I’m no expert(私は専門家ではない)
「私は専門家ではない」を英語で表現する場合、“I’m not an expert.”のように“I’m not ~”の形で表しますが、日常会話では“I’m no ~.”で表現することもできます。
意味は“I’m not ~”と同じですが、より口語的な響きがあり、“I’m no”の後には必ず名詞が続きます。この表現は何かについて意見を言う時の前置きフレーズとして使われることが多く、
例えば、“I’m no expert. I haven’t done any research.(私はこの件についての専門家ではないし、何も調べていません)”と言ってから自分の意見を述べます。
I’m no expert, but something doesn’t seem right.
(私は専門家ではありませんが、何かがおかしいと思います)
I’m no mechanic, but I think your battery is dead.
(私はメカニックではありませんが、バッテリーが切れているのではないでしょうか?)
I’m no doctor, but those symptoms sound pretty serious to me. You should get it checked out.
(私は医者ではありませんが、その症状はかなり深刻なようです。検査したほうがいいですよ)
Play the field(色々な人とデートする)
“play the field”は色々な人とデートしたり、付き合ったりすることを意味する口語表現です。
真剣な付き合いを求めているというよりは、複数の人と気軽にデートをする感じで、日本語の「遊び回る」に相当する表現です。
例えば、「彼は遊び回っている」は“He is playing the field.”と言います。
I don’t think he’s ready to settle down. He still wants to play the field.
(彼はまだ落ち着く準備ができていないんだと思う。彼はまだ色々な人とデートしたいんだよ)
I’m not looking for a serious relationship. I’m just playing the field.
(私は真剣な付き合いを求めているのではなく、色々な人とデートをしています)
He gave up playing the field and is in a serious relationship.
(彼は色々な人とデートをするのをやめて、真剣なお付き合いをしています)
Willing to(進んで〜やる)
“willing to”は何かをする意思があることを意味しますが、「進んで〜する」のように意欲的な意思の場合と、「気が進まないが〜する」のように消極的の意思の場合と、使う条件によってニュアンスが異なります。
例えば、海外で働く意欲がある場合、“I’m willing to work abroad.”と言います。
逆に、人から何かを頼まれたり、勧められたりした状況で、「乗り気ではないけどやってみる」のようなニュアンスで使われます。
例えば、苦手なイクラを友達から勧められた時に、“I’m not a fan of salmon roe, but I’m willing to give it a try.(イクラは苦手だけど試してみるよ)”という具合に返答します。
I’m willing to take a pay cut if I can keep working from home.
(在宅勤務を続けられるなら、減給されても構わない)
I’m always willing to pay extra for better quality and service.
(より良い品質とサービスのためなら、いつでも追加料金を払います)
I’d rather stay in L.A., but I’m willing to relocate if I have to.
(ロスに残りたいのですが、転勤しないといけないのであればしても構いません)
Settle down(身を固める)
“settle down”は「落ち着く」を意味する日常表現ですが、日本語と同様、興奮状態から落ち着く意味以外にも、結婚して身を固めたり、ある場所に定住するなど、幅広い意味合いで使われます。
例えば、「結婚して身を固める準備ができた」は“I’m ready to settle down.”、「ロスに定住することにした」は“I decided to settle down in L.A.”と言います。
I’m focussed on my career right now. I’m not ready to settle down yet.
(今は自分のキャリアに集中しています。まだ身を固める準備ができていません)
He settled down and started a family in his early thirties.
(彼は30代前半で身を固めて家庭を持ちました)
I can see myself settling down in the countryside of Japan.
(日本の田舎に定住している自分がイメージできます)
Tie down(束縛する)
直訳で「ロープなどで縛り付ける」となるこの表現は、「束縛する」を意味し、人や物事に自分の行動や時間を制限されることを表します。
例えば、「仕事に縛られる」は“tied down by one’s work.”、「時間に縛られる」は“tied down by time.”と言います。
また、この表現は恋愛においての「束縛」の意味としても使われ、「束縛されたくない」と言いたい場合は“I don’t want to be tied down.”と言います。
If I wasn’t tied down by work, I’d travel all over the world.
(仕事に縛られなければ、世界中を旅して回りたい)
I don’t want to be in a relationship that ties me down.
(束縛されるような恋愛はしたくない)
I feel tied down in my relationship, and I don’t know what to do.
(束縛されているような気がして、どうしたらいいかわからない)
p.s. 写真は新宿のホテルのクリスマスツリー
『わずか32文字だけ!「君が代」は世界一文字数の少ない国歌』
式典やスポーツイベントなどに欠かせないのが国歌です。
各国が歴史や風土などをもとにした国歌をもっており、国旗とともに、その国の象徴となっています。
日本の国歌は「君が代」ですね。「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」というシンプルながら荘厳な歌は、『古今和歌集』に収載された歌をもとにしたものです。
『ギネス世界記録』では世界最古の国歌として認定されていますが、法的に正式な国歌となったのは1999年と、意外にも最近のことなのです。
さて、この「君が代」は世界で最も文字数の少ない国歌でもあります。字余りの5・7・5・7・7、すなわち、わずか32文字でつくられています。
スペインの国歌のように、そもそも歌詞がついていない国歌もいくつかありますが、歌詞つきの国歌に限ると、「君が代」より少ない文字数の国歌は存在しないのです。
演奏すると、約1分で終わります。ヨルダンの国歌はかって40秒程度だったそうですが、現在は歌詞とメロディがついて長くなっています。
最も長いギリシャの国歌は、演奏時間は約55分もかかります。
そうした意味でも、「君が代」は異例の国歌なのです。
この間、TVで君が代の元になった、古今和歌集が紹介されていました。三の丸尚蔵館の今やっている展示の紹介の中で、古今和歌集が出てきて、君が代の歌詞どおりに書いてあって、びっくりしました。5・7・5・7・7となっているのも知らなかったですね。
都心には大きなホテルが数多くありそれぞれ飾りつけが異なるので楽しそうですね。
君が代って、五七五七七だったのですね。小学校の頃は、意味わかんないと思っていましたが、奥深いのですね。
新宿のホテルにもいいのがありますね。
私は来週は横浜のホテルとイルミネーション巡りをします。