英会話タイムトライアル 第7回 動詞のあとにつづく前置詞 Sunday, December 11
say, talk, speak, tell, call について
〇私は、その件について、あとで話します
➜I will say …… とがんばってもあとが続かない
① I will talk about it with him later.
I will speak about it with him later.
●talk=speak 目の前の人としゃべる、語る、話をする that節を取らない。
☓I will talk that he …… ☓I will speak that he ……
that節をとりたいなら
② I will tell him that he will do it quickly.
➜私は彼に、それを(彼が)直ぐにやるようにと言う
② tell + 人 that節 (人)に…という ①talk (人)とおしゃべりをする
〇うそだと言ってくれ。 Tell me that it's not true.
/english/phrase/1709
●tell には真実を言うと意味があります(余談)
「その件について」「彼と」「話す」は
I talk about + こと
I talk of + こと
I speak with + 人
I speak to + 人
と言うふうに決まっている
☓say about + こと……, ☓tell with + 人, tell to + 人 はないのだ。そういう規則である
say の使い方 say 型動詞
I say to him it.
say to + 人 + こと
〇私は彼にそれをさっさとやるようにと、 言った。
I said to him that he would do it soon.
☆say to + 人 + that S’ V’…… say の使い方の標準形である
〇彼が言うにはね。……なんだって
say to 人 + こと
say to 人 + that S’ V’
が、 say の使い方の基本である。
tell の使い方、tell 型動詞
I will tell him that. S V O O 私は彼にそのことを言おう
☆第4文型 間接目的語(人目的語)、直接目的語(もの・こと目的語)
I will tell him to do it. S V O C O’ 私は彼にそれをするように言おう
☆第5文型
〇わたしは彼にそれをやれと言おう I will order to do that.
●order 命令する ●ask 頼む はtell と同じ使い方をする
tell は that節をとる
〇私は、彼がそれをするようにと言おう
I will tell him that he will do it.
call の使い方
We call him Ted. S V O C わたしは彼をテッドと呼んでいる
☆call + 人 + もの・こと
※この「人」「こと・もの」とは辞書では
call + 人 + もの・こと
call person something と書いてある
英文の基本は人間主語の文が基本である
Someone does something sometime somewhere
誰かが(主語)何かを(目的語)する(動詞)ある時(時間の副詞)ある場所で(場所の副詞)
※「もの・こと」の範囲は広い、物、事だけでなく、出来事(ごと)、事柄、現象などを含む
基本動詞の4つの型
① that節をとるのか
② すぐに「人」「もの・こと」がくるのか O O, OC
③ to や with あるいは of などの前置詞がくるのか
④ to do something 不定詞形の動詞をとるのか
☆これらは1つ1つ確認しながらこの動詞は with を取るのが基本だ、 この形容詞のあとは at あるいは about が決まりであると細かく確認しながら、辞書を引くしかない。
動詞 + A + of + B
●He took it. 彼はそれを取った、盗った。
☆米語では take は自分のものにする、盗るという意味がとても強い
●He stole it from me. 彼はそれを私から盗んだ。
stole + もの + from + 人 (起点のfromは次週に解説したいと思います)
●He robbed me of it.
●He deprived me of it.
同じ「盗む」でも rob とdeprive では
rob, deprive + 人 + of もの
●rob+目的語 + of +(代)名詞 〈人から〉〔もの・金を〕強奪する,略奪する,奪う
●Bank robbers robbed the bank (of its money). 銀行強盗たちが、その銀行を襲った
tell + 人 + こと 「(人)に~の(こと)を言う
同じような意味の inform は
inform someone of something と使えと辞書に書いてある。
動詞 + A + of B 形を考える
前置詞 of はAとBの切っても切れない関係を表す。
the top of the mountain(山の頂) the top は the mountain の一部であるという関係。
the top が話題としてとりあげられているが、 the mountain に帰属している。「出どころ」と「帰属」の関係を表すのが of です。
意味は A を B から切り離す、A を B に関連付けるという意味合い、「関係の切り離し」と「関連つけ」
「関係の切り離し」の例、強奪、剥奪
〇その男は高齢の女性から財布を奪った。
The man robbed the elderly woman of her wallet.
除去
〇清掃員たちが高速道路を片付けて、がれきを除去した。
The sanitary crew came to clear the highway of debris.
●debris がれき
「関連付け」の例、結びつけ、説得
〇この写真は私に子どものころを思い出させる。➜子どもの頃と結び付ける
The picture reminds me of my childhood.
〇あなたにご自分の最終成績をお知らせしましょう。
Let me inform you of your final score.
「説得」Aを説得してBと関連付ける
〇いったいどうやったら君に僕の無実を確信してもらえるだろうか?
How can I convince you of my innocence?
英会話タイムトライアル10月号から 次週(動詞+A+from+B)
〇いつ両親から経済的に自立しましたか?
When did you become financially independent from your parents?
/english/phrase/27046
〇私は両親から独立している(経済的に自立している)
I'm independent of my parents.
●be independent of ... この of は out of 内側から外側へ、~からという意味でとらえると、out of と from は似ている
おうちに帰る時間
びわ湖から家にかえる水鳥です。隊列を組んで、集団でかえります。どこに帰るんでしょうね。
say,speak,talk,tellの違いを例文で身につけます。
/english/ps593
このV字形の写真をとるのは案外難しいのです。とにかく速い、のと角度によってはへの字とか逆への字になったり、します。矢印になったのはラッキーでした。風鈴は最近名古屋方面に行っています。最初はずーっと新幹線でしたが、今は車で行っています。三重から名古屋に入るのですが伊勢湾岸道路は大きな吊り橋が一杯あります。名港附近ではナベツルの群れがこのV字でたくさん橋の上空を飛んでいきます。スゴイ光景を見たことがあります。シベリヤ方面から鹿児島の出水に行く途中に名古屋で羽を休めて、ここから鹿児島まで飛んで行くそうです。名古屋で鶴を見るとは思いもしませんでした。
このような隊形はミツバチとか、ツールドフランスなどの自転車の隊列と同じです。先頭の鳥が順番に交代して長い距離を飛びます。それこそ、シベリアから日本にくるのはこの様な隊形、編隊で飛びます。みんながバラバラに飛ぶより効率がいいのだと思います。
中学で習う基本動詞というのは120程あります。want, make, get, take,... まだまだあります。超基礎のこれらの動詞を完全にマスターしたいと思いました。前回は動詞+A+to+B, A+for+B でした。今回は of と from の予定でしたが、紙面の都合で from からは次週の日曜日にまとめたいと思います。
水鳥の隊列ですが、この写真の様な隊列が数十も南へ向かって飛んで行きます。総数で行けば、数千羽になると思います。南は丘陵地です。
先頭のリーダーが指揮をとっているんでしょうね。「さ、そろそろ帰るぞ!」って感じで。
皆ちゃんと並んでついて行く所がスゴイです。
不正確な記憶が分かります。 of についてもおもしろかったです。
水鳥たちの隊列 美しいです。いろいろな利点があるのでしょうね。