La Rochefoucauld の 「箴言集 (Maximes)」 を拾い読みしている。などと偉そうなことがいえるようになったのは、この 5 ヶ月の ゴガクル を通じた学習によるところが大きい。
それ以前、仏文は学習の対象であって、享楽の対象ではなかったように思う。
特に作文することで文章の読み方が変る (書くことを意識して読むようになる) というのは、英語でも独語でもそういう訓練はしなかったから、目から鱗、であった。
さて、いつになったら作文を楽しめるようになることやら。
A La Rochefoucauld :
Il y a des gens qui se plaignent que personne n'avait reconnu leur valeur. Ils font mieux de se demander si le monde les mieux comprenne qu'eux-mêmes.
自分は誰からも理解されぬと嘆く人間は、一度彼らの誤解こそが正解かもしれぬと疑ってみた方がよい。
1. 蒼星 さんのため息。もっと浪漫的なものを期待していました。
2. この出生譚。私の頁への comment として埋もれさせるのは、もったいないような気がします。
3.“目から鱗”。そういわれればそうですね、意識していませんでした。