On one’s own(一人で〜)
on one’s ownは一人で何かをすることを表す表現です。「一人暮らしをする」はlive on one’s own、「独学で身に着ける」はlearn on one’s ownと表現し、on one’s ownの前に動詞を置きます。
I watched YouTube videos, listened to podcasts and learned English on my own.
(私はYouTube動画を見たり、Podcastを聴いたりして独学で英語を身に着けました。)
I can’t do this on my own. I need your help.
(これは私一人ではできません。あなたの助けが必要です。)
I saved up money and bought a house on my own.
(お金を貯めて自分で家を買いました。)
Gosh(うわっ)
goshは驚きや不快感などを表す時に使われるGodの婉曲表現です。
Godは神様を意味することから、宗教を重んじる人に配慮した言い回しとしてgoshが使われます。
“Oh my God.”の代わりに“Oh my gosh.”と言ったり、落胆や苛立ち、または嬉しいサプライズにびっくりするようなときにgoshが使われます。
Gosh, fruits are so expensive in Japan.
(うわー、日本は果物がすごく高いね。)
Oh my gosh. It’s so muggy today. I don’t feel like doing anything.
(うわっ、今日はすごく蒸し暑い。何もする気が起きないよ。)
Gosh, you’re so lucky. I wish I could work from home too.
(うわぁ、羨ましい。私も自宅で仕事がしたいな。)
In the same boat(同じ立場にいる)
直訳で「同じ船に乗っている」となるこの表現は、みんなが同じ境遇にあることを意味します。
ここでいう同じ境遇は、困難な状況やあまり好ましくない状況など、ネガティブな状況を指します。
この表現は、「小さな船に乗って航海をする船客全員が同じリスクを背負い、同じ困難に立ち向かう」ことから由来した表現です。 相手の苦労や困難に共感し「私も同じだよ」と伝える時は、“We’re in the same boat”と表現するといいでしょう。
I know what you mean. We’re in the same boat.
(言いたいこと分かるな。私も同じだよ。)
I’m in the same boat. I’ve been really busy with work this month.
(私も同じで、今月は仕事がすごく忙しいです。)
We’re in the same boat, so stop complaining.
(みんな同じ境遇なんだから文句を言わないで。)
For all one knows(おそらく)
for all one knowsは「〜が知る限りでは」を意味し、日本語の「多分」や「おそらく」に相当する表現です。
話していることが本当かどうか確実ではないときに使われる表現で、「実際どうかは分からないけど〜だよ」といった意味合いになります。
一般的には、for all I knowまたはfor all we knowのように表します。
For all I know, he’s making a living as a YouTuber.
(彼はおそらくYouTuberとして生計を立てています。)
We don’t know what happened to her. She may still be in LA for all we know.
(彼女に何が起こったのかはわかりません。彼女はまだロスにいるかもしれません。)
I have no idea where Tom lives now. He may have moved to Japan for all I know.
(トムが今どこに住んでいるのか、私は知りません。もしかしたら彼は日本に引っ越したかもしれません。)
Hold out for(〜を期待して待つ)
hold out forは何かを期待して待つことを意味します。
一般的にnot hold out forのように否定形で使われ、「起きる可能性が低いことに対して期待はしない」といった意味合いで使われます。
If I were you, I wouldn’t hold out for the prices to go down.
(私だったら値段が下がるのを期待して待ったりしないな。)
I’m not going to hold out for a better deal. I’m just going to buy it now.
(値段が下がるのを待たずに、今すぐ買います。)
I wouldn’t hold out for it. Everything is uncertain right now.
(それには期待しません。今は全てがはっきりしているわけではないので。)
p.s. 写真は散策途中で見かけたらハロウィンディスプレイ。
『持続不可能な状態に陥る世界の水産業』
水産業は持続できない状態に陥っています。
世界の漁業水揚量は、1950年にはわずか2000万トンだったが、2022年には9100万トンへと4.6倍に増えた。それに加えて、1950年にはほとんどなかった養殖が、2022年には9440万トンにまで増え、史上初めて養殖が漁業を上回ったのです。
水産業全体の生産量は、漁業と養殖業の合計で、70年間で約9倍に増えました。
漁業水場量が増えた結果、魚の数が激減しました。 魚は自然界の中で繁殖するため、多少漁獲しても数は増える。だが、漁獲スピードが繁殖スピードを上回れば、魚の数は減少し、最終的にはその種は絶滅してしまうのです。
漁獲スピードが繁殖スピードを上回る乱獲状態にある魚種の割合は、世界全体で1974年には10%だったが、その後大きく増加し、2021年には3・8倍の37・7%にまでなった。
この割合は海域ごとの差が大きく、例えば、ペルーやチリ沖の太平洋南東部で66・7%、ヨーロッパの地中海・黒海では62・5%、日本近海を含む太平洋北西部では55・0%、西アフリカ神の大西洋中部で51・3%という状況で、世界平均よりもかなり悪いのです。
漁業は気候変動の影響も受けています。 水温が上昇し、海洋が酸性化すると、魚の生息場所が変化するため、水揚げ魚種が変わってしまいます。
日本近海でも、ブリやサワラなどの分布域が北上し、北海道でブリの漁獲量が増えた。宮城県でも、タチウオやガザミの漁獲量が増えた。 反対に、沿岸漁業では、九州治岸で磯焼けが拡大し、イセエビやアワビ等の水揚げが減少しているのです。
こうして世界の漁業は持続不可能な状態に陥り、1980年代半ばから水揚量は横ばいとなっているのです。 魚の価格が上昇するのは困りますね。
今月もお疲れ様でした👏
🍂11月もよろしくお願いいたしますm(_ _)m🍁
寿司を海外に広めてしまったのが一つの原因でしょうね。
スーパーに行くと、チリ、ノルウェー産の水産物をよく目にします。
農業もそうかもしれませんが、特に漁業は自然に生きている資源なので、気候変動の影響は大きいでしょうね。
今年はサンマを何回も食べました。
大・中・小に関係なく、どれもおいしかったです。
秋の味覚に感謝しました。
魚をよく食べるので、持続不可能な水産業は困ったものです。