Weird
(変な)
アメリカ人は日常会話で「変な~」と言う時に、 Odd、Strange、Weirdの3つをよく使います。 この3つの単語はほぼ区別なく使われますが、細かなニュアンスの違いは「変」と思う度合いになります。 Oddは驚きの気持ちが最も低い時、 Strangeはかなり驚いている時、そして Weirdは驚きの気持ちが最も強い時に使われます。
また、Weirdにはどちらかと言うとネガティブなニュアンスがあり、「奇妙さ」や「不気味さ」を表します。
Why are you acting so weird? Is everything OK?
(どうしてそんな変な態度を取っているの?大丈夫?)
That’s weird. Why is the front door open? I’m positive I locked it before I left.
(変だな。なんで玄関のドアが開いているんだろう。家を出る前に絶対鍵をかけたはずなのに。)
I have this weird feeling that something happened to him.
(彼に何かが起こったんじゃないかな。嫌な予感がする。)
(It) doesn’t seem right
(何かおかしい気がする)
何か様子がおかしいと思う時や、違和感を感じる時に「(It) doesn’t seem right.」を使います。 この表現は、「何かがおかしい」「間違っている」と断言するのではなく、「何かがおかしい気がする」と、少し控えめなニュアンスがあります。
肯定文は「It seems right.」で、「正しい気がする」という意味になります。
Did you look over the sales report? It doesn’t seem right. I think the numbers are off.
(報告書に目を通しました?何か間違っているような気がするんですよね。数字が合ってないと思います。)
It might just be me but something just doesn’t seem right.
(私の気のせいかもしれませんが、何かがおかしい気がします。)
That seems right. I paid about the same amount for my tablet.
(その価格は妥当な気がします。私のタブレットも同じくらいでした。)
From that time forward
(それ以来)
「あの時以来」や「それ以来」を表すフレーズがFrom that time forwardです。
他にも、From that moment forward(その瞬間から)や From that day forward(その日以来)のように表現することもできます。
日常会話では From that time onもよく使われ、意味と使い方は他の表現と同じです。
From that time forward, I decided to study English.
(あの時以来、英語を勉強すると決心しました。)
From that day forward, I never spoke to her.
(あの日以来、彼女とは一度も口をききませんでした。)
I got terrible food poisoning from eating raw oysters and from that time on, I stopped eating them.
(生牡蠣を食べてひどい食中毒になったので、それ以来食べていません。)
Stain
(〜に染みをつける)
シャツにコーヒーをこぼしたり、カーペットに赤ワインをこぼしたりして染みをつけることをStainと言います。
「I stained my shirt.(シャツに染みがついた)」のように動詞として使うことも、 「Coffee stain(コーヒーの染み)」のように名詞として使うこともできます。
I spilled coffee and stained my shirt.
(コーヒーをこぼしてシャツに染みをつけた。)
You have a stain on your dress shirt.
(ワイシャツに染みがついているよ。)
How do you get rid of red wine stains?
(どうやって赤ワインの染みを取るの?)
Hop on
(飛び乗る)
Hopは本来ピョンピョンと軽く飛ぶことを意味することから、何かに飛び乗ることを Hop onと言います。 この表現は、電車やバス、タクシーや飛行機に乗る時に使われることが多く、 get onと言い換えることができます。
I hopped on the train and went to Kyoto.
(電車に飛び乗り京都へ行きました。)
Just hop on the taxi and get off at Shinjuku station. I’ll be waiting at the west exit.
(タクシーに乗って新宿駅で降りてください。私は西口で待っています。)
You should hop on the freeway. It’s faster.
(高速道路に乗った方が早いですよ。)
p.s. 写真は国宝の土偶5体。
『土偶』
国宝に指定されているのは、『縄文の女神』『中空ちゅうくう土偶』『合掌がっしょう土偶』『縄文のビーナス』『仮面の女神』。知っているようで知らない国宝土偶の魅力に迫ってみましょう。
土偶は古代の日本で作られた粘土製の人形です。 これらの人形は、主に弥生時代(紀元前3世紀から紀元3世紀ごろ)に作られました。土偶は埋葬時の道具や祈りの対象として使用されたと考えられています。
弥生時代の土偶は、独特の形状をしており、顔や身体の特徴が単純化されています。 一般的には女性の姿を模して作られており、胸や腰、腹部などが強調されています。 また、顔には目や鼻、口があるものもありますが、表現は抽象的であり、リアリティを追求したものではありません。
土偶は主に埋葬時に土器とともに埋められたり、住居の柱や井戸のそばに祭祀されたりするなど、様々な場面で使用されました。 その目的や意味については諸説ありますが、一般的には生殖や豊穣、そして宗教的な儀式に関連すると考えられています。
土側はほとんどが欠損して発掘されますが、それを払いの呪術と見るのが、現在、主流の解釈となっています。
現在までに出土している土偶は大半が何らかの形で破損しており、故意に壊したと思われるものも多いのです、特に、脚部の一方のみを故意に破壊した例が多い。 そのため、祭祀などの際に破壊し、災厄などを祓うことを目的に作成されたという説が主流になっているのです。
本当のところは縄文人に訊かないとわかりませんが。
病などを籠めるのは、夏越の祓のヒトガタと同じです。 しかし、土側の場合は割って解放します。病んだ身体の部分を壊すことで、痛みをもたらす悪鬼などをそこから解き放つ。
抹殺ではなく、解放するのです。 厄や穢れを滅しないのが、日本的な方法なのです。
国宝を見ることができてよかったです。
大きな大きな遮光器土偶をモチーフにした駅にも行きました。
東北は謎をかかえたスポットも多いですね。
まさに、これ、私のことです。 呼吸困難に陥りました。 牡蛎、大好物だったのに、恐ろしくて、食べられません( ノД`)シクシク…。
なるほど、欠けているのはいるのは祓いの呪術だったのですね。古いだけに、単なる破損かと思っていました。
遮光器土偶の足が見つかっていれば国宝指定でしたね。