Dye(染める)
dyeは「染める」を意味し、「髪の毛を染める」はdye one’s hair、「シャツを染める」はdye a shirtと言います。
ちなみに、ヘアーカラーリング剤はhair dyeと言いますが、食紅はfood coloringと言います。
I’m thinking about dying my hair brown.
(茶髪に染めようと思っています。)
What hair dye do you use to dye your hair?
(髪の毛を染めるのにどのカラーリング剤を使っているの?)
I used food coloring to make it red.
(赤色にするため食紅を使いました。)
Wig(かつら)
wigは、一般的にハロウィンやコスプレの衣装として、またはファッション目的でかぶる頭全体をカバーする「かつら」のことを指します。
男性が薄毛を隠すために使用する部分的なかつらは一般的にtoupeeと呼ばれます。
Do you think that’s a wig or is that her real hair?
(あれってかつらだと思う?それとも彼女の本当の髪の毛だと思う?)
That wig looks really good on you. You should wear it for Halloween this year.
(そのかつら似合ってるね。今年のハロウィンにかぶったらいいよ。)
It was a windy day and his toupee flew off.
(風が強い日で、彼のかつらが飛んでったんだ。)
You can bet on that(それは間違いない)
you can bet on that は「それは間違いない」や「確実だ」を意味する口語的な言い回しです。
bet は「お金をかける」を意味することから、お金をかけられるくらい確信度が高いことを表します。
この表現は、相手の質問やコメントに対して「それは間違いない」と相槌するときに使われることが多く、日常会話では「You can bet on that.」の代わりに「You can bet on it.」 もよく使われます。
Are the trains in Tokyo crowded in the mornings? You can bet on that.
(東京の朝の電車は混雑しているかって?それは間違いないね。)
You can bet on getting the freshest sushi at that restaurant.
(あのレストランでは確実に最も新鮮なお寿司が食べられます。)
He’s going to show up at least 10 minutes late. You can bet on it.
(彼は少なくとも10分は遅れる。それは間違いないね。)
Other than ____(〜以外は)
other than ____ は「〜以外」を意味する口語表現です。
例えば、「日本以外に好きな国はどこですか?」は「What countries do you like other than Japan?」、「私は生魚が苦手です。
それ以外は何でも食べられます」は「I can’t eat raw fish. Other than that, I can eat anything.」という具合に使います。
Do you speak any other languages other than English?
(英語以外の言語は話せますか?)
I can’t stand the muggy summers in Japan. Other than that, I love Japan.
(日本の蒸し暑い夏は耐えられないです。それ以外は日本が大好きです。)
Other than Matt, we are all from L.A.
(マット以外、私たちはみんなロス出身です。)
Noteworthy(注目すべき)
noteworthyは「注目すべき」を意味し、物事が興味深い、印象深い、素晴らしい、重要であるなどの理由で、注目するだけの価値があることを表します。
例えば、「注目すべきパフォーマンス」はnoteworthy performance、「印象に残ったことは何かありました?」は「Anything noteworthy happen?」という具合に使われます。
Her speech was really long but she did make a few noteworthy remarks.
(彼女のスピーチはすごく長かったのですが、いくつか注目に値することを言いました。)
Nothing noteworthy happened at the event last night.
(昨晩のイベントでは特に印象に残るようなことは起こりませんでした。)
It’s noteworthy that all of his students got over an 800 on the TOEIC.
(彼の生徒が全員TOEICで800点以上取ったことは注目すべきです。)
p.s. 写真は雪月花上村松園 皇居三の丸尚蔵館
春の桜、秋の月、冬の雪は、四季の中で最も美しい風物とされます。
典雅な平安の宮中文化を題材に、自然を愛で鑑賞する姿と心が描かれています。
貞明皇后(大正天皇の后)の御下命を受けて制作されました。
『源氏物語、紫式部』
一条天皇は物語の続きを聞かなければいられなくなって、しきりに彰子の部屋にお出かけになる。 そのうちに、これは私が非常におもしろいと思うところですが本当にねんねで、男女のことを何も知らず、女としての魅力の全くなかった彰子が、この「源氏物話』を毎回聞いているうちに、女としての情緒がだんだん成長するのです。
情緒が成長すると肉体も成長します。 『源氏物語』を聞いている間に、少女が本当の女になるのです。
どうすれば男の気を引くことができるか、どのような点に男は女の魅力を感じるかなどと、『源氏物語』の中からだんだん覚えていくのです。
自然に彰子に魅力が出てきます。一条天皇がそれにふっと気がついて、このごろなかなか色っぽくなったじゃないかといったかどうか知りませんけれども、かわいがってくれる。それで待望の子供ができるのです。
道長のような立場で娘を後宮に入れた親は、娘が男の子を産んでくれないと困るのです。
男の子でないと皇太子、ひいては天皇になれないからです。
外戚としての地位を得たいために、娘が男の子を産むことを切望しているのです。
道長は運の強い人ですから、ついに彰子は一条天皇の皇子を産みました。
(瀬戸内寂聴より)
道長の思惑が生ます進んでますね。
瀬戸内寂聴さん、京都駅の新幹線ホームのベンチに腰を下ろしているのを見かけたことがありました。
瀬戸内寂聴はわかりやすい解説、たのしい解説、すごいですね。
ますます「光る君へ」が楽しみになってきました。