Either way(どちらにしても〜だ)
eitherは「二つのうちどちらか一方」を意味することから、either wayは「どっちでも〜だ」や「どちらにせよ〜だ」を意味します。
「どっちでもいいよ」は“I’m fine either way. ”、「どちらにせよ、それは重要ではない」は“Either way, it’s not important. ”という具合に使われます。
ちなみに、今日の会話で使われた“It could go either way.”は「どちらに転んでもおかしくない」を意味します。
I’m fine either way. I don’t have a preference.
(どっちでもいいよ。特に好みはないから。)
Either way, it’s expensive. Let’s just fly there.
(どちらにしても高いから飛行機で行こう。)
I have no idea who’s going to win tonight. It could go either way.
(今夜は誰が勝つか全然分からない。どっちが勝ってもおかしくないよ。)
Much the same(ほぼ同じ)
much the sameは「ほとんど同じ」や「大差がない」を意味する表現で、almost the sameと同じ意味合いになります。
「私もほぼ同じです」は“I’m much the same.”といいますが、ネイティブはよく“I’m pretty much the same.”と表現します。
ちなみに、「全く同じである」はvery much the sameと言います。
I’m much the same. I hardly ever eat fast food.
(私も似たようなものです。ファストフードはほとんど食べません。)
My schedule is pretty much the same as yours.
(私のスケジュールはあなたとほぼ同じです。)
We have very much the same personality.
(私たちは性格が全く同じですね。)
Nothing like(〜とは全然違う)
nothing likeはvery different fromと似た意味合いになり、二つのものや人が全く異なることを意味します。
例えば、「発音が全然違うよ」は“It sounds nothing like that.”、「彼は全然私に似ていません」は“He looks nothing like me.”という具合に使います。
ちなみに、“There is nothing like ____.”は「〜に勝るものはない」を意味し、「〜は最高だ」と表現する時に使われる口語的な言い回しです。
日常会話では、there isを省いて“Nothing like ____.”と言うこともあります。
You look nothing like your older brother. Are you guys really siblings?
(全然お兄さんに似ていないね。本当に兄弟なの?)
Tokyo is nothing like LA. It’s a completely different kind of vibe out there.
(東京はロスとは全然違うよ。雰囲気が全く違う。)
Nothing like an ice cold beer on a hot summer day.
(夏の暑い日には、冷たいビールが最高だ。)
Pretentious(気取った)
pretentiousは「気取った」や「偉ぶった」を意味する単語です。
これはpretend(〜のふりをする)に由来する言葉で、見栄を張っている人や偉そうな態度を取っている人、まるで知識があるかのように振る舞おうとする人に対して使われます。
Don’t say things like that. It makes you sound pretentious.
(そういうこと言わない。偉そうに聞こえるよ。)
I thought he came off a bit pretentious.
(彼はちょっとお高くとまった感じの人だと思いました。)
I don’t mean to sound pretentious, but the proper pronunciation is karaoke.
(気取っているわけではありませんが、正しい発音は「カラオケ」です。)
Force(強制する)
forceが名詞で使われる場合は「力」や「エネルギー」を意味しますが、動詞として使う場合は「〜を強制する」や「無理やり〜する」を意味します。
残業を強要されたり、人がやりたくないことを無理強いするような状況で使われます。
My boss forced me to work last weekend. I didn’t even get paid for it.
(先週末は上司に無理やり働かされました。お給料ももらえませんでした。)
Don’t force the drawer open. You’re going to break it.
(引き出しを無理やり開けないで。壊れちゃうよ。)
I was full, but I forced myself to eat everything.
(お腹いっぱいでしたが、無理して全部食べました。)
p.s. 写真は散策。途中で見つけたバラの花
『おもてなし』
日本には「おもてなし」といわれる文化があります。
外国人観光客が日本に来て最も驚くのは街の清潔さや治安だと言われています。しかし、「おもてなし」の真髄はそこではありません。
例えば、レストランに入れば、夏には冷たいおしぼりと氷が入ったお水、冬には温かいお茶と温かいおしぼりが提供されます。 細やかな配慮です。
さらに、チップという概念がありません。「客の希望をできるだけ叶えようとする最高のサービスを、当たり前にすること」こそが日本独自の「おもてなし」なのです。
海外では、水は注文せねば出てこない上に、だいたい有料です。 もちろんおしぼりは出てきません。チップ制度があるため、日本のように無償でサービスをしてくれるというのはなかなかなく、 「お金を払った分だけサービスが返ってくる」文化なのです。
しかし日本では、たとえ安いホテルでも一流ホテルに引けを取らないサービスが受けられます。
「おもてなし」の起源には諸説あります。
聖徳太子が制定したと言われる17条の憲法に由来する説と「表面がない」という説です。
十七条の憲法による説は、第一条の「和を以て貴しと為す」から「以て為す」、さらに転じて「もてなす」になったというものです。
一方、「表面がない」説は、裏表がないことを指します。
つまり、目に見えないものに対しても敬意を払い、感謝し、相手のことを考えて、人に気づかれないようなところにも気を使うことです。
日本人の美しい配慮である「おもてなし」。
なんでもお金で買える現代だからこそ、お金では買えない価値はますます大事になってきます。
それが無償で提供されるのであればなおさらです。
この価値を、今一度新鮮に見つめ直してみたら良いと思います。
街がきれい、ゴミがほとんど落ちてない、ゴミ箱がない。 全てがorganized されてる。
どれ食べても美味しい。 コンビ三がアメージング
電車の中が静か&綺麗しかも地下鉄も、 接客が丁寧、
日本に住んでいて本も日本語で出版した外国人が、母国に戻って日本に戻りたいと言ってます。
何でもお金の尺度ではかる文化は現実的とは思いながらせちがらく感じます。
日本でも何かサービスを受けるときに無料かどうか最近確認してしまうことがあります。
安くしている所でサービスも行き届いているととても感謝をし、何回も利用したくなります。
明らかに人手が足りないなあと思うところもありますし。
おもてなしは聖徳太子の十七条憲法からきているのですね。お金に替えられない価値を見直したいものです。