おぼえた日記

2024年6月14日(金)


   Book(予約する )

 Bookはホテルやレストラン、飛行機の座席などを「予約する」ことを表し、Make a reservationより口語的なニュアンスがあります。
 Bookの意味は本来、「本」ですが、予約表(book)に予約を書き込むことから「予約する」という意味に派生しました。日本でもよく使われる「ダブルブッキング」という表現も、そこから派生しています。
 しかし人と会うために予約をとりつけることはmake an appointmentと言い、bookは使えないので気をつけましょう。

I didn’t book a room yet. I’ll do it tonight.
  (ホテルの予約はまだしていません。今夜します。)
I booked a table for six at eight tonight.
  (今夜8時に6名で予約を入れました。)
I booked my flight to Hawaii. I’m so excited!
  (ハワイ行きの航空券を予約しました。とても楽しみです!)


  That’s how cheap it was(それだけ安かったんです)

 「That is how…it was.」は、何かを強調する時に使われる表現です。
例えば今回の会話でディアナは、インドで予約したホテルが5ドルだったことを伝えた後に、「That’s how cheap it was.(それだけ安かったの)」と言い、宿泊費がいかに安かったかを強調しています。
 「That’s how hot it was.(それだけ暑かったんです)」や、 「That’s how tired I was.(それだけ疲れていたんです)」のように、形容詞を入れ替えて、あらゆる意味の文章を作ることができます。

My fingers were getting numb. That’s how cold it was.
  (指の感覚がなくなってきたんだ。それくらい寒かったんだよね。)
The train workers were pushing people into the train. That’s how crowded it was.
  (駅員が乗客を電車内に押し込んでいました。それだけ混んでいたんです。)
She fell asleep while she was talking. That’s how tired she was.
  (彼女は話しながら寝落ちしたんだ。それだけ疲れてたんだよ。)


    Sketchy (怪しい)

 Sketchyは「怪しい」を意味する口語的な表現で、主に、怪しげで危険を感じるような場所や人物を表す場合に用いられます。
 例えば、新宿の歌舞伎町は日本人でなくとも怪しい雰囲気が漂っていることが分かりますが、そんな時にsketchyはピッタリの表現です。

This area looks pretty sketchy. Are you sure it’s safe to walk around here?
  (この辺、結構怪しい雰囲気だよ。本当にこの辺を歩き回って大丈夫?)
There’s a sketchy looking guy over there. Do you see him?
  (あそこに怪しげな男がいるんだけど見える?)
Do you think this place is legit? It seems kind of sketchy to me.
  (このお店、大丈夫だと思う?怪しい感じがするんだけど。)


    Swear(本当に〜だ)

 Swearは、本来「誓う」という意味の単語ですが、日常会話では「誓う」と言うより、友達との会話で自分の主張が真実であることを強調して「本当に〜だよ!」や「本当に〜してないよ!」と言う時に用いられるカジュアルな表現です。
 特に自分の発言が疑われているような状況で使われます。今日の会話でディアナは、 「We could’ve sworn we were gonna get killed.」と言いますが、これは「本当に殺されるかと思った」ということを意味します。

I swear I got a perfect score on the TOEIC test. Do you want me to show it to you?
  (本当にTOEICで満点を取ったんだ。見せようか?)
I swear I don’t have your cell phone. You probably left it at the last restaurant.
  (君の携帯なんて本当に持ってないって。多分、最後に行ったレストランに忘れてきたんだよ。)
I could’ve sworn I gave you the flash drive. Are you sure don’t have it?
  (フラッシュドライブを絶対あなたに渡したはずなんだけど、本当に持ってない?)


    Scar(傷跡になる)

 Scarは本来、「傷跡」を意味する単語で、手術やケガなどによる肉体的な傷跡だけでなく、虐待などによる精神的な傷跡を指す場合にも使われます。
 動詞として使う場合は基本的にbe scarredの形をとります。例えば、今日の会話でディアナは、「my dad is scarred for life.」と言いますが、これは、インドで恐ろしい経験をした父親は「一生、心に傷を負っている」ということを表しています。

You’d better go to the hospital. That’s going to scar.
  (病院に行った方がいい。傷が残るよ。)
After that traumatic incident, he might be scarred for life.
  (あの衝撃的な出来事は、彼の心に一生、傷跡として残るかもしれない。)
What you said left her emotionally scarred.
  (あなたの一言が、彼女の心に傷を残しました。)


  p.s. 写真は垂直水平錯視


 『垂直水平錯視』を示すために、19世紀に好んで用いられたのが、シルクハットの高さである。左の絵のシルクハットは、幅(AとB)よりも高さ(CからD)があるように見えるが、実際には逆である。この絵は、最初に「流行新聞」に掲載され、その後1890年に「ラ・ナチュール」誌に再録されたもの。
 
 このような錯視が生じる理由として、私たちが日常接している外界の特性が関係している、とする仮説があります。 
 最近の研究によると、世界にはそもそも縦に長いモノのほうが多く(木や建物を想像してください)、またそれが網膜に投影されたときには、かなり短くなることがあります。
 たとえば、遠くへ延びる道路が目の前にあるという状況を考えてみましょう。
 そのとき、網膜上に投影されたセンターラインの長さは、とても短い可能性があります。 
広々とした平原の一本道であれば、そのセンターラインは、何キロメートルにも渡っているかもしれません。 しかし網膜上では、投影されている他のパターン(たとえば手前にある横断歩道の横線)より短いかしれません。
 センターラインに限らず、木やビルのように、垂直方向に長いモノは、このような状況を引き起こす可能性が高いと考えられます。 
 脳の視覚システムは、「垂直なものは、実際はもっと長いはずだ」という推論を瞬時にして行い、それが垂直線の長さを過大視させているのかもしれません。


ぴのみ さん
私もどうみてもシルクハットの高さ(CからD)の方が長く見えます。人は思い込みで判断してしまっていることがよくありますね。
今日はかなり暑くなりました。エアコンを上手に使って熱中症には気をつけたいです。
2024年6月14日 16時42分
pretty naoko さん
私は簡単に錯覚に陥りやすいです。
素直にDCの方が長く見えました。
見て推測するのは難しいですね。
2024年6月14日 14時55分
90度回転してみると、ABが長く感じます。

今日は梅雨が明けたような青空ですね。日影を求めて歩くようでしょう。
2024年6月14日 13時22分
peko さん
どう見ても、CDの長さのほうが長く見えますが違うのですね。実際に定規を当ててみてびっくりしました。 目の錯覚って、不思議ですね。
2024年6月14日 12時48分
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