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ilyaさんの おぼえた日記 - 2013年5月24日(金)

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おぼえた日記

2013年5月24日(金)のおぼえた日記

「女学者」は毎日 1/2 づつ (1 時間程度)、聞き流しています。
効果のほどはそのうち (200 回くらい聞いたら) 報告するかも。


「十冊の本 (岩井克人, 「ヴェニスの商人の資本論」所収)」から。

あれは本当に良い時代だった。読書するのにはっきりした目標が定まっていたのだから。なにしろ、百冊読めば正真正銘の「知識人」になることができたのだから。もちろん、この場合「知識人」という肩書の前に「岩波の」という形容詞が付くのだけれど、それはその権威を高めはすれ低めることはなかったものだった。
だから、ひとは岩波の文庫本のどの一冊でも良いからその最後のペ-ジを引きちぎり、そこに印刷されていた「岩波百冊の本」という目録の中から読みおわった本の名前をひとつひとつ消していくのを秘かな楽しみにしていたものだ。当然、百分の三よりは百分の十のほうが絶対的に良く、…百分の三十五よりは百分の六十二のほうが絶対的に良かった。そこには、この分数のように一次元的な尺度で測ることのできる知識の位階性があり、その値が百分の百に近づいていけばいくほど、ひとは言葉の真の意味での「知識人」というものに近づくことができたのである。... ひとは岩波百冊の本をすべて読破して、自分の「知識人性」を実感することのできる日を夢見ていたものだった。

C'était vraiment le beau temps. On savait quels livres on devait lire pour devenir intellectuel authentifié. Bien sûr, authentifié par un simple libraire qui s'appelle Iwanami. Mais ce prédicat ne bassait pas l'autorité du titre, il la haussait au contraire.
Donc on arracha la dernière feuille de n'importe quel livre de poche d'Iwanami où les cent livres à lire sont listés. On avait du plaisir secret à éffacer des noms des livres que l'on avait lus un à un. Naturellement 10/100 était meilleur que 3/100... 62/100 était absolument meilleur que 35/100. Il y avait la règle scalaire du savoir. On devenait un intellectuel d'autant plus vrai que l'on avacait plus loin sur cette échelle... On rêvait le jour où on se sentirait un intellectuel de cent pour cent.

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