Sum up (要約する)
Sum upは「要約する」や「まとめる」を意味し、give a summary と同じ意味合いを持ちます。話を簡潔にまとめたり、映画や本の内容を要約するときに使われ、to sum up ____(〜をまとめると)の形式でよく用いられます。
To sum up this book, early risers are generally more productive.
(この本を要約すると、一般的に早起きする人の方が生産力が高いです。)
How would you sum up your experience abroad in three words?
(海外生活を3つの単語でまとめるとしたら?)
Let’s sum up what we’ve talked about so far.
(今まで話したことをまとめましょう。)
Slapstick(ドタバタ喜劇)
Slapstickは大袈裟な体の動きや顔の表情、声の大きさなどで人を笑わせるコメディで、日本語の「ドタバタ喜劇」に相当します。
一般的に、人を叩いたり、蹴飛ばしたりなど体を張った芸を表します。
ちなみに、昔の無声映画ではセリフで観客を笑わせることができなかったため、チャールズ・チャップリンのようなslapstick comedy(ドタバタコメディ)が主流でした。
Japanese humor revolves around slapstick humor.
(日本のお笑いはドタバタ喜劇的なユーモアを中心に展開しています。)
Ken Shimura’s slapstick humor made him a household name in Japan.
(自身のドタバタ喜劇的なユーモアによって、志村けんは日本で誰もが知る有名人になりました。)
What are your thoughts on slapstick comedy?
(ドタバタ喜劇についてどう思いますか?)
Make someone laugh(人を笑わせる)
冗談を言ったり、一発芸をしたり、またはおかしなことをして人を笑わせるときに make someone laughが使われます。
Make someone ____は誰かを「〜の状態にする」を表し、例えば「彼を怒らせる」はmake him mad、「彼女を泣かせる」は make her cryのように表現することができます。
He loves to make people laugh. He’s always been like that.
(彼は人を笑わせるのが大好きです。昔からそうでした。)
His joke was so corny that it made us all laugh.
(彼の冗談があまりにも寒くて、みんなが笑いました。)
That movie was so sad. It made me cry.
(あの映画、本当に悲しかったよね。泣いちゃったよ。)
Heavily(大きく)
Heavy は「重い」を意味する単語ですが、 Heavilyは日常会話で「大きく」や「非常に」、「ひどく」や「強烈」など何か強調する意味として使われます。
例えば、「大きな影響を受ける」はheavily affected、「厳しく批判される」はheavily criiticizedのように使われます。
Many of my friends were heavily affected by the coronavirus.
(私の友達の多くはコロナウイルスの影響を強く受けました。)
She was heavily criticized for the inappropriate comments she made.
(彼女は失言をしてしまい、厳しく批判されました。)
She has been heavily involved in charitable work for years.
(彼女は何年もの間、慈善事業に大きく携わっています。)
Straightforward(分かりやすい)
Straightforward は「真っすぐ」を意味することから、何かがシンプルで分かりやすいことを表し、なんの複雑さもなく物事が簡単にできたり、理解できるニュアンスが含まれます。
例えば、イケアで買った家具が簡単に組み立てられたり、手順の説明がシンプルで分かりやすいといった状況で使われます。
その他、自分の思っていることや意見を隠さずにはっきりと言う「率直な人」を表す場合にも使えます。
This desk seems easy to build. The instructions are pretty straightforward.
(この机を組み立てるのは簡単そうです。説明書は分かりやすいです。)
I thought setting up Google Home was going to be complicated but it was straightforward.
(Google Homeの設定は複雑だと思っていましたが、すごく簡単でした。)
I like Brian because he’s straightforward. He’ll tell you like it is.
(ブライアンは率直な人だから好き。ありのまま言うからね。)
* be) big into ~・・・〜が大好き
* Get surgery・・・手術をする
* By default・・・自動的に
* In the same boat・・・同じ立場だ
* Worst thing for you ever・・・体には最悪
* All the time・・・いつも
* Specialize in・・・〜を専門する
* A while ago・・・ちょっと前に
* Addicted to・・・〜中毒
* Burst of flavor・・・はじける味
* Pointing at me・・・私を指差している
* Take it away・・・(私から)始める
* Grow up with・・・〜で育つ
* All over the place・・・バラバラ
* Familiar with・・・よく知っている
* A lot of times・・・大抵
p.s.写真は世界各地からの月の見え方。ウサギだけじゃないのです。
『世界各地で、月の模様の見立て。』
日本ではご存じの通り、「ウサギが餅つきをしている」ように見えると言われていますが、このように月にうさぎの模様をみるのは、日本だけではなく、アジア全体にわたる風習です。
中国やインドなどもそうですし、さらにヨーロッパや、アメリカ大陸のアメリカインディアンの中にもそのような風習があるということです。
この「うさぎ」は、発祥の地はインドの伝説で、それが中国へ、さらには日本へと伝わってきたという話です。
中国ではまた、「ガマガエル」や「大きなカニ」「カツラ(桂)の木」を月に見立てる風習もあるようです。よくいわれる「月桂」という言葉は、このカツラの木の伝説から生まれています。
カニはヨーロッパ、特に南ヨーロッパで見立てられています。
東ヨーロッパや北アメリカでは、月の模様は「横(場所によっては右上)を見つめる女性」といわれます。
アラビア半島ではライオン、南アメリカではワニに見立てられることもあります。
「水を汲む女性」という伝承も、世界各地で見受けられます。
またノルウェーでは男の子と女の子が2人でバケツを運んでいるように想像し、満月には丘に登って水をくみ、月が欠けると丘を下り、この水が地球に降ってきて雨になるという伝説があるようです。
さらには、「本を読むおばあさん」などというのもあります。
世界各地にいろいろな見立てがある理由としては、その地域に伝わる月の神話、特に月のでき方の神話、伝承と深い関係があるようです。
また、うさぎの見立てがインドから中国、日本へと伝わってきたように、文化の伝達に従って物語も伝わっていくということもあると思われます。
蟹のハサミも面白い発想です。
今日も月にまつわる為になるお話ありがとうございました。
昨夜は中秋の名月を堪能しました。
ですが、朝6時半に露天風呂に入りましたが、太陽がすでにギンギラギン。
そそくさと出てきました。
なんという太陽の熱さでしょうか?