Heavyweight(お酒が強い人)
heavyweightといえば、ボクシングのヘビー級を思い浮かべると思いますが、この表現は「お酒が強い人」を表すスラングです。
逆にお酒が弱い人はlightweightと表現し、日常会話では一般的に heavyweight よりも lightweight が使われるように感じます。
その他、お酒が強い人は「He can handle/hold his own (weight).」や「She can handle her alcohol.」、もしくはシンプルに「He can drink a lot.」と表すこともできます。
I can’t drink that much. I’m a lightweight.
(私はお酒はあまり飲めません。お酒に弱いです。)
I wouldn’t say I’m a big drinker but I can handle my own.
(私は大酒飲みとは言いませんが、お酒は飲めますよ。)
She’s definitely not a lightweight. She can handle her alcohol.
(彼女は決してお酒は弱くありません。かなり飲めますよ。)
Go hard(お酒をたくさん飲む)
go hard はお酒をたくさん飲むことを表す口語表現です。
特に、飲み会やパーティーなどでテキーラショットを次から次に飲んだり、ビールやワインをガバガバ飲んだりなど、大量にお酒を飲むことを表します。
ちなみに、今日の会話でネイトが使った go ham はgo hard と同じ意味合いですが、たくさん飲むことをより強調した表現で、ここ最近使われるようになったスラングです。
My coworkers were going hard at the drinking party last night.
(昨晩の飲み会で同僚たちはお酒をたくさん飲んでいました。)
I went too hard last night. I have a really bad hangover today.
(昨日は飲み過ぎた。今日は二日酔いがひどいよ。)
They just ordered some shots. They’re going ham tonight.
(彼らはショットを注文したばかりです。今夜はたくさん飲むみたいですよ。)
Asian glow(お酒を飲んで顔が赤くなる)
お酒を飲んで顔が赤くなる様子をAsian glowと表現します。
この表現は、東南アジア人の3人に1人はお酒を飲むと顔が赤くなるという調査結果がもとで生まれたと言われています。
特に差別的な意味合いはなく、アジア人以外の人に対して使うこともできます。
その他、Asian flushと表現する場合もあります。
You got the Asian glow. Your face is bright red!
(お酒を飲んで顔が赤くなってる。真っ赤だよ!)
Do you get the Asian glow when you drink?
(あなたはお酒を飲むと顔が赤くなりますか?)
My face usually doesn’t turn red when I drink but I get the Asian glow when I drink red wine.
(普段お酒を飲んでも顔は赤くなりませんが、赤ワインを飲むと顔が赤くなります。)
Hammered(泥酔)
hammered はvery drunk のより口語的な言い回しで、ベロベロに酔っ払っている様子を表します。 その他、wasted や wrecked などもよく使われます。
ちなみに、いい感じに酔っている場合はbuzzedが使われます。
John is hammered. He’s slurring and he can’t even walk straight.
(ジョンはベロベロだよ。彼はろれつが回っていないし、歩くことさえできない。)
What happened to Tony? How did he get so wasted?
(トニーどうしたの?なんであんなに酔っ払っちゃったの?)
I’m pretty buzzed right now. I’m feeling good.
(今、ほろ酔いでいい気分です。)
Let one’s hair down(リラックスする)
let one’s hair down は「くつろぐ」や「リラックスする」を意味する口語表現です。
この表現を直訳すると「髪をおろす」ですが、昔、女性は人前では髪をまとめておかなければならず、髪をおろすことができたのは自宅で一人でリラックスしている時だけだったことから、この表現が生まれたと言われています。
特に仕事をした後や忙しい1日を終えた後にゆっくり過ごすような状況で、「Let’s let our hair down and have fun.(リラックスして楽しもう)」といった具合に使われます。
It was great to see all of my coworkers let their hair down and have fun.
(同僚たちがみんなリラックスして楽しんでいるのを見れてよかったです。)
Why are you so uptight? Just let your hair down and enjoy the party.
(なんでそんなにピリピリしているの?リラックスしてパーティーを楽しみなよ。)
It’s hard for me to let my hair down at work events.
(仕事のイベントでリラックスするのは難しいです。)
p.s. 写真は戸隠神社の奥社。
戸隠神社の御本社。
「奥社」のご祭神は天の岩戸を開き、天照大神を外へ導いた天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)。 開運や心願成就、五穀豊穣のほか、岩戸を開けるほどの力持ちだったことからスポーツ必勝のご利益もあるといわれています。
片道2kmの参道の先、岩壁に沿うように社殿が建っています。
『夫婦同姓制度は昔からの「伝統」か?』
氏(姓・苗字)の歴史を見てみると、例えば源頼朝の妻は北条政子ですが、夫の氏をとって源政子とはいわれていません。
銀閣寺を建立した室町幕府八代将軍の足利義政の妻は日野富子ですし、豊臣秀吉の子である豊臣秀頼の正室(正妻)であった千姫も、江戸幕府二代将軍の徳川秀忠の娘であり、その氏は徳川でした。
江戸時代は、一般に、農民や町民といった庶民には氏(姓・苗字)の公的な場での使用は許されていませんでした。
武士や貴族など高い身分の人々は、氏で出自を表していて、女性が婚姻して夫の家に入っても、生家の氏は捨てず、夫婦は別姓でした。
夫婦は同氏として、その例外を許さないことになったのは明治時代の話ですので、夫婦同姓制度が日本の昔からの「伝統」とはいえないのです。
しかも、選択的なのに・・・。自民議員の中でも、
たった20名くらいの議員しか反対していないと聞きましたが。
夫婦同姓制度となったのはやや最近のことなのですね。
平安時代は、かよい婚だそうですから、女性は生家の影響が、強く名字をそ
のまま名乗ったのか もしれませんね。まあそれも身分の高い人ならでは、という事でしょう。
かなり怖いかも。…