昨日、ルース駐日米大使が、東日本大震災が起こってから2度目の被災地訪問を
されました。今朝、名古屋駅で買った各誌の扱いがずいぶん違うのでびっくりしました。
各誌が報道しているわけではなかったのです。
東日本大震災で、JETプログラムを通じて日本に来ていたアメリカ人英語教師の
アメリカ人のモンティ・ディクソンさん(当時26歳)とテイラー・アンダーソンさん(当時24歳)
が犠牲になり、今回の訪問では、ルース大使は、ディクソンさんが教えていた
陸前高田市立米崎小学校を訪問し、ディクソンさんの生前の様子を
校長から聞かれ、約30名の5年生に
"I hope, when you get older, you will come to the United States."
と話しかけ、全員と握手。
その後、大船渡市では、アメリカのNPOである
「オールハンズボランティア」の活動に参加し、ハンマーを手に店舗の解体作業に汗を
流し、アメリカの救援チームと行動を共にした消防署を訪問。
最後に、大槌市に移動し、市長と懇談し、県立大槌高校で、避難民の皆さんと
炊き出しのバーベキューを食べて交流され帰京。
今日のTHE DAILY YOMIURIの2面の記事、The Japan Timesの2面の写真と記事、
毎日新聞の1面の写真と記事の3つを合わせ読んで、初めて、訪問の詳細が
わかりました。The Japan Timesは、生徒とのふれあいの写真を、
毎日新聞は、「オールハンズボランティア」の活動に汗を流す写真を、
掲載しています。生徒との笑顔、真剣に作業に取り組むルース駐日大使
の顔を見ながら、日本よりボランティアが根付いているアメリカを日本で代表する
顔だなとつくづく思いました。