Read something
(見抜く / 読み取る)
“Read”は、本や新聞などを「読む」という意味の単語ですが、その根本的な意味合いは、何かを「理解」することを指します。 なのでreadは、物事の本質を見抜いたり、人が本当は何を考えているのかを読み取る、という意味でも使われます。
その他、周囲の状況をしっかりと把握し、その場の空気を読むことを“read between the lines”と表現します。
It’s hard to read his expression. I can never tell how he’s really feeling.
(彼の表情を読み取るのは難しい。彼が実際どう思っているのか分からない。)
You can tell if someone’s lying by reading their eyes.
(目を見れば、相手が嘘をついているかどうか見抜くことができます。)
You have to learn to read between the lines.
(その場の空気を読めるようにならないと。)
Abhor
(ひどく嫌う)
人や物に対して激しい嫌悪感を抱くことを“abhor”と言います。
特に暴力や差別など、不道徳な行為に対する嫌悪感を示すニュアンスがあります。
しかし、仕事や運動など、ごく日常的な出来事が嫌でたまらないという場合にも使われることがあり、hateより多少フォーマルな響きがあります。
I abhor any form of racism.
(私はいかなる人種差別も憎んでいます。)
I love my job but I abhor my boss. I can’t stand his arrogance.
(仕事は大好きなんですが、上司が嫌でたまりません。彼の横柄な態度には耐えられません。)
His wife abhors gambling but he still does it behind her back.
(彼の妻はギャンブルをひどく嫌っていますが、それでも彼は妻に内緒でやっています。)
In a lot of ways
(いろんな意味で)
“in a lot of ways”は、「いろんな意味で」や「いろいろな点で」を表す日常表現で、漠然とした理由や要因を述べたい時に使われます。 “In many ways”も同じ意味です。
He’s helped me out in a lot of ways.
(彼はいろんな意味で私を助けてくれました。)
It was a great experience in a lot of ways.
(いろんな意味で良い経験になりました。)
In a lot of ways, it’s tough being the oldest in the family.
(長男はいろんな意味で大変だよ。)
No matter what
(何があっても)
“No matter what”は「たとえ何があろうと」を意味する表現です。
No matter what happens(たとえ何が起こっても)、 No matter what anyone says(誰が何と言おうと)、 No matter what I do(たとえ私が何をやっても)はよく耳にする決まり文句です。 その他、 No matter who(たとえ誰であっても)、 No matter where(どこへ行っても)、 No matter when(いつ〜しても)、 No matter how(どんなに〜であろうとも)のように、 what以外に who、where、when、howを使った表現もできます。
No matter what happens, don’t give up!
(何があっても諦めるな!)
Follow your heart no matter what anyone says.
(誰が何と言おうと、自分の気持ちに従いなさい。)
No matter how hard I try, I can’t do it.
(どんなに頑張っても、私にはできません。)
Hug it out
(仲直りをする)
“Hug it out”は、ハグして(抱き合って)仲直りすることを表し、実際にハグをすることがポイントです。 アメリカでは、ハグは相手を許す行為でもあり、この表現は恋人同士だけでなく、友達や家族などがケンカの仲直りをする状況でも用いられます。
ケンカをしている2人に 「Hug it out.(ハグして仲直りしなよ)」という感じで使います。
Apologize to each other and hug it out.
(互いに謝って、仲直りしなよ。)
I’m really sorry. Let’s hug it out.
(本当にごめん。ハグして仲直りしよう。)
Tom and Steve hugged it out. They’re on good terms now.
(トムとスティーブはハグして仲直りして、今はもう仲良くしているよ。)
p.s.写真は散策途中で見つけた桜、5五分咲きぐらいかな。
『無職の父のせいで婚期を逃し、約20歳差で結婚… 紫式部の家系とは?』
名前も生没年もわからない、謎めいた女性・紫式部。
いったいどんな女性だったのだろうか? 家系としては、道長と同じ藤原北家でありつつも地位としては落ちぶれていた傍流。 しかし、系譜をよく探っていくと、紀貫之や平清盛など著名な人物との興味深い縁も見えてきます。
紫式部とは、なんとも「謎めいた女性」なのでしょうか。 宮廷内の女性たちを虜にした『源氏物語』の作者でありながら、その人物像を記す記録は、自著以外、実に少ないのです。
まずもって、名前さえ不明です(香子だと指摘する向きもある)。 生年も没年も、どこで亡くなったのかも定かではない。
当時は女性の名が記録されることが少なかったとはいえ、残念。
身近なところでわかっていることといえば、父が式部丞だった藤原為時で、母は中納言・藤原為信の娘(名は不明)。惟規(のぶのり)という名の兄あるいは弟と、これまた名前は不明ながらも姉がいたこと。
さらに、山城守・藤原宣孝と結ばれて、賢子という名の娘を生んだということぐらいだろうか。
父が無職であったその間に婚期を迎えていた式部。 その結婚が遅れたというのも、妻の実家の地位を重んじる当時の風潮からしてみれば、当然とも思えるような状況であった。
親子ほども歳の差(20歳ほど)のある藤原宣孝からの求婚を受け入れたのも、彼女の置かれていた立場からみれば、むしろ幸運だったというべきかもしれないですね。
彼女が記した『紫式部日記』なる書によって、パトロンとなった藤原道長や、彼女が仕えていた道長の長女・彰子を取り巻く女房たちとの関係性を通じて推察するしか術がないのです。
また、よく語られるところとして、彼女を宮中へと引き込んだ道長とは、同じ藤原北家でありながらも、「式部の系統とは格差があり過ぎる」という事です。
道長が北家の祖・房前から冬嗣や良房を経て道長へとつながる華やかりし嫡流であったのに対し、式部の父は傍流の出自。 権勢を誇った嫡流の面々とは違って、傍流ともなると、同じ北家とはいえ、悲哀を舐めることが多かったでしょう。
今、放映中の大河ドラマも楽しみが増します。
どの世界でも主流と亜流とではハッキリとした違いが出てきますね。
今日も少し肌寒いですね。立川を流れる残堀川:全長が約1.4kmの緑道に約250本のソメイヨシノ桜も咲き出しました。