今日から写真をミニオンシリーズにしていきたいと思います(*^-^*)
ne の単独使用(ne だけで否定を表す)
前述のように、もともと ne は英語の not に相当し、ne だけで否定を表していたため、 pas を使わないで ne だけで否定を表すというのは古い語法の名残りです。
しかし、この ne の単独使用は、特定の動詞と組み合わさると、日常会話でも頻繁に使用されます。例えば次のような動詞です。
pouvoir (~できる)
oser (あえて~する、~できる)
savoir + 間接疑問 (...かわからない)
cesser de ~ (~するのをやめる)
また、主節が否定文・疑問文の場合、関係詞節内では ne だけで否定になります。
ほかにも ne の単独使用が使われやすい表現がいくつかありますので、詳しくは辞書の ne の項目を引いて確認してください。
さて、この ne の単独使用は、前の項目で出てきた「虚辞のne」と識別することが非常に重要です。なぜなら、
虚辞の ne は、ne を省いても意味が同じため、否定ではなく「肯定」
ne の単独使用は ne だけで否定を表すため、「否定」
だからです。このように、pas がなくて ne だけの場合は、180 度意味が逆になりますので、十分な注意が必要です。
それでは、どのように見分けたらよいのでしょうか。
虚辞の ne の場合は、辞書で「ne」の項目を引くと、どのような場合に虚辞の ne を使うのかが例文とともに記載されており、それ以外のケースで虚辞の ne を使うことはありません。
それに対して、この「 ne だけで否定を表す場合」は、よく使うケースは辞書に記載されていますが、硬い文章では、辞書に記載されているケースだけで使用するとは限りません。やや文語調の表現をしたい場合は、ne だけで否定にすることができます。
ですから、辞書の「ne」の項目に記載されている「虚辞の ne 」のケースをよく読み、それに該当せずに ne を単独で使っている場合には、消去法で、この「 ne だけで否定」だと取ればよいでしょう。
精神を病み中・・・Ω\ζ°)チーン
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
フランス語も時々見せて下さい。^^