lost all support.
●provide 提供する ●person’s release 退院 ●accused of crime 容疑者
●compulsory 強制 ●thus だから、したがって
患者さんが「自傷他害のおそれがある」として行政が強制的に入院させる「措置入院」となった場合、退院後も医療などのケアが切れたり地域で孤立したりすることがないよう自治体や医療機関で支援する、といった内容が盛り込まれていた。今回の事件では、容疑者の男性は障害者の殺害を予告するような手紙を書くなどして措置入院になったが、退院したあとは病院への通院をすぐやめ、誰もサポートできていなかったからだ。
This was just one of many suggestions in the team's report. However, what really impressed me was the emphasis on "a barrier-free heart" in the first half of the recommendations. The accused in the Sagamihara case developed a twisted and highly selfish set of values, including that the lives of the disabled had no value. The accused saw the disabled as inferior as human beings, a fact pointed out in the experts' report, which goes on to say:
●twist ゆがんだ ●selfish 身勝手な
防止策としてほかにもいくつかの提案が行われていたが、私にとって印象的だったのは、報告書の前半で「心のバリアフリー」の大切さが記されていたことだ。容疑者の男性は、障害者に生きる価値を認めないなどとても身勝手でゆがんだ価値観を持っていた。その背景にあったのは、障害を持つ人を劣ったものとして見る誤った差別の意識だ。報告書はそのことを指摘して、こう続ける。
"It is most important to wipe out prejudice and discriminatory ideas, and for everyone in society to share the plainly obvious view that everyone's life is precious, entirely regardless of whether or not they have a disability."
●wipe out 払しょく ●prejudice 偏見 ●discriminatory 差別的な
●whether or not …かどうか = whether
「こうした偏見や差別意識を社会から払拭(ふっしょく)し、一人ひとりの命の重さは障害のあるなしによって少しも変わることはない、という当たり前の価値観を社会全体で共有することが何よりも重要である」
What struck me when I read this passage is the statement that "everyone's life is precious, entirely regardless of whether or not they have a disability," and that this is a "plainly obvious view."
●what struck me 心を打つ
私はその部分を読んではっとした。「一人ひとりの命の重さは障害のあるなしによって変わらない」というのは、何か理由があってのことではない。「当たり前の価値観」だと言っているのである。
Unfortunately, in our present era, societies all over the world have yet to free themselves of prejudice, not just against the disabled, but also directed at people of different races and ethnicities, at sexual minorities, at refugees fleeing horrific conditions in their own countries.
●ethnicity 民族性
ところが、残念ながらいまの時代、障害を持つ人だけではなく、民族や人種の異なる人、性的マイノリティー、祖国を追われた難民などを差別したり自分の社会から追い出そうとしたりする傾向が、世界の各地で見られている。
While some people look at this and say, "Everyone's life is worth the same as mine," others bite back, "But we must put the needs of our own people first!" I sometimes wrack my brains for some way to explain the tremendous preciousness of each and every life to these folks.
「誰でも私たちと同じ人間なのだ」と言うと、「まずは自分たちのことが優先だ」と反発する人もいる。私はときどき、そういう人たちにどうやって「命の重さは同じ」ということを説明すればよいのか、と頭を悩ませることもある。
The expert team report's answer to this is that no explanation is needed, that the equal value of every life is a given. I was very happy to read this, and decided on the spot that I would say the same thing.
今回、この報告書はそのことについて「説明はいらない。命の重さが平等なのは当たり前」としているのだ。私はうれしくなり、これからはそう言おうと心に決めた。
"Why is every life of equal importance, no matter whose?" "Because of course it is!"
「どうして誰もの命が同じく大切かって? それは当たり前のことでしょう」。
I am very grateful to the expert team report for giving me such a simple yet powerful reply to the voices of prejudice. (By Rika Kayama, psychiatrist)
こんなわかりやすくて力強い答えを教えてくれたこの報告書に感謝したい。(香山リカ 精神科医)
人は一人では生きていけない。健常者で優秀でお金持ちで自分の力、努力で生きていると思っている人がいる。勉強が出来た?それは先生に教えてもらったからだろう。農家の人がいなかったら、おまえは飢え死にしているぞ。人は本来、助けあわないと生きていけない動物である。いつ自分も障害者になるか分らないと思わないか?自分が車いすをつかうようになったら、目がみえなくなったら、駅にエレベーターは必要だろう、ホームドアもあった方が安全だろう、これらは障害者、老人、病人、妊婦さん…だけでなく、健常者にとっても安全で便利なのだ。障害者に優しい社会は健常者にも優しい社会である。障害者を排除する社会は健常者、社会的弱者を排除する社会でもある。欧米はキリスト教の影響かもしれないが、そんなことをすると地獄に落ちる。日本は障害者に対して、行政や香山先生には失礼だが精神科医も、接し方、考え方が大変遅れている。相模原事件もその後の横浜の老人の点滴殺人事件も真相があやふやになっているように思います。
見慣れない地味なカモ
大津のびわ湖ではオオバンやヒドリガモ、マガモ、ユリカモメ、川鵜、カルガモ、サギ…、カイツブリも今年はみることができる。対岸ではコハクチョウもとんでくることがあるらしい。このカモは初めて見たような気がする。オカヨシガモかも?羽根が生えかわると綺麗なグレーになるらしい。
>この場にいてくれるだけで 誰もが 価値がある。
そうなんです。風鈴が言いたいのは、一緒に、共に生きることがとても大切だといいたいのです。できるだけ施設や病院に隔離しないで、社会の一員として世間にもっとどんどん出て発言して欲しいと思います。どうしても施設や病院に閉じ込めれれたら、周りがどんどん施設にでかけていく、社会、家族との接点を増やして、共にお互いを助け合って生きているんだと思えるようになりたいと思います。
ヒドリカモより小さいのでコガモですね。単純に小さいからコガモでいいんですね。メスのカモは全部地味で同じように見えます。教えていただいてありがとうございます。
とても地味なカモですが小さくて動き回ってカワイイカモです。可愛さがわかってもらえてうれしいです。
平等である。これは日本には 理解が仕掛けているかも知れませんね。
自分自身も猛省したいことです。
大きさは、マガモ59cm、カイツブリ26cm、コガモ37.5cm
と 図鑑には載っていました。
スルドイ!指摘です!!
オオバンやヒドリガモやユリカモメが湖面にいます。そのなかにちょっと変わったカモだなあと思っていました。一羽だけです。どこかで紛れ込んだのかなと思いました。なんか醜いアヒルの子みたいです。がひとりぼっちのカモですが、とても元気で、活発な子です。周りの水鳥からも可愛がってもらっているように見えました。
光の関係なんでしょうね。冬の大津のびわ湖は実は青いんです。風鈴も知りませんでした。
このカモはマガモより小柄です、さらにヒドリカモよりも少し小さいです。カイツブリよりはほんの少し大きいです。なんか眠そう、気持ちよさそうに浮かんでいるように見えます。がとても元気な活発は子です。よく動きます、よく潜ります、小柄でよく動くので動作がかわいいカモです。
カモに関しても、野鳥関しても、多肉や花も、実はまったくわかりません。アサガオが毎日咲くのを発見したら、当時小学生の娘に笑われました。鳥の名前は昔はデンジンさんに教えていただいていました。今はk403さんに教えてもらっています。今回は一応ネットの図鑑で調べました。が本当にまったくわかりません。
コメ返を書いた、返信したつもりでしたが、消えています。
風鈴も初めてカモを見たのは東京ディズニーランドのエレクトリックパレードを見るために寒中陣取っていると横に木彫りにマガモがあった。と思った。それほど、木彫りのカモにそっくりの本物の緑に光るマガモでした。撥水、防水されたカモの羽根はこの地味なカモでもとても綺麗です。ありがとうございます。
昔は良かったというと年を感じます。世の中に余裕がないというか、助け合わなければ生きていけなかった、貧しかったともいえますが、今は自分のことだけでせいっぱいというか、嫌な世の中になってきたと思います。むかしむかし私の祖母は100歳までいきましたが、その頃でも障害者と言われる子がいたといいいます。そういう子は一日中、子守りをしていたそうです。こもりといっても子どもに竹かごをかぶせて監視しているだけです。おむつだけ洗って干すのが仕事だったそうです。いつからか、施設に隔離するようになった。鉄格子の部屋に入れるようになったと言っていました。
命の重さはみな同じ。毎朝、唱えて忘れないようにしたいです。
木彫りのカモは「デコイ」って言いましたっけ?それを思い出しました。