Biased
(偏見や先入観を抱く、バイアスがかかっている)
Biasedは、物事や人に対して偏見や先入観を持っていることを意味します。
日本語の「偏見」は一般的にネガティブな意味合いがありますが、biasedはポジティブな意味でも使われる中立的な単語です。
ネガティブな意味での「偏見」は、“prejudice”が適切です。
I might be biased but I think you should study abroad in LA.
(私の考えにはバイアスがかかってるかもしれませんが、ロスに留学するべきだと思います。)
Of course I’m biased but I thought my son’s speech was the best.
(もちろん私の意見は偏っていますが、息子のスピーチが1番良かったと思います。)
He is biased towards MacBooks because he works for Apple.
(彼はアップルで勤めているのでマックブックに対してバイアスがかかっています。)
Grad school
(大学院)
Grad schoolはgraduate schoolの略で「大学院」を意味し、アメリカ人の日常会話ではgrad schoolと略して言うのが一般的です。
Which grad school are you going to?
(どの大学院に通っているんですか?)
Do you think it’s worth it to go to grad school?
(大学院に行く価値はあると思いますか?)
I’m going to take time off work and go to grad school.
(働くのをしばらくやめて大学院に行きます。)
Along those lines
(そのようなこと)
Along those linesは「正確には違うかもしれないが、大体そのような感じだ」という意味の口語表現です。Something like thatと言い変えてもOKです。
「同じように考える」はthink along the same linesと言います。
I forgot exactly what he said but he said something along those lines.
(彼が言ったことを正確には覚えていませんが、大体そのようなことを言っていました。)
I want a design along those lines for my website.
(自分のウェブサイトをそんな感じのデザインにしたいんです。)
I was thinking along the same lines.
(私も同じように考えていました。)
Semester
(学期)
Semesterは2学期制の「学期」を表し、3学期制はtrimester、4学期制はquarterと言います。アメリカの教育機関では、いずれかの制度が敷かれています。
What classes are you taking next semester?
(次の学期はどの授業を取るの?)
Is your school a semester system or quarter system?
(あなたの学校は2学期制ですか?4学期制ですか?)
In Japan, most schools run on a trimester system.
(日本では、ほとんどの学校が3学期制です。)
Not for me
(私には合っていない)
Not for meは「自分には合わない」「自分には向いていない」という意味の表現です。職業や趣味、ライフスタイルや相性などが自分に合わない時は____ is not for meと言います。
I decided to move back to the countryside. City life is not for me.
(田舎に戻ることにしました。都会暮らしは私には向いていません。)
Working in front of a computer all day is not for me. I need to interact with people.
(コンピューターの前で1日中仕事をするのは自分に合っていません。私は人と交流してないとダメなんです。)
Skype lessons are convenient but it’s not for everyone. I prefer in person lessons.
(スカイプレッスンは便利ですが、誰にでも合うわけではありません。私は直接会ってレッスンを受ける方が好きです。)
p.s. 写真の蝉は、こんなところで鳴いていました。
木に戻れなくなってしまったのかもしれません。
『ロシアは中国の事実上の属国になったのか 2』
今回の戦争でロシアは、ウクライナの、ルガンスク州、ドネツク州、ザポリージャ州、ヘルソン州を併合しました。
しかし、これは「戦術的勝利」にすぎません。
この戦争でロシアは、国際的に孤立しました。
ロシアを公然と支持している国は、北朝鮮、シリア、ベラルーシ、エリトリアの4国だけです。
また、国際刑事裁判所からプーチンに逮捕状が出されています。
ウクライナ侵攻でプーチンは、NATO拡大を阻止しようとしました。 ところが、これまで中立だったフィンランドが加盟することで、NATOは拡大しました。 さらに、中立だったスウェーデンも加盟を目指しています。
ロシアは、「旧ソ連圏の盟主」の地位を失いました。
ウクライナ、モルドバ、ジョージアは、EUに加盟申請をしました。
アゼルバイジャンは、ロシアではなく、トルコと組んでいます。
アルメニアは、ロシアを中心とする軍事同盟CSTOを離脱する方針です。
中央アジアは、中国と「運命共同体」創設で合意しました。
そして、最大顧客だった欧州に、石油、天然ガス、石炭を売れなくなったロシアは、中国に「人民元」で輸出せざるを得なくなりました。
ロシアは、「人民元圏」に組み込まれ、中国の属国になったのです。
これらすべてのファクターを考慮すれば、ウクライナ侵攻の結果、ロシアが戦略的に敗北したことは明白と言えます。
(最近読んだ、「プーチンはすでに戦略的には負けている」より)
ロシアがそういう現状だとするとそれは予想の範囲ですね。
でも、いつ終戦の時が、なんとも気になります。
そして、また歴史は繰り返していくのでしょうね。
貴重な本の紹介ありがとうございました。
孤立してさっさと戦争をやめてほしいです。