lose your cool
(怒る)
日本語でも「クール」と聞くと
「落ち着いている」「涼しい」
「冷たい」といった訳が当てられるので、想像できるかもしれません。
lose your cool は「落ち着きをなくす」ということなので、つまり「怒る」という意味になります。
go bananas
(気が狂う)
直訳すると「バナナに行く」!?なんのことかさっぱりわかりませんよね。
バナナが目の前に出されたときの猿の様子を想像してみてください。 喜びのあまり、興奮して騒ぎ立てる様子から、「頭がおかしくなる」「興奮して気が狂う」とい意味になりました。
また、「(機械などが)壊れる」といったシチュエーションでも使うことができます。
ants in one's pants
(落ち着かない)
直訳すると、「パンツの中にアリがいる」となり、「え、大丈夫?」と声をかけてあげたくなってしまうようなフレーズですね。
実は「落ち着かない」「じっとしていられない」「そわそわする」といった意味があります。
アリがパンツの中に入ってしまったら…?きっとかゆくて、うずうず、そわそわしてしまうでしょう。 そんな感じをイメージすると分かりやすいと思います。
have や get を伴って、"have (get) ants in one's pants" のように使われます。
Watch your tongue.
(言葉に気をつけなさい)
watch は「(意識を向けて)観る」というコアイメージがあり、そこから「注意する」という訳にもなります。
tongue は「舌」、mouth は「口」なので、どちらも言葉を発する場所ですよね。
親が子供に口の聞き方を注意したり、下品な言葉遣いを慎むよう注意する際によく使われるフレーズです。
"Watch your tongue." でも "Watch your mouth." でも同様の意味で使えます。
My ears are burning.
(うわさ話をされている気がする)
直訳すると「私の耳が燃えている」なので「何事!?」と思ってしまいそうなこのフレーズ。
実は「うわさされているような気がする」という意味になります。
耳が自分のうわさ話を検知し、一生懸命キャッチしようとして火照っているようなイメージといったところでしょうか。
It's scorching hot today.
(今日はすごく暑い)
暑い毎日が続いていますね。 scorch は「〜を焦がす」という意味の動詞なので、scorching hot は「焼け付くように暑い」となります。
put my best foot forward
(よい印象を与えられるようにがんばる/全力を尽くす)
直訳すると「最高の足を前に出す」ですが、二通りの意味で使われます。
アメリカでは、「(よいほうの足を出して)できるだけ相手への印象をよくするように努める」の意味ですが、イギリスでは「(よいほうの足を使って)最善の努力をする」という意味になります。
It is what it is.
(しょうがない)
単語自体はどれも非常に簡単なものばかりですが、訳すのが難しいですね。
この what は関係代名詞の目的格で、「〜こと・〜もの」と訳します。
つまり直訳は「それはそういうこと(もの)」となり、そこから「仕方がない」「しょうがない」といった意味になります。
in hot water
(窮地に立たされている)
「熱いお湯の中にいる」という直訳からだとちょっとイメージするのが難しいですが
「熱すぎて火傷してしまいそうな、一刻を争う大変な状況の中にいる」といったニュアンスです。
「修羅場」といった訳もピッタリですね。
必ず be動詞を伴って、"be + in hot water" の形で使われます。
lose one's touch
(感覚がにぶる)
ここでいう "touch" は指や手で触ったときの感覚という意味です。
その道のプロフェッショナルになると、「触った感覚だけでわかる」という域に到達するようですが、そんなイメージから来ています。
この感覚を"lose"「無くす」ということなので「感覚が鈍る」「衰える」といった意味になります。
p.s. 写真は三の丸尚蔵館にて展示が始まった「水の情景・月の風景」展
私たちの生活のなかで美しい自然をあらわす言葉、「花鳥風月」。 日本には四季折々の美しさがあります。
美しい自然のなかでも水は、生命をつくりあげる重要な要素。
気象では雨となり「花の父母」と言われるように、植物を育む恵みとなります。
雨が集まり、川や滝となって、やがて海へと流れます。
そして、月は、太陽とともに季節や暦を示す情報として、人間の生活に欠かせない標でした。
秋は空気が澄んで月が一年で最もきれいに見えると、江戸時代の書物にもあります。
本展では、自然の景色のなかで、雨などの水の景色や、月をあらわした風景などの作品を、皇室伝来の収蔵品のなかから紹介しています。
このパンフの絵は上村松園の雪月花です。 実物を初めて見ました、かなり長いあいだ見入ってしまいました。 暑いせいか人出は少なかったと思います。
でも、連休中は考えないようにしたいと思っています。楽しいことをみつけなくては。
文化勲章受章されてますね。
山種美術館とか、以前富士美術館で上村三代展を見たことがありました。
今は、日本橋三越で第71回 日本伝統工芸展が開催されてます。
今やっている「光る君へ」の想いもはせて楽しめますね。
ゆっくりと見られるのがとてもよいとおもいます。