2009年2月28日 (土)
なぜ3年目から急にリーディングが伸びたか?
苦労はけっこうちゃんと報われる 前回ご紹介した、とてつもなく予習が大変だった半年間のレッスンの副産物が、「リーディングが急速に得意になっていった」ことでした。猛烈に大変だった英会話教室の予習(2009/2/24) 考えてみれば当たり前のことで、「Financial Times」などの記事をほぼ毎週1ページ分ずつ読まなければならないのです。 しかも、予習に割ける時間など限られていますから、読んで理解するのに30分以上はかけたくありません。ただし、レッスンではこの内容に関してのディスカッションがありますし、場合によっては「1分以内で内容のサマリーを」などといわれますから、きちんと読まねばなりません。結果として、まとまった英文をスピードを上げて読む絶好の訓練ができたわけですね。 背伸びが読解力を高める もともと学校で習った英語も読解力に重点が置かれていましたし、私自身も話す/聴くに比べれば、読むほうが楽です。なんせ、わからなかったら読み返せばいいのですから。それにしても、この時期の予習はかなりハードでした。選ばれた記事によって多少の差はあっても、英字新聞などよりはかなり堅めの、難易度の高い文章です。語彙や文法だけでなく、テーマそのものを理解するために、関連するニュース記事を読んだりといった必要もありました(まあ、あるものは日本語を探したり、しましたけど)。 あわせて、この直後(2005年です)には「毎月1冊、英語の本を読もう」という目標を立て、せっせとAmazonで買った本を読んでいました。毎月1冊はさすがに難しくて、それでも1年で10冊くらいはなんとか読み切ったと思います。 さて、この半年間で、私の英文リーディングは飛躍的に早くなりました。 やはり、自分がちょっとがんばらなければできない程度の努力を継続すると力になってくるものです。自分の意思ではなかったにせよ、この時期に半年間かなりがんばって読む訓練をしたことが、ひとつのベースになったように感じます。 どんなことでも、成長が実感できているのはうれしいもの。ことに、40歳前後になると成長の実感なんて滅多なことでは得られません。けっこうきつかったですが、実りの多い「きつさ」だったように思います。 |