◇英語で読む戦国武将列伝 ~武将のストーリーを読んで英語で語ろう
其の三十二蒲生氏郷
Gamo Katahide the lord of Hino Castle in Omi province, allied himself with Oda Nobunaga in the march on Kyoto in 1568. As an expression of his loyalty, Katahide offered his son Ujisato as a hostage to Nobunaga. Nobunaga was so taken with the potential that Ujisato displayed that he allowed Ujisato to marry his daughter. Ujisato diligently served Nobunaga in several successful military campaigns.
近江国日野城主の蒲生賢秀は、1568年(永禄11年) に京へ行軍する織田信長に従いました。忠誠を示すため、賢秀は息子の氏郷を人質として信長に差し出します。信長は氏郷が示した才気に感銘を受け、彼を自分の娘と結婚させました。信長のいくつもの勝ち戦で、氏郷は懸命に貢献しました。
After Nobunaga's death Ujisato dedicated himself to the service of Toyotomi Hideyoshi. In 1585 Ujisato converted to Christianity, taking the Christian name Leão. However, when Hideyoshi began his anti-Christian edicts, Ujisato lost his zeal for Christianity.
信長の死後、氏郷は豊臣秀吉に仕えることに専心します。1585年(天正13年)、氏 郷はキリスト教に改宗し、レオンという洗礼名を名乗りました。しかし、秀吉がキリシタン弾圧を始めると、氏郷はキリスト教の活動を控えるようになります。
Ujisato's contribution to Hideyoshi included the campaign across northernmost Honshu that completed Hideyoshi's unification of the country. For his service, Hideyoshi gave him massive fiefs, making him one of Japan's Five Great Daimya,
秀吉が天下統一を成就させた東北地方への侵攻も、氏郷の秀吉への貢献に含まれま す。その功績により、秀吉は氏郷に莫大な領地を与え、彼は日本で五指に入る大大名 となりました。
In addition to his military skills, Ujisato was one of the Seven Great Disciples of tea master Sen no Rikyu and is known as an excellent example of one who pursued the arts of war and the arts of peace: poetry and the tea ceremony.
戦の才に加えて、茶人・千利休の7人の高弟「利休七哲」のひとりでもあった氏郷 は、戦時の武芸と詩歌や茶の湯といった平時の芸術を追求した「文武両道」の好例として知られています。
Ujisato fell ill while in the Kyushu headquarters for Hideyoshi's invasions of Korea. He died in Kyoto in 1595.
氏郷は、秀吉が朝鮮出兵のために築いた九州の本陣(名護屋城)で病に倒れます。 1595年(文禄4年) に京で死去しました。
☆氏郷が商業に力を入れて作った松阪は、その後発展し、商人の町として繁栄しました。氏郷は「松阪開府の祖」として今も人々に敬われ、「氏郷まつり」などの行事が行われています。
◇フランス語 応用編 Leçon7 dimanche 12 novembre
◎表現の鍵
1.se faire + 不定詞
使役構文が再帰代名詞を伴っており、人が主語となる場合が多い
① 不定詞が自動詞の場合 「自分で~する、自分をさせる」
Je me suis fait bronzer. 私は日焼けした。
② 不定詞が他動詞で、 再帰代名詞のse が不定詞の直接目的語の場合 「~させる、してもらう、される」
Je me suis fait renverser par une voiture. 私は車にはねられた。
*動作主を表す場合は par~ を使う。
③不定詞が他動詞で、その次に直接目的語がくる場合 「~を・・・させる、してもらう」
Il s'est fait lire un livre. 彼は本を読んでもらった。
彼女は手術をしてもらった。 (手術する : opérer)
Elle s'est fait opérer.
私はバッグを盗まれた。
Je me suis fait voler mon sac.
*この文の主語は受け身のような意味を表して、迷惑や被害を被ったというニュアンスの文になる
◇フランス語 応用編 Leçon8
◎表現の鍵
1. faire de BA 「BをAにする」
Il a fait de son neveu son héritier. 彼は甥を相続人にした。
*類似表現で、具体的なものを作る場合は faire A avec B 「BでAを作る」。
On fait du pain avec de la farine. 小麦粉でパンを作る。
私たちはこの子を弁護士にするつもりです。
Nous ferons de cet enfant un avocat.
*faire は単純未来に。 (弁護士: avocat)
2. pour rien本文では「いわれもなく(わけもなく)」他の使い方として
「ただで」 Il a eu ce terrain pour rien.
彼はこの土地をただ同然で手に入れた。
「無駄に」 Je ne veux pas mourir pour rien.
私は無駄に死にたくない。
国連は無駄に存在するわけではない。 (国連 ONU)
L'ONU n'existe pas pour rien.
☆比叡山のハイキングコースでは少しずつ紅葉が始まっていました。そしてところどころ石仏が並んでいます。今回その一部を歩いた千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)は、滋賀県と京都府にまたがる比叡山山内で行われる、天台宗の回峰行の一つで、満行者は「北嶺大先達大行満大阿闍梨」と称されるそうです。千日回峰行のコース、次回は別ルートにチャレンジしてみたいと思いました。
比叡山のハイキングコースは「修行の道」の一部だったのですね。回峰行という名から想像すると山中峰々を千日かけて修業するのでしょうか。比叡山で修業された僧侶は多くの宗派をつくりだすほど優秀な方々ばかりですから大変な修行だったのでしょう。
紅葉がさらに深まってることでしょうね。一気に冬の気温です。
蒲生氏郷は現在の会津鶴ヶ城の基礎を築いてもいます。
蒲生氏郷については名前を知っているだけでしたが、英語で知ることが出来て良かったです。
比叡山、今、紅葉が進んでいるようですね。
そこを歩く素晴らしい企画です。
4年前に琵琶湖を通って京都に着く予定でした。
今は信長の入京ルートではなく、別のルートでと考えています。