おぼえた日記

2017年9月18日(月)

コメントありがとうございます!!!
こちらに被害はなかったのですが、風の音や雨の音で全然眠れませんでした。
そして家の畑がぐちゃぐちゃ・・・|д゚)
台風恐るべし!
今朝は何事もなかったかのように晴れてました!



虚辞の ne


従属節で、接続法と一緒に出てくることが多い、あまり意味がない「ne」です。意味がない、空虚な言葉だという意味で「虚辞の ne」と呼ばれています。例えば、
##Je crains qu'il ne pleuve. (私は雨が降るのではないかと恐れている)
単語の説明:「crains」は他動詞 craindre(恐れる)の直説法現在(1人称単数)。「恐れを意味する動詞」なので、「craindre que... (...ということを恐れる)」と言う場合は que... の後ろの動詞が自動的に接続法になります。そのため「pleuvoir( [雨が] 降る)」という動詞が「pleuve」というように接続法現在(3人称単数)になっています。「il」は天候を表す表現で使う非人称の il 。


意味的には「雨が降ることを恐れている」はずなのに、日本語でも「雨が降るんじゃないかと恐れている」というように、なぜか「ない」という言葉を入れたくなってしまいます。フランス語でも、「craindre que...」など、ある種の言いまわしのあとでは、あまり意味のない「虚辞の ne 」が入りやすくなります。辞書にすべて記載されていますので、最初は個々に覚えていくしかありません。しかし、虚辞の ne の場合は、「pas」またはそれに類する言葉がなく ne 単独で出てくるため、「これは虚辞の ne だな」という勘がすぐに働くようになります。


もうひとつ例を挙げると、


  avant qu'il ne pleuve (雨が降る前に)


「avant que... (...する前に)」も、「...」の部分の動詞は接続法になると決まっています。これも「虚辞の ne 」が入りやすい表現のひとつです。
日本語でも、例えば夏目漱石など戦前の文学作品を読むと、「雨が降らない前に」という表現が出てきますが、これは「雨が降る前に」と同じ意味であり、「ない」という否定の言葉は、あまり意味がありません。


虚辞の ne を「ない」と訳してしまうと(否定の意味に取ると)、意味がまったく逆になってしまうので注意が必要です。


比較の que の後ろが「節」の場合にも、虚辞の ne が入りやすくなります。 

まりあ さん
氾濫してしまいましたかΣ(・ω・ノ)ノ!
私の家の周り、氾濫するものがないので・・・。
片付け、ご苦労様です!
2017年9月18日 20時52分
礼子 さん
大きな被害はなかったようで、何よりですね。

我が家は,前を流れる用水路が氾濫して、稲刈りが終わった田んぼから、わらが大量に流されてきて、午前中はその方付けで、汗びっしょりになりました。^^;
2017年9月18日 16時37分
コメント欄は語学を学ぶみなさんの情報共有の場です。
公序良俗に反するもの、企業の宣伝、個人情報は記載しないでください。
※コメントするにはログインが必要です。
※コメントを削除するにはこちらをご覧ください。
送信

まりあさんを
フォロー中のユーザ


この日おぼえたフレーズ

おぼえたフレーズはありません。

まりあさんの
カレンダー

まりあさんの
マイページ

???