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人生まだ半分、37才からの外国語
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英会話教室や雑誌、ネットなど、ごく普通の環境だけで始められ、続けられる外国語学習の記録と秘訣を伝えていこうと思っています。
 

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人生まだ半分、37才からの外国語

2009年7月 4日 (土)

テーマパークで英語を使おう! ~ Vol.4 アトラクションへGO!
やっぱりアトラクションですよね
テーマパークにいくのなら、やっぱり日本にはないアトラクションにしっかりと乗りたいですよね。ましてやウォルト・ディズニー・ワールド(Walt Disney World)には4つもテーマパークがあって、それぞれに魅力的なアトラクションがひしめいています。
せいぜい1週間の滞在では、とてもすべてを回りきることはできませんが、やはり有名どころはきちんと押さえたいものです。

幸いなことに、よほどのハイシーズンや(年末のホリデーシーズンとかですね)オープン間もない人気アトラクションを除くと、日本の東京ディズニーランドよりは行列は少なくて済みます。
それでも、週末を中心に120分といった列になることもありますし、並ばずに乗れるファストパスがはやばやと発行完了になってしまうこともあります。そんなときは、日を改めて平日の午前などに再チャレンジするのもありでしょう。

必ず訊かれるのは「人数」
人気アトラクションの列で待つこと30分、もうすぐ乗り場だ! というところで必ず受ける質問があります。

 Cast:How many? (何人?)
 Guest:three! (3人!)

簡単ですよね。要するに、人数の確認です。日本でも一緒ですからすぐわかったかと思います。
注意点としては、できるだけ大声ではっきりと答えることです。乗り場はけっこうざわざわとしていますから、小声で「three...」なんて言ったってわかってもらえませんよ。「3人だ、文句あっか!」くらいの勢いで。

人数がらみだと、あと一人、あるいは二人分の席が空いていて、次に待っているのが人数の多いファミリーなどのグループだった場合、隙間に詰め込める(?)ゲストを捜すことがあります。
東京ディズニーリゾートにも、「シングルライダー」ってありますよね。あれと似たようなものですが、予め申告するのではなくその場でキャストが探すところが違います。

 Cast:Party of two? (二人組はいない?)
 Guest:Yes! Two! (はい、いますよ)

あまりに後ろのほうから声を上げてはさすがに図々しいですから、自分たちより前に該当するゲストがいなそうだと思ったら手をあげましょう。ここでも、ざわついてますから、手をあげて大きな声で。
もちろん、最後に乗り込むわけですから、席はそれほど良くはありません。待ち時間をできるだけ少なくして、次のアトラクションに向かいたいときなんかは良いんじゃないでしょうか。

席を選びたい!
私の大好きなアトラクションに、アニマルキングダム(Disney's Animal Kingdom)の「キリマンジャロ・サファリ(Kilimanjaro Safaris)」があるのですが、このアトラクションの場合、私はできることなら毎回左側に乗りたいのです。
理由は、左側にいたほうが、「クロサイ」がよく見える確率が高いから。あと、途中で出てくるアフリカゾウのコロニーも、左側なのです。
そんなわけで、乗り込む際には「左側が良いんだけど」とお願いすることが多いです。

 Guest:Can I have a left side seat, OK? (左側に座りたいんだけど)
 Cast:OK, wait./Both side is good, go ahead. (良いよ、ちょっと待ってて/両方同じよ、乗って乗って)

もちろん、単なるお願い事ですからかなう場合もあれば、ダメなこともあります。ものすごく混んでいて忙しそうなときには、やめておいたほうが良いでしょう。相手も人間ですから、ゆとりのないときにわがままを言われても対応しにくいでしょうから。
でも、「Both side is good.」っていわれても、こっちは明らかに差があることを知ってるんだぞー、とも思っちゃいますけどね。仕方ありません。

シアター型のアトラクション、たとえばエプコット(Epcot)で人気の「ソアリン(Soarin')」だと、おすすめはなんといっても中央ブロックの最前列です。
ここだと前の列(動いているあいだは上になる)の足が視界に入りませんし、巨大スクリーンの真ん中なので迫力も満点です。
とはいえ、並んでいる順と人数の組み合わせで席に案内されるので、うまい具合に希望の場所に行けるかどうかは運次第。

 Guest:Can I wait for the next show for the central section? (中央が良いので待っても良い?)
 Cast:OK, wait here. (んじゃ、そこで待ってて)

こちらのほうがわりと頼みやすい(キャストは次のゲストを案内すればそれで良いから)のですが、やはりものすごい混雑日なんかは頼みません。
まあ、こちらはゲストで、さまざまな要望に対処するのは向こうだって慣れているでしょうから、本当は遠慮なんか必要ないのでしょうけどね。ほら、断られるのっていやじゃないですか。

たまに列で話しかけられます
そうひんぱんにではありませんが、列に並んでいると前後の人に話しかけられることもあります。
困ったことに、アメリカというのは移民が多い国ですから、見るからに日本人の私が「アメリカ在住の日系人(あるいは中国や韓国系)」なのか、「日本から来た観光客」なのかは、彼らにはまったくわかりません。なので、明らかに現地の人やリピーターでないとわからないようなことも訊かれたりします。

 Guest1:Do you know how long it takes? (何分くらいかかるの?)
 Guest2:I'm not sure, maybe about 30 minutes. (良くわかんないけど、30分くらいかな)

 Guest1:Is it scary? (けっこう怖い?)
 Guest2:I don't know because it's the first time. (初めてなんでわかんない)

一度なんかは、スペイン語で話しかけられました(カリフォルニアでのことです)。おいおい、せめて英語にしてよ、と思ったのですが、とりあえず試してみて通じたらラッキーくらいのもんなんでしょうか。
まあ、知らないことは知らないといっておけばいいですよね。ただし「なんで私にそんなこと訊くのよっ!」と怒るんじゃなくて、にこやかに。

 Guest2:I don't know. But I'm really excited! (良くわかんないけど、すっごく楽しみ!)

何度目かのリピーターだったら、ここぞとばかりに教えてあげましょう。自分の好きなことについてだったら、語彙や表現の勉強も苦痛じゃありません。

 Guest2:Yes! it is so scary and really good! The best scene is... (ちょっと怖いけど、すごいよ。なんっといってもね...)

ただし、あんまり細かく説明してネタバレしちゃって、楽しみを殺いでしまわないように注意が必要ですね。

たまにはキャストのおふざけもあり
東京ディズニーシーにもある「タワー・オブ・テラー(The Twilight Zone Tower of Terror)」のオリジナルは、ウォルト・ディズニー・ワールドのハリウッド・スタジオ(Disney's Hollywood Studios)にあるものです。
一度このアトラクションに入ろうとしたところ、キャストに止められました。

 Cast:Do you have a reservation? If you don't, you cannot enter! (予約してなくちゃ入れないよ!)

いやー、びっくりしましたね。これって1996年の話で、まだ英語なんてほとんどまともに話せない頃でした。しかも、テーマパークのキャストが突然ゲストを止めてアトラクションに入れてくれないなんて、一体何が起きたのかと。
「え?え?」という顔をしていたら、「Hahaha! Enjoy!」とかいって送り出してくれました。なあんだ、ふざけて「予約のない客は入らせない高級ホテルのドア係」をやってたんだと気付いたのはそのあと。
「We have a reservation for dinner, OK?」とかいってやれば良かったんだよね、と妻が悔しがっていました(当時から、彼女のほうがずっとこうした機転は利くのです)。

乗り終わって楽しかったら、出口のキャストに「Thank you! It was nice!」と声をかけて。きっと笑顔で「Have a nice day!」と送り出してくれますよ(ときには「Have a Disney day!」だったり)。

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