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人生まだ半分、37才からの外国語
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英会話教室や雑誌、ネットなど、ごく普通の環境だけで始められ、続けられる外国語学習の記録と秘訣を伝えていこうと思っています。
 

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人生まだ半分、37才からの外国語

2013年5月 8日 (水)

にゅるん!?
にゅるんとしたニュース
連休明けはちょっと短めに。
本日のYahoo! Japanのスポーツニュースのこんな見出し、ご覧になりましたか?
「ニュルン C大阪・柿谷に興味」

朝から午後くらいまでは出ていたと思います。この「ニュルン」のインパクトはなかなかのものです。朝からウナギかドジョウですか、ってところです。
まあ、サッカー好きならば「C大阪」とあれば「セレッソ大阪」のことだし、「ニュルン」といえば、日本人プレーヤの清武選手や金崎選手が所属する「1.FC ニュルンベルク」のことだとわかるのでしょうから、文字数制限のきついニュースの見出しとしては、しょうがないんでしょうけどね。

一応、「Nürnberg」の「Nürn」だけで意味が通じるかどうか、不安だったので調べてみましたが、こういう単語はないようですね。
もともと、「Norenberc」という名で文書に登場していて、これ自体は「岩山」の意味なんだという解説もありましたが、現代のドイツ語で「岩」という意味の「Nürn」という言葉はないので、「ニュルン」はやっぱりなしでしょう。

勝手に切る
とはいえ、日本人は外国の地名や人名を勝手に短縮するの、得意ですよね。カタカナで表記してしまえば、今度は日本語的に語呂の良いところでぶった切ってしまっても、意外に通じちゃうものです。
その代表格が、「サンフラン」でしょうか。日本人にとってはいわずとしれた「サンフランシスコ」ですが、「San Francisco」を「San Fran」までで止めちゃうわけなので、おそらく初めて聞いたアメリカ人にはいったいどこのことなんだかわからないでしょう。
「サンフラン」の近くにある「ロサンゼルス」も、「ロス」と呼ばれますね。「Los」って、冠詞じゃなかったでしたっけ?

人名も長いのは長いですからね。
「チャイコフスキー」は「チャイコ」だし、「スクロヴァチェフスキ」は「スクロヴァ」に短縮されます。あ、でも「ストラヴィンスキー」や「ハチャトゥリアン」は同じくらい長いのに、「ストラヴィ」「ハチャ」にはなりませんねえ。
前者は、「ストラディ(ストラディヴァリウス)」と紛らわしいからか、あるいは単にポピュラリティの問題なのか。

しまいには、人名と作品名をつなげ始めます。
「ヴェルディのレクイエム」は「ヴェルレク」、「モーツァルトのレクイエム」は「モツレク」といった具合。なお、「ベルリオーズのレクイエム」は「ベルレク」にはなりません。紛らわしいから。
「ベト七」「ドヴォ六」「シベ三」なんていう略し方もあります。そりゃまあ、毎度毎度「ベートーヴェンの交響曲第7番」とか、いってられないけど。
日本語のこの懐の深さというか、器用さってのはすごいと思うのですが、外国人が日本語の日常会話に入っていこうとすると、きっと大変なハードルなんでしょう。

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