過去分詞の性数の一致(avoir + p.p. の場合)
avoir + p.p. の場合は、直接目的(OD)が動詞よりも前にくる場合のみ、OD に性数を一致します。
例えば、次の文をベースに考えてみます。
J'ai acheté des livres. (私は数冊の本を買った)
「ai」は助動詞 avoir の現在(1人称単数)。「acheté」は他動詞「acheter(買う)」の過去分詞(p.p.)。「avoir + p.p.」で複合過去です。「des」は不定冠詞の複数で「いくつかの」。「livre(本)」は男性名詞で、複数形で「livres」になっています。
文の要素で分けると、「J'」が主語(S)、「ai acheté」が動詞(V)、「des livres」が直接目的(OD)です。普通の第3文型です。
さて、上の「des livres」を英語の it のように「それ」と置き換えてみましょう。英語の「it」は、フランス語では人称代名詞の 3 人称で表現します。男性複数の場合は「les」となります。
人称代名詞の直接目的・間接目的は、動詞の前に置きますので、「ai acheté」の前に移動します。
このとき、「OD が動詞よりも前」にくると、OD に性数を一致し、
Je les ai achetés.
というように、男性複数の「les」に合わせて、過去分詞「acheté」に男性複数の「s」がつきます。
過去分詞は形容詞と同様に変化します(男性複数は「s」、女性単数は「e」、女性複数は「es」がつきます)。
こうした「人称代名詞の直接目的・間接目的」の場合だけでなく、「関係代名詞 que」を使った場合も、直接目的(OD)が動詞よりも前にきます。先行詞= OD の場合に「関係代名詞 que」を使うからです(詳しくは関係代名詞のページで説明します)。例えば
des livres que j'ai achetés (私が買った本)
の場合、先行詞の「des livres」が「ai acheté」の OD となっているため、男性複数の「des livres」に合わせて、過去分詞「acheté」に男性複数の「s」がついています。
過去分詞が形容詞と同じように一致するのは、過去分詞が形容詞のようにイメージされているからだといえます。
この例では、
des livres achetés (買った本)
のようにイメージされていると言えるでしょう。
はぁ~勉強(´・д・`)ヤダーーー
なんで普通の勉強って楽しくないんだろ?
フランス語を勉強なさっているのですね。
大学の第2外国語でとりましたが、すっかり忘れてしまっています。もっとも随分昔ですが。
普通の勉強って楽しくない? そうかもね。 一種、義務感みたいなところがあるから・。
時々息抜きするといいよ。
でも、ゴガクルには「あの時勉強しとけばよかった~!!!」って思っている人いっぱいおるよ。私もその一人。(笑) コメ返いらないよ!