「海行かば」の主題による変奏曲
Dans les mers se noyaient vos pères,
Sur les champs tombaient nos fils,
Ils sont tous morts pour rien dans un jihad inutile.
元の歌の歌詞は「万葉集」巻十八、「賀陸奥国出金詔書歌」から取られています。
「大伴佐伯の宿禰は常もいふごとく天皇朝守り仕へ奉ること顧みなき人どもにあれば (続日本紀)」という宣命に応えて、大伴氏の長であった家持が一族の自己意識を高らかに歌い上げた歌です。
... 海行かば 水漬く屍 山行かば 草生す屍 大君の 辺にこそ死なめ かへり見は せじと言立て... 梓弓 手に取り持ちて 剣大刀 腰に取り佩き 朝守り 夕の守りに 大王の 御門の守り 我をおきて また人はあらじ といや立て 思ひし増さる 大王の 御言の幸(さき)の 聞けば貴み