昨晩は稀有な経験をした。水戸室内管弦楽団、東京公演で standing ovation。
両の手があれば足りるくらいの回数しか足を運んだことがないので、classic 音楽の演奏会でしばしばあることなのかどうか、よくわからない。
ただ、あれは高齢と体調不良をおして指揮棒をふった小澤征爾への労いであると同時に、臨席された両陛下への敬意表明でもあったのだろうという気がする。
小澤さんは痛々しいほど、痩せていました。
両陛下が会場入りされたおりの満場総立ちの儀礼的なものでも、形式的なものでもない拍手とあわせて、あの方々の国民的人気が大変なものであることを実感しました。
演奏は、もちろん素敵でございました。
がんばってますか。
健康には、くれぐれもご留意を。
小澤征爾、76 歳。早く隠居して道楽三昧で日々過ごしたいと考える私との違いは、何なのでしょう。l
プロなんだから聴衆が誰であれ、といいたいところですが、人間だから建前通りにはいかないでしょうね。