A solid(少なくとも )
Solidは本来「個体」を意味する単語ですが、日常会話では様々な意味を持つスラングです。
会話では、「少なくとも〜」や「まるまる〜」のように、合計の数などを強調する意味で使われています。 時間を表す時に使われることが多く、例えば、ロスからラスベガスまで車で行くと最低4時間はかかることを 「It takes a solid four hours.」と言うことができます。
a solid____の他に、 a good____も同じ意味合いで使われます。
It took me a solid hour to get here. There was so much traffic.
(渋滞があまりにもひどくて、ここに来るのにまるまる1時間かかったよ。)
We were walking for a solid 30 minutes in this heat. We were drenched with sweat.
(私たちはこの暑さの中、少なくとも30分は歩いていました。みんな汗だくでした。)
I slept a good 10 hours last night. I feel refreshed.
(昨晩は、まるまる10時間寝てスッキリしたよ。)
Twirl(くるくる回す)
バトンや旗をくるくると回したり、ダンサーがステージでくるくると回る動きを twirlと言います。速いスピードで回す(回る)ニュアンスがあります。
How do you twirl a pencil around your finger?
(どうやって指の周りで鉛筆を回転させるの?)
She tends to twirl her hair when she’s nervous.
(彼女は緊張すると髪の毛をくるくる回しがちです。)
When my dad is thinking about something, he always twirls his mustache.
(父は考え事をしている時に必ず口ひげをひねり回す。)
Get back to (〜に戻る)
Get back toは状況によって様々な意味を持つフレーズですが、「〜に戻る」が根本的な意味となります。 今日の会話でケンが言った Getting back to Europe(ヨーロッパの話に戻るけど)は、脱線した話を元に戻す意味で使われています。
その他、人に返事をしたり、折り返し連絡をする際にも使われます。
Getting back to what we were talking about, where should we travel to this summer?
(話を戻すけど、今年の夏はどこを旅行しようか?)
Getting back to what you said, when are you planning on coming to Japan?
(あなたがさっき言っていたことに話を戻すと、いつ日本に来る予定ですか?)
Let me give it some thought and get back to you by tomorrow.
(少し考えて明日返事をするよ。)
Sort of (ちょっと、〜みたいな)
Sort ofは kind ofと同じ意味を持ち、何かを説明する時に「〜のような」や「〜みたいな感じ」など、“それらしい様”を表現する場合に用いられます。 例えば、カエルの肉を食べたことのない友達にカエルの味を説明する時には 「It tastes sort of like chicken.(鶏肉のような味がします)」と言うことができます。
Have you been to Kanazawa? It’s sort of like Kyoto.
(金沢に行ったことはありますか?京都みたいな場所ですよ。)
Try this beer. It tastes sort of like grapefruit.
(このビールを飲んでみな。グレープフルーツみたいな味がする。)
Las Vegas is sort of like an amusement park for adults.
(ラスベガスは大人の遊園地のような場所です。)
In a row (連続して)
Rowは「列」を意味し、何かが立て続けに起こることをin a rowと表現します。
例えば、友達とじゃんけんをして3回連続して勝った場合、「I won 3 times in a row.」と言うことができます。Consecutivelyと同じ意味ですが、in a rowの方が口語的な表現です。
I went to the gym three days in a row.
(3日続けてジムへ行きました。)
He won the golf tournament three years in a row.
(彼はゴルフトーナメントで3年連続、優勝を飾りました。)
I lost to him 5 games in a row. He’s too good at bowling.
(彼に5ゲーム連続で負けたよ。彼はボーリングがうますぎる。)
p.s. 写真は皇室みやび展より
『双鶏置物』
大正5年 木;漆塗、蒔絵 重文
等身大に近い雌雄の鶏を蒔絵で表した置物です。制作のために実際の鶏を入手して参考にしました。湿り気を帯びた鶏冠や艶のある柔らかそうなは、蒔絵粉の色や大きさ、蒔き方を工夫して表現しています。
ヒノキ材で1組の雄鶏と雌鶏を彫刻し、蒔絵で装飾し、大正天皇の即位を祝う「大礼奉祝品」として華族が献上した。 雌雄の鶏は慶事におめでたいモチーフとして選ばれた。
大正4年(1915)の大礼を奉祝して公家出身の華族一同より献上されました。
作品展に行くと、みいってしまいますね。
sort of like 便利そうだけれども、思いつかない表現ですね。 やはり、インプットも大事ですね。
硯箱や文箱に多く細工されてます。