◇ラジオ英会話 2023.10.26&11.2 L139 知識④:表現するのが難しい知識
★潜在的可能性のcan、現在形の恒久的な心理・習慣、法則のwill
It can get very cold at night there.
My boss can be stubborn at times.
That can’t be right.
Humans are social animals.
Time is money.
Beavers build dams.
One plus two is three.
I jog every morning.
Accidents will happen.
Problems will arise.
My sister will talk for hours.
My dad would often take us fishing.
エモリさん、もう北海道では紅葉が始まっていますよ。
Mr. Emori, the leaves are changing color already in Hokkaido.
そのようですね。どうでしょう、近いうちに北海道旅行をするというのは?
I heard. How about taking a trip there soon?
北海道のどの辺りに?
Where in Hokkaido?
そうですねぇ…稚内(わっかない)?
Maybe…Wakkanai?
「ワカンナイ」ですって?わからないのですか?
Wakanni? You don’t know?
なかなか面白いジョークですね。
私は「ワカンナイ」じゃなくて、「ワッカナイ」と言ったんですよ。
Very funny. I said “Wakkanai,” not wakannai.
あら、そうなんですか。私にはどちらも同じ様に聞こえるわ。
それで、稚内の天気はどうかしら?
Oh, I see. They sound similar to me. How’s the weather in Wakkanai?
晴れていますが、現地の夜は冷え込みが激しくなることもありますよ。
暖かいジャケットとセーターを持っていったほうがいいです。
It’s sunny, but it can get very cold at night there.
You should bring a warm jacket and a sweater.
わかりました、もともと秋用の新しいジャケットを1着買いたいと思っていましたし。
Ok, I wanted to buy a new jacket for autumn anyway.
だったら、問題ないですね。
That works out well, then.
◎Typical Expressions
そこでは夜、とても寒くなることがあります。
It can get very cold at night there.
私の上司は時折頑固になることがある。
My boss can be stubborn at times.
それが正しいわけがない。
That can’t be right.
人間は社会的動物です。
Humans are social animals.
時は金なり
Time is money.
ビーバーはダムを作る。
Beavers build dams.
1足す2は3
One plus two is three.
私は毎朝ジョギングします。
I jog every morning.
事故は起こるものです。
Accidents will happen.
問題は起こるものです。
Problems will arise.
私の妹は何時間も話します。
My sister will talk for hours.
父はよく私たちを釣りに連れて行ってくれました。
My dad would often take us fishing.
◎Typical Expressions in Action
階段を下りるのを気をつけて。雨が降るとかなり滑りやすくなることがあるから。
Be careful going down the stairs. They can get pretty slippery when it rains.
犬は素晴らしいペットになりますよ。
Dogs make great pets.
私の母は、毎週末に農産物直売所に連れて行ってくれたものです。
My mother would take me to the farmer’s market every weekend.
◇フランス語 応用編 Leçon7 jeudi 2 novembre
Le français du XVIIe au XVIIIe siècle 1
17世紀から18世紀にかけてのフランス語について1
フランス文化の威信について
Est-ce que le prestige de la culture française en Europe a décliné après le règne de Louis XIV ?
On ne peut pas vraiment dire cela puisqu'après la période dite ≪classique » qui a vu apparaître des géants comme Corneille, Racine, Molière ou Blaise Pascal, une nouvelle génération d'auteurs va bientôt se faire connaître sur tout le continent européen. Au XVIIIe siècle, le mouvement scientifique et philosophique des Lumières touche toute l'Europe mais les auteurs français restent les plus appréciés : Frédéric II invite Voltaire en Prusse et Catherine II invite Diderot en Russie. Ils sont reçus avec tous les honneurs et ils sont traités comme des hommes d'État. Le prestige de Voltaire est tellement grand que certains appellent le français ≪la langue de Voltaire » plutôt que ≪la langue de Molière ». L'engouement pour la langue française est alors à son comble. En 1783, l'Académie royale des Sciences et des Belles- Lettres de Berlin organise un concours philosophique sur le thème de l'universalité du français, sur les causes de celle-ci et son avenir. Le concours est remporté ex æquo par Johann Christoph Schwab, un philosophe allemand, et Antoine de Rivarol, disciple de Voltaire, dont le Discours sur l'universalité de la langue française est resté célèbre jusqu'à aujourd'hui. On y trouve notamment la fameuse citation : « Ce qui n'est pas clair n'est pas français. ≫
ヨーロッパでのフランス文化の威信は、ルイ14世の治世のあと衰えたのでしょうか?
全くそうだともいえません。というのも、いわゆる「古典主義時代」にはコルネイユやラシーヌ、モリエール、ブレーズ・パスカルといった巨匠が現れましたが、そのあとで、新たな世代の著述家たちがヨーロッパ大陸全体にまもなく知られるようになるからです。18世紀には啓蒙主義の科学や哲学の運動がヨーロッパ全体に及びましたが、フランスの作家たちが依然として最も評価されました。フリードリヒ2世はヴォルテールをプロイセンに招き、エカテリーナ2世はディドロをロシアに招きました。彼らは盛大に歓迎され、 (大物) 政治家のようにもてなされました。ヴォルテールの威信は大変に大きかったため、フランス語を「モリエールのことば」ではなく、「ヴォルテールのことば」と呼ぶ人がいるほどでした。フランス語に対するブームは、そのころに頂点に達しました。1783年にベルリン王立科学文芸アカデミーは、フランス語の普遍性、その理由、その将来についての哲学的コンクールを催しました。コンクールはドイツ人哲学者ヨハン・クリストフ・シュワブと、ヴォルテールの弟子であるアントワーヌ・ド・リヴァロールが同列1位で勝利を収めました。リヴァロールの『フランス語の普遍性について』は、今日に至るまで依然として有名です。なかでも、そこには「明晰ならざるものはフランス語にあらず」といった有名な引用句があります。
☆今回の応用編はかなり難しいですが、今日のレッスンで注目したのは、パスカルをはじめとした「古典主義時代」の巨匠たちでした。パスカルの著書である「パンセ」は受験の時に学んだ程度ですが、ネットで検索してみると、「パンセ」には数多くの忘れがたい名言やイメージが溢れていることを思い出しました。有名なところでは「考える葦」「賭け」「クレオパトラの鼻」などがあります。「パンセ」をそのまま読むのは大変ですが、『寝るまえ5分のパスカル「パンセ」入門』あたりを読んでみたいと思いました。
ヴォルテール原作『キャンディード』レナード・バーンスタインのオペラ、佐渡裕さんプロデュースを約10年前に観ました。期待し過ぎたせいか少々退屈でした。オーチャードホールでも開催されました。
原作は私には難解で途中でギブアップ。
寝る前の5分間読書は、簡単で素敵な方法なので実行したいですが…習慣化できれば素晴らしいと思います。
確かに難しい内容ですが、世界中に広まったフランス語の背景には、巨匠たちの英知があったのですね。今日、ユーラシア大陸の東にある島国日本でもその方々の思想や言葉は受け継がれているので、あらためて素晴らしい影響力だと思いました。
フランスの歴史と文化に深く入りつつありますね。
寝る前の5分間読書、おすすめです。
「ちりも積もれば山となる」の格言通りですね。