Big thing
(大事なこと)
Big thingは直訳すると、「大きな物」になりますが、日常会話では「大事なこと」もしくは「とても人気があるもの」という意味で使われます。
大きなことを達成したり、人生において大事な出来事であったり、または大流行している物事を指して使います。
ちなみに、次に流行るものや次なる目玉はthe next big thingのように表現します。
Is TikTok a big thing in Japan?
(日本ではTikTokが大ブームですか?)
I’m happy for you. You accomplished a big thing.
(私もうれしいです。あなたは偉業を成し遂げましたね。)
What do you think is going to be the next big thing?
(次のブームは何だと思いますか?)
Injury
(けが・負傷)
Injury は「けが」や「負傷」を意味します。
「けがをする」はhave an injury、「ひざを負傷している」はhave a knee injuryのように have と組み合わせてよく使われます。
その他、動詞のinjureを使ってget injured(けがをする)や、injure one’s leg(足を痛める)のように表現することも一般的です。Hurtと同じ意味ですが、よりフォーマルな響きがあります。
He has a knee injury and he will be out for a few weeks.
(彼はひざを負傷したので数週間、試合に出られません。)
How did you get injured?
(どうやってケガしたんですか?)
I injured my wrist playing basketball.
(バスケをして手首を痛めました。)
As far as ____ goes
(〜に関しては)
As far as ____ goes は「〜に関しては」や「〜に関して言えば」という意味のフレーズです。
In regards to ____ や as for ____ と同じ意味を持ちますが、より口語的な響きがあります。
例えば、「スポーツに関して言うとテニスが好きです。」は「As far as sports go, I like tennis.」と言います。
As far as price goes, that store is the cheapest.
(値段に関して言えば、あのお店が一番安いです。)
As far as traveling goes, where do you want to go the most right now?
(旅行に関しては、今一番行きたいのはどこですか?)
As far as money goes, I’m pretty frugal.
(お金に関して私はかなり倹約家です。)
Cover one’s ears
(耳を塞ぐ)
Cover one’s ears は「耳を塞ぐ」を意味するフレーズで、大きく分けて2つの状況で使われます。
1つ目はアラームや警報の音があまりにもうるさくて実際に手で耳を塞ぐ時、そして2つ目は聞きたくないニュースや話に対して耳を塞ぐ時です。
後者の場合は「〜に耳を傾けない」や「〜を無視する」といった意味合いになります。
日常会話では、cover one’s earsに限らず、close one’s ears やshut one’s earsという表現も一般的で、どれも意味は同じです。
It’s going to be really loud. Cover your ears.
(すごくうるさいから、耳を塞いだ方がいいよ。)
He shuts his ears to all criticism.
(彼はあらゆる批判に対して耳を傾けない。)
I’m covering my ears and I can still hear it.
(耳を塞いでいるけど、まだ聞こえる。)
Look to
(〜を当てにする)
Look toは、「〜の方を向く」を意味することから、日常会話では「〜をあてにする」や「〜を頼る」を意味します。
Rely onと同じ意味ですが、 look toは物に頼るのではなく、人を当てにしたり、誰かにアドバイスを求めたりする状況で使われるのが一般的です。
Who do you look to for advice these days?
(近頃は誰のアドバイスを頼りにしてるの?)
I always look to my parents for advice.
(アドバイスが必要な時は両親を頼ります。)
I thought about looking to my dad for help with building this new bed.
(この新しいベッドを組み立てるのに、父の助けをあてにしようと思った。)
p.s. 写真は散策途中で見かけた花。
今朝は少し秋らしい朝です、涼しいです。
「14世紀の危機」
歴史上の14世紀の危機とは、比較的温暖だった中世の時代から「小氷期」に移行した時代です。
この時期に戦乱や疫病が頻発し、フランスとイギリスの百年戦争の長期化やモンゴル帝国の解体など、大きな戦乱や国家の衰退が多発しました。
14世紀に明王朝を成立させた朱元璋は貧しい農民の出身で、両親と兄を亡くして17歳で寺に預けられました。朱元璋の両親は、餓死したといわれています。
元王朝を滅ぼし、朱元璋が世に出るきっかけになった紅巾の乱は、頻発する飢饉に対しての民衆の困窮に端を発したものです。
特に、この時代の「寒冷化」によって生じた大きな出来事が「黒死病」と呼ばれたペストの流行です。 ペスト菌は「好冷性」の細菌といわれ、気温がやや低めの時期に感染が広がります。
ヨーロッパで大流行したペストは、1331年に中国の雲南地方で最初に広がり、それがモンゴル帝国のネットワークによって、1347年にはクリミアに広がっています。
モンゴル帝国の交易ネットワークは各地に張り巡らされ、人の往来が盛んだったため、ペストの広がりがモンゴル帝国の各政権の弱体化を加速させました。
そして、ついにヨーロッパにやってきたペストは、1348年にイタリア半島からフランスへ、その翌年にはイングランドへ、さらに次の年には神聖ローマ帝国へと瞬く間に伝播したのです。
西ヨーロッパの人口の3分の1が亡くなったという、歴史的なパンデミック(爆発的感染)になりました。
ペストは社会構造の変化を呼び、封建制の崩壊や、のちの宗教改革にもつながる中世の人々の人生観の変化をうみました。
コロナもきょうふでしたが、ペストの時代も大変だったようですね。
朝晩が少し涼しくなったので、アンディの散歩が楽になりました。
日本は毎年危機ですね。
地震、台風、ゲリラ雷雨もあります。
噴火もあるかもしれません。
能登半島では海岸が隆起して漁船でられません。
こんな災害なければ他にお金、エネルギー使えるのに。
コロナも新しい時代を作った出来事だったのでしょうね。
今、社会が変わっていると感じるのもしかたがない事なのかとも思います。