2010年9月アーカイブ

大西順子ライブ

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ゴガクルのサイトの読者の方で、大西順子氏が分かる方と分からない方、

どちらが多いかなと考えると、間違いなく、分からない!という方では?と

思います。

大西順子氏は、高校卒業後、アメリカのバークレー音楽院をトップで卒業された

ジャズピアニストです。デビュー以来、私は氏の力強い演奏に感激し、気づいたら、

とりわけ東京、名古屋の公演の追っかけをしていました。

その大西氏が、10年ほど前、突然、ステージから姿を消されました。

そんな頃、最後に演奏を拝聴したのは、名古屋の公演だった記憶がします。

当時の中日新聞の文化事業部のO氏の話の中に、ひょっとすると、

今後しばらくは?と思わせるキーワードがありました。

それから、本当にしばらく、大西氏の名前を見聞きすることはなかったのですが、

昨年、『楽興の時』がリリースされ、今年は、『バロック』をrリリースされました。

そして、今日、『バロック』の凱旋公演と言ってもいい公演が、東京の渋谷で

開催されました。

10年余のブランクにもかかわらず、渋谷のホールは満席ででした。

『バロック』のレコーディングを担当した多くのミュージシャンが、この日ために

渋谷に結集していました。ロビーには、ユナイテッド航空のバーナーが、

One Night Showのためにアメリカから駆けつけたミュージシャンの足を

提供したのでしょう。

コンサートは、この10年の静寂の間、大西氏がさらなる成長を遂げていることを

見せてくれるものでした。大西氏を除くメンバー、金管3人、ベース2人、

ドラム、パーカッションの7名は、全員ジャズの名手でした。

2時間の演奏中、開演から、びっくりするほどのハイテンションで演奏されていた

ドラムのハーリン・ライリー氏の手がつるというハプングが起こりました。

即興音楽たるジャズの素晴らしさを、大西氏の新たな出発としてお誘いした、

知人で文化施設の取締役の益子氏も感じ取っていただいたようです。

ライリー氏が、手がつってステージを一時抜けられようとする時に、

バトンを引き継ぐドラマーが登場したのにも、びっくりさせられました。

コミュニケーションの1手法

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昨日、赤坂にある赤坂レッドシアターという劇場で、

春風亭昇太師匠の独演会があるので、初めての劇場に足を運びました。

友人と劇場で落ち合う約束をして、劇場に向かうと、ホテルの地階の劇場でした。

劇場の地上の入り口の横には、アメリカ的なオープンな飲食店があり、

外のベンチで、いろいろな国の人が楽しくくつろいでいました。

Happy Hourの真最中でした。

18時半開場、19時開演で、劇場の入り口のスタッフの方に、

「地下で飲み物が飲めたりするところがありますか?」と尋ねると

「ありません。」という答えだっだので、久しぶりにHappy Hourを開演前に

楽しんで劇場に入ろうと、友人にもそのバーでと連絡して、友人の到着を待ちました。

友人が到着して、お互い飲み物を楽しんで、開演15分前に劇場に足を踏み入れると、

本当にびっくりしました。

ステージで昇太師匠が、レコードをかけているのです。

私が行ったのは、楽日だったのですが、

昇太師匠が、「これだけ小さい小屋なので、初めからいてみたらと、

思って初日からしている。」と話されるのを聞きながら、Happy Hourなんか

楽しんでいないで、早くから劇場に下りてくればよかったと後悔しました。

とはいうものの、昇太師匠の観客サービスの心意気を目の当たりにできた幸せを

感じることができた夜でした。

偶然?縁?

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空港で搭乗を待っていると、突然声をかけられました。びっくりしました。

友人の守屋社長でした。ビジネスで日本全国はもちろん海外を飛び歩いている

社長と、偶然にも空港でバッティングするとは。

とはいえ、私は今までも、ファッション評論家・映画評論家のS氏、コーンスターチ会社の

K氏、アメリカのトップ映像学部の一つである女性Dean、日本で大規模な美容チェーンを

展開する親族のT氏と、移動中に再会することがありました。

守屋社長は、ビジネスマンゆえ、私を含め、フレンドリーに対応されますが、

なかなか誰でも、いざとなると、そのように自然に対応できるかなと思うことが

しばしばです。

みなさんは、偶然の再会、無難に対応されていますか?

 

 

あしたをつかめ

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今晩の「あしたをつかめ」は、関西国際空港でグランドスタッフをされている

市原千恵さんの奮闘が紹介されていました。

成田、関空は海外へのゲートウェイとして、頻繁に利用していますが、

また一つ勉強になりました。

日本の国内線では、あまりありませんが、国際線とアメリカの国内線の場合、

必ずドアが閉まる前に、空港のグランドのエージェントが、

"This is final destination check. This is flight .... On behalf of ground crew,

thank you flying ....."というアナウンスをし、ドアがクローズされます。

みなさんが航空券をお求めになるのは、旅行代理店が主なのかもしれませんが、

ウェブや電話で、航空会社から直接おお求めになられる方も多いと思います。

電話で予約される方の場合、飛行機で出発するまでに、多くの方の場合、

予約のエージェント、チェックインカウンター・ゲートのエージェント、そして機内のFA(CA)

とお話になり、目的地に向かわれることになると思います。

この他にも、グランドマーシャルやメカニック、清掃のクルー、バゲッジハンドラーなど

さまざまな職種の人々、管制官に支えられているのですが、多くの人がフライトの良し悪し

を決める一番の判断材料は、フライト中の体験が一番大きいような気がします。

しかし、今晩の「あしたをつかめ」の市原さんの「ゲートコントローラー」の奮闘ぶりを見ながら、

先日、アメリカに行った知人が、あと数秒遅かったら、成田行きに乗り遅れそうになったのを、

グラウンドエージェントに救われたという話を思い出しました。

 

 

日本にもLCC

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LCCとは、みなさんお分かりのように、Low Cost Carrierの略ですが、

アメリカでも、さまざまなLLCが、誕生しては消えて行きました。

今のアメリカを代表するLLCといえば、Southwest Airlinesですが、

アメリカに行くたびに、空港のSouthwestのターミナルの前に、

長い列ができているのを見ながら、Southwestは長続きしているなと感心しています。

全日空も、Southwestの成功をモデルに、LLCへの参入を発表したように思います。

日本に、LLCは根付くのでしょうか?

アメリカで移動と言えば、車と飛行機、飛行機は日常の足として使われています。

その店では、日本の電車の感覚で搭乗していると考えてよいでしょう。

とはいえ、日本でも、そのような感覚で、搭乗されているサラリーマンの方は、

多いと思います。

先週末の金曜日、羽田から夜に移動する機会があり、こんなに金曜日の夜の

最終便の時間は羽田空港は混雑するのだと初めて認識しました。

機長のアナウンスで、「金曜日で、各地への最終便が重なっている時間なので、

 離陸の順番は6番目です。」というアナウンスを聞きながら、新幹線同様、

金曜日の混雑はすごいのだなと改めて思いました。

国内線はともかく、海外の旅で、飛行機内のサービスは、すべて有料というシステムは、

バックパッカーの旅行者には問題ないでしょうが、それ以外の人達、とりわけ、中年以上の

方々にどう受け入れられるのでしょうか?

海外に行く際には、ちょっとリッチな気持ち楽しみないなと私は思ってしまいます。

大学生やバックパッカーを楽しむ方々には、LCCは最適かもしれませんが、

子育ても終わり、また二人の時間を持てるようになった中高年のご夫妻には、

必ずしも向いていないような気がします。

「ビジネスクラスやファーストクラスで、ご夫妻で飛行機を楽しんでいらっしゃるのを

見ると微笑ましく感じる。」と友人で国際線パーサーの天崎さんの言葉が思い出されました。

スターバックスの成功の秘訣は、「手が届く贅沢」がベースだったとよく言われます。

映画「You Got a Mail」のワンシーン、メグ・ライアン氏が、スターバックスで注文する

シーンが思い出されます。

日本版LCCは、スターバックスのように「手に届く贅沢」を海外旅行にもたらしてくれるのでしょうか?

皆さんは、どうお思いですか?

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