2010年10月アーカイブ

羽田国際線ターミナルオープン

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今日、羽田の国際線ターミナルが開業し、4本目の滑走路も運用が開始されました。

みなさんは、羽田空港が、まだ東京の空の玄関(国際空港)だった頃には

生まれていらっしゃらなかったかもしれませんね。

私は、今は亡き父が、会社の海外出張で羽田からアメリカにジャンボ機で

飛び立つのを見送りに行った時の記憶が頭に残っています。

実際、私が初めて渡米することになった時には、成田空港が建築されていて、

成田と羽田で「内際分離」がなされた後でしたから、羽田から国際線を

利用したことはないのですが、再び羽田空港から、深夜早朝便に限られていますが、

国際線が就航するのは、頻繁に海外に出張される方には、「至便の羽田便」という

ことになるのでしょう。

羽田空港の国際線ターミナルが開場し、最初の国際線が就航するのは31日からですが、

来年2月20日までに、羽田と世界の17都市が結ばれる予定になっています。

確かに便利になると実感される方が多いでしょう。

しかし、深夜早朝便に発着が限られていることで、羽田空港の発着可能時間とのかねあいで、

多くの海外の航空会社は、羽田への就航に消極的な感じがしてなりません。

私がよく利用するアメリカ系の航空会社の関係者に話を聞くと、ネックは、

機体を遊ばせておく余裕がないということと、深夜便がどれだけ利用されるのだろうか

という2つの点が問題になっているようです。

多くの飛行機は、空港に到着し、すぐ整備・清掃をして、ターンリターンで目的地に

出発していきます。成田のように、同じ航空会社で多くの便が行き来している場合は、

飛行機の到着に合わせて、同機材であれば、スケジュール優先で、機体のやりくりが

できるのですが、羽田では、成田ほどのフレキシビリティはないような気がします。

4本目の滑走路の運用が始まり、プッシュバックからテイクオフ、ランディングからゲートへの

時間はどうなるのかにも興味があります。

日本からロサンゼルスに飛ぶ場合、すべてその日のフライトスケジュールによるのですが、

管制官とコックピットの交信を聞いていて、「25R」というLAXの滑走路への着陸指示を聞くと、

今日は、ランディングからゲートまで早いなと嬉しくなるのですが、そうでない場合も多く、

やはりゲートまでの時間が気になってしまいます。私がせっかちなだけでしょうか?

アメリカにいたころは、月末のハロウィーン(最近は、日本でもポピュラーになってきましたね。)

が終わると、もう来月のサンクスギビングは目の前で、あっという間にクリスマスです。

今年のクリスマス、ロサンゼルスに行こうと考えていたのですが、中島みゆきさんの

TOURが3年ぶりにあり、年末を飾る福岡公演にも行ってみたく困っています。

コンサートチケットが取れるのか以前に、ロスから福岡に27日の公演に間に合うように

到着するには、成田便利用の場合は、ロサンゼルスを25日午前に出発するしかなく、

クリスマスは機中でになってしまいます。今回の羽田空港の国際線ターミナル開業で、

羽田を経由することにすると、ロサンゼルスを現地26日早朝に出発し、羽田に27日朝に

着いて、その足で福岡へというオプションが生まれるようです。

確かにオプションは広がり、羽田は東京から近いものの、

早朝深夜便には、レッドアイ・フライトがイメージがあり、フライトを楽しめるのだろうか

という不安もあります。楽しむより、体を休めること優先すればいいのかもしれませんが。

羽田―ロサンゼルス便は、エコノミーとビジネスの2クラスと聞いて、快適な睡眠こそ

サービス?と思ってしまいました。

 

てっぱん 1: 響

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9月27日から始まった朝の連続テレビ「てっぱん」ご覧になっていらっしゃいますか?

「ゲゲゲの女房」の視聴率は、右肩上がり最終回23.6%を記録し、2週間前に

語学番組と同様、年度後半の番組として始まりました。

出勤の準備をしながら、連続テレビを見て、家を出るのですが、

今日の番組を見ながら、心が、じーんときました。

主人公の村上あかりが、養子であることを知り、自ら親として

育ててくれた養父と養母への恩返しがしたくて、尾道で就職することにこだわり、

自分が高校3年間打ち込んできた吹奏楽部の最後の定期演奏会をすっぽかし、

就職面接に行くことにしたところから今日の番組が始まりました。

3年間の集大成である尾道一高の定期演奏会が、あかりなしで進む中、

あかりの面接も進みます。

面接を終えて、あかりは定期演奏会の会場に向かいます。

会場の外に着くと、場内では最後の演奏曲である威風堂々の演奏が

クライマックスを迎え、場内の拍手の渦を感じながら、自らも会場の外で

拍手を送るあかりの表情とその演出は絶品でした。

定期演奏会の会場には、響という定期演奏会の大きな看板が掲げられていました。

響の漢字を2つに分けると、郷と音、漢和辞典では私の思うような、響の由来には

なりませんでしたが、郷里を醸し出す音色が、響になったという新しい解釈は、

どうかなと、今日の番組を見て思ってしまいました、

 

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