成田のラウンジで、これからニューオリンズへと書いてから、不思議なことが2つありました。
私にとって、ワシントンダレス空港での入国審査、税関検査は初めてでした。
これだけ日本とアメリカを往復しているのに、今まで最初の入国地は
シアトル、サンフランシスコ、シカゴ、ロサンゼルス、ハワイに限られていました。
ダレス空港到着前に、ワシントンで降りる人と乗り継ぎ便のある人は、それぞれ
黄色のラインと紫のラインに沿って歩いて下さいというアナウンスがありました。
私にとっては非常にconfusingなアナウンスでした。
なぜかといえば、今までの空港では、到着地で降りる人も乗り継ぎがある人も
同じ所で入国審査と税関検査を受けていたからです。
英語では、Home or TransferかArrival or Transferだったと思います。
ワシントンダレス空港では、降機する人たちは、メインターミナルで入国審査と税関検査
を受けるためにバスで移動、乗り継ぎのある人は、国際線ターミナルで入国審査と
税関検査を受けるのです。私は、なにか英語では分かったけれど、げせない気持があり、
飛行機から出る時に、そばにいたアメリカのパスポートを持っていた乗客に念押しをすると、
答えは、"Follow the purple line!"でした。
そこで、紫のラインに沿って、入国審査場jに向かうと、私の前に立っていたのは、
親しくさせていただいている東京の大学の飯野先生でした。
「機外に出る時に、気づいて名前を呼んだんですよ。」と言われ、いかに私が
国外ではアウト・オブ・マインドなのか再認識させられました。
とはいえ、なぜ同じ飛行機の中で、お互いがバッティングしなかった
のかなと考えました。
成田の出発の前に、私はラウンジを利用するのですが、
私が使うアメリカ系の航空会社より同じマイルグループの日系の航空会社の
ラウンジの方が充実しているので、ゲートの距離に関わらず、そちらに
お世話になるからかもしれません。
彼はアッパーデッキに座っていて、私は1階に座っていたのも
大きな原因なのですが。
飯野先生は同僚の先生と一緒にブラジルに行く途中でした。
私は、それから久しぶりに、X線の荷物チェックを受けることになり、
本当にニューオリンズ便に乗れるのか?と思うほど、時間が
タイトになっていきました。
そうしてやっと国内線ターミナルに辿り着いたら、また別jの再会が
待っていたのです。