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私とアメリカの「昨日・今日・明日」
Ryo

英語とアメリカとのつきあいは、これからも続きますが、本当に思えば遠くに来たものです。私の体験を皆さんの明日に活かしてください。
 

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私とアメリカの「昨日・今日・明日」

2014年5月15日 (木)

「すごいMake Upですね。」の衝撃
今日は、神戸空港から東京への移動でした。
全日空の414便で、羽田空港に向かう時の話です。
東京からの413便が、14分の延着で、普通、その分、出発が遅れるのですが、
モニターには、定刻の文字が。
ラウンジを出て、搭乗口に向かうと、突然、定刻17時25分の表示の横に、
17時35分(管制指示)のような表示が現われました。
間髪を入れず、ゲートエージェントからのアナウンス、
「羽田空港混雑のため、出発は17時35分になります。」
金曜日の夕刻の移動の忙しさは、羽田空港も、東京駅も同じです。
仕方ないと思いつつ待ち、搭乗しました。
ところが、35分になっても、機内で、地上係員が行き来し、
出発の様子が全く見えませんでした。
実は、414便も最終便の416便も満席で、空席待ちの受付もありませんでした。
そういうこともあるのかなと思っていました。
搭乗マイル数が、200万マイルを越えている私にとっては、ある程度わかるのですが、
神戸空港のテイクオフのスロットは、ワイドオープンですが、
羽田のランディングスロットは、タイトです。
結局、定刻から30分遅れて、414便はゲートを離れました。
窓の下には、全日空のグランドクルーが、行っていらっしゃいと機体に手を振っていました。
機内の窓から、よく見られる光景でしたが、普通は、グランドマーシャルと牽引車のドライバー
のことが多く、機上の皆さんの目に触れていればと思っていました。
414便の定刻の到着時間は、18時45分で、30分出発が遅れるとすると、
普通、到着時間も、その分遅れると普通考えてしまいます。
アメリカ行き、ヨーロッパ行の国際線のように、10時間を越えることの多いフライトでは、
コックピットクルー、とりわけ機長、の手腕で、出発の遅れを取り戻すことができますが、
1時間とちょっとのフライトで、30分の遅れはと思っていました。
ところが、テイクオフすると、機長から定刻から10分遅れでの到着のアナウンスが流れました。
414便は、18時50分羽田空港の第1ターミナル側(日本航空サイド)の滑走路に
タッチダウン。ああ、また長いタクシーだなと、なぜなら、全日空が離発着する
第2ターミナルと、日本航空が離発着する第1ターミナルには、距離があるのです、
モノレール羽田線でお分かりのように、駅が違うのです。
ゲートが、72番とメインから離れたゲートだったのが幸いしたのか、
ゲートに、18時55分に着きました。
30分遅れてテイクオフしたにもかかわらず、定刻(ETA)より10分の延着。
すばらしいという気持ちを表そうと、飛行機を降りる際に、パーサー(芦原さん?)に
「すごいMake Upですね。」とお礼のつもりで言ったら、
パーサーの顔がこわばり、びっくりしました。
まるで、「なんで、私のメイクについて、何でもなり乗客のあなたから言われないの。」
とでもおっしゃりたいように。
飛行機の搭乗マイル数が、200万マイルを越えている私と、パーサMake UPの
意味の違いがあったかもと、しみじみ感じました。
羽田からの国際線で頑張る全日空の皆さんを含めて、Make UPの意味、再考して
もらえるとうれいしいなと思いながら、羽田を後にしました。
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