There are no more mongooses on Amami-Oshin Island , the Environment Ministry announced in early September .
The ministry was working to eliminate mongooses because they eat the island’s rare native species , including Amami rabbits .
The island is registered on the UNESCO World Natural Heritage List .
世界自然遺産の鹿児島県奄美大島で毒を持つハブへの対策として持ち込まれたものの生態系に被害を及ぼしたため捕獲が進められてきたマングースについて環境省は、3日、根絶したと宣言しました。
奄美大島のように、広い範囲にマングースが定着した後、根絶に成功するのは、世界的にも珍しいということです。
マングースは、45年前に猛毒を持つハブを減らすため奄美大島に持ち込まれましたが、国の特別天然記念物のアマミノクロウサギなどの希少な野生動物が襲われる被害が相次いだため、環境省が20年ほど前から本格的に駆除を進めてきました。
一方で、依然としてマングースが生息している沖縄本島中南部から再び侵入するおそれがあることから、今後も規模は縮小するものの定点カメラによるモニタリングや探索犬による調査などを継続していくということです。
環境省自然環境局の植田明浩局長は「根絶できたのは、地元の方々の熱意ということばに尽きる。マングースが奄美大島に入ったことによる影響、駆除、根絶にかけた人員・予算・熱量は大変なもので、人が持ち込んでいなかったらかからなかったものだ。今後、これを教訓に、全国すべての地域で外来種を『入れない・捨てない・広げない』の初期対応を徹底するよう、普及啓発を進めていきたい」と話していました
私はNHK「みんなのうた」で1979年以降に流れた「悲しきマングース」の歌が忘れられません。田中星児の歌でハブ退治で沖縄県に移入されたマングースの悲哀を歌ったものです。
♪「畑の中にうずくまるマングースのかなしみは 空の月さえわからない
インドはデカン高原を遠く離れて来たけれど ここは沖縄ハブの島♪」
写真:虫食いの葉っぱです、レースのようになっています。
人間が短絡的な考えで自然を操作するのはどうかと思います。あとで必ずしっぺ返しが来る。
一度日本に定着した外来種を駆除するのは本当に大変なこと。マングースもハブとは活動時間帯が違うので、実は全く役に立たなかったそうね。持ち込もうと考えた人もそれくらい調べないと。
マングースとハブの戦いをずいぶん前に見たことがあります。
人間の都合によってと言ってもいいでしょう。
そういうかなしい動物の話はいろいろ聞いたことがあります。