おぼえた日記

2024年5月17日(金)

   Elementary school
      (小学校)
 「小学校」は、アメリカ英語では elementary school、イギリス英語では primary schoolと言います。
 また、アメリカでは「中学校」を middle schoolまたは junior high school、「高校」を high schoolと言うのに対して、イギリスでは、それら2つに相当する「中学校」を secondary schoolと言います。
 アメリカ英語では junior high schoolを略して junior highと言うのが一般的です。

I’ve been friends with Andrew since elementary school.
  (アンドリューとは小学校以来の友達です。)
I played baseball when I was in middle school.
  (中学生の時は野球をやっていました。)
Are you from around here? Which high school did you go to?
  (この辺で育ったんですか?どの高校に行ったんですか?)


    Running start
      (有利なスタートを切る)
 Running startは本来、陸上や体操競技などにおけるスタート前の助走を指しますが、日常会話では、「有利なスタートを切る」ことを意味します。
 アメリカでは、成績優秀な学生は高校在学中に大学の授業を受けることができ、その制度を Running start programと言います。

You should get a running start before you jump off.
  (飛び降りる前に助走した方がいいよ。)
Our business is off to a running start!
  (我々のビジネスは幸先のいいスタートを切っています。)
I was in a running start program and took college classes when I was a senior.
  (高校3年生の時、飛び級制度で大学の授業を受けていました。)


    Say again?
     (もう一度言ってくれる?)
 「Say again?」は、相手の言ったことが聞き取れなかった時や理解できなかった時に使われる表現で、「Can you say that again?」の砕けた言い方です。
 「Can you repeat that again?(もう一度繰り返してくれますか?)」も同じ意味ですが、「Say again?」には友達同士などで使われるカジュアルな響きがあります。

Say again? Sorry, I couldn’t hear you because of the noise in the back.
  (もう一回言ってくれる?ごめん、後ろの雑音のせいで聞こえなかった。)
Say again? I didn’t catch what you said.
  (もう一回言ってくれる?聞き取れなかった。)
Say again? The line is breaking up.
  (もう一回言ってくれる?回線の調子が悪くて。)


    -schooler
     (学校の生徒)
 -schoolerは、小学校、中学校、そして高校の生徒を指す口語的な表現です。
小学生はelementary-schooler、中学生は middle-schooler、高校生は high-schoolerと言います。
 「私は学生です」を「I’m a schooler」のように、 schoolerのみで使うことはできません。
またこの表現は、小学生、中学生、高校生全般を指す表現のため、「私は高校生です」を 「I’m a high-schooler」と言うのは違和感があります。

What is it like teaching elementary-schoolers?
  (小学生を教えるってどんな感じですか?)
I hear that most middle-schoolers have smart phones these days.
  (最近はほとんどの中学生がスマートフォンを持っているらしいね。)
Do high-schoolers in your country have part-time jobs?
  (あなたの国では高校生はアルバイトをしますか?)


    Hold back
     (留年する)
 進級に必要な単位が取れず、留年することを表す口語的な表現が hold backです。日常会話では be held backまたは get held backの形式でよく使われます。

I failed all of my classes and was held back a year.
  (単位を全て落として1年留年しました。)
You’d better get your act together. You’re going to get held back again.
  (しっかりしないとまた留年するよ。)
How many times can you get held back in high school?
  (高校では何回留年できるの?)


 p.s. 写真は武藤(のちに三淵)嘉子、田中(のちに中田)正子、久米愛の3人が女性で初めて高等文官司法試験に合格した時の祝賀会。主催は明治大学女子部。昭和13年。


   『朝ドラ 虎に翼』
  三淵嘉子「私の歩んだ裁判官の道」より。

 司法科試験に合格すれば、男性は裁判官や検察官に進む道もあったが、当時は女性は弁護士にしかなれなかった。
武藤嘉子たち三人は、弁護士の見習い(弁護士試補)として、東京の法律事務所で一年半の修習をした。昼休みには三人が毎日のように丸ビルのレストランに集まって情報交換をしたり、お堀端を散歩したりして、互いを知り敬愛するようになった。
修習を終えて昭和15(1940)年12月に三人は弁護士になり、引き続き東京の事務所で働いた。しかし、だんだん戦争が激しくなり、弁護士の仕事は激減した。
 
 私から見ると父親のようなオジサン方の多い弁護士試補の修習は心が重かった。 
討論の場で若い小娘が年輩の男性の自尊心を傷つけるような議論ははばかられ、遠慮しながらの発言で常に欲求不満が胸にたまっていた。
 二次世界大戦が終わり、男女平等を宣言した日本国憲法が公布された。 嘉子は、弟、夫、母と父を亡くし、幼い芳武をかかえて生活していかなければならなかった。 嘉子はこう書いている。「それまでのお嬢さん芸のような甘えた気持から真剣に生きるための職業を考えたとき、私は弁護士より裁判官になりたいと思った。 昭和13年に受験した、司法科試験の受験生の控え室に、掲示してあった、司法官試補の採用の告示に、『ただし、日本帝国男子に限る』とあったのが忘れられなかったのである。」
   (続きます)

昔は女性の職業は限られてましたね。
昔はスポーツでも、マラソンやサッカーは考えられませんでした。
2024年5月17日 19時58分
ぴのみ さん
朝ドラの虎に翼、毎日見ています。ちょうど日本が戦争にむかう直前、これからどんな試練が待ち構えているのか、辛い場面となってゆきますね。
2024年5月17日 13時49分
peko さん
立派な女性がいたものですね。 能力があるのに、余計なことで足を引っ張られて、大変だったことでしょう。
2024年5月17日 13時13分
pretty naoko さん
戦前にこいう方がいらしたという事が驚きです。
優秀だった方は結構知っていますが、結局はある特定の仕事につくしかなかったですね。
そして多くは家庭の主婦に。
お仕事を持ってもかなりの重圧に苦しんだと思います。
そして、ある程度の条件がそろってないと大変だったと思います。
2024年5月17日 9時30分
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