今天去了到牙医。
今天:今日
去:行く
了:(完了)
到:まで ※+場所
牙医:歯医者
過去形がないのか!?という驚きはさておき。日本語だって過去形はあるのか?
行く i-ku
行った i-tta
という風に、語幹の「行」に「く」がつくと現在、「った」がつくと過去を表すに過ぎない。行くを活用させると、
i-ka(ない)
i-ki(ます)
i-ku(。)
i-ku(とき)
i-ke(ば)
i-ke(!)
i-ko(う)
となる。語幹はみんな同じだ。日本語って簡単だなぁ(笑)。
goがwentになるほうが驚愕じゃないか?did goでいいじゃないか!と柄谷行人のモノマネもさておき。
歯科医で3年ぶりの定期健診。歯磨きにテクニックについては免許皆伝しているが、それでも磨き残しというのはある。今日も「歯周病とは何か」という基本的な質問をされた。
その答えは「顎の骨が溶ける」だ。「骨」というキーワードが出てこないと怒られる(笑)。
歯周病というと歯茎の病気だと思っている人が多いらしい。その認識でいると自分の歯のまま老後を迎えられないというのがキモなのである。
顎の骨が溶けて減っていくからそれにつられて歯茎も歯から離れていき歯がぐらつき始める。さらに骨がダメージを受ける。そうして失った骨は二度と再生しないのだ。だから歯が抜けてしまうのだ。「骨を守る」というのが歯磨きの奥義であり、虫歯予防以上に重要なのである。
さらに怖いのは骨が半分くらい無くなっても自覚症状はないそうだ。痛くもなんとも無い。虫歯と違うのはここだ。まるで放射能のようだ。そして自覚症状があったらもう遅い。だからこそ日常の歯磨きや定期的な(私は3年に一度の)歯垢除去が大切だという。
電動歯ブラシについても聞いてみた。否定はされなかったが、あくまでもブラッシング技術があって使わなければ意味が無いとか。
ブラッシング技術があれば時間短縮になる電動歯ブラシもいいといわれた。さらに「それで空いた時間を歯間ブラシにまわせるでしょ」とも。医者の頭には空き時間の使い道は歯磨きしかないのか!と驚嘆したことはさておき。
免許皆伝の私は通常の歯ブラシ(歯磨き粉は使わない!)とワンタフトブラシ、そして糸ブラシ(デンタルフロス)を使っている。なんの日記だ?という疑問もさておき、歯を大切に。