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私とアメリカの「昨日・今日・明日」
Ryo

英語とアメリカとのつきあいは、これからも続きますが、本当に思えば遠くに来たものです。私の体験を皆さんの明日に活かしてください。
 

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私とアメリカの「昨日・今日・明日」

2009年4月15日 (水)

Sherry Hour

今年の夏からアメリカに留学される方も多いと思います。夢見たアメリカの大学・大学院留学まで

あと3ヶ月程になり、胸躍らせていらっしゃる頃でしょうか。アメリカでの生活を充実させるには、

まず友人作りが重要です。大学・大学院の先生との関係ももちろん重要ですが。

どうしたら友人ができるか?という問いに、これが秘策というものはないのですが、秘訣はあると

思います。アメリカ人も人さまざまですが、例えば、スポーツの話(ベースボール、アメリカンフット

ボール、バスケットボールなど)や映画の話、食べ物の話など、お互いに関心のあるものが

あると話も弾み、友人を作りやすいと思います。また金曜日の夕方、学生たちが開くTGIF

の飲み会やBYOBのパーティなどに取り合えず顔を出すのも一つの方法かもしれません。

一緒にスポーツ観戦や映画を見に行ったりするところまでこぎつければ順調です。

今、世界一の大親友と言っているアレックスとの友情がここまで深まったのはなぜかと考えると、

いくつかのポイントがあるような気がします。まず最初は、Sherry Hourでした。

カフェテリアで同じテーブルに座るようになってからしばらくしたある木曜日、夕食を食べている

時に、アレックスが、テーブルの面々に、「夜の勉強が終わったら、軽く飲まないか?」と

尋ねてきました。「いいね。どこで?」と聞き返すと、「僕の部屋にシェリー酒とビールがあるから、

何かつまみを持ってきて。」と答えて、彼はテーブルを後にしました。

これがSherry Hourの第一回となりました。それからしばらく何回か不定期に、アレックスの部屋に

集まって、シェリー酒やビールを飲みながら、話すうちに友人の輪が広がっていきました。

飲みコミュニケーションは万国共通なのでしょうか?

日本も近しい友人とはそうなのかもしれませんが、いつもと違って、Sherry Hourでの話は、

ほとんどがパーソナルな話でした。胸襟を開いて話せると思う人を、アレックスは選んで

誘っていたようです。後からわかることなのですが、アレックスは自分がなぜここににいるのか

を含めて、私たちに話したかったのかもしれません。

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