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人生まだ半分、37才からの外国語
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英会話教室や雑誌、ネットなど、ごく普通の環境だけで始められ、続けられる外国語学習の記録と秘訣を伝えていこうと思っています。
 

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人生まだ半分、37才からの外国語

2009年4月14日 (火)

私のiPodに入っている語学関連のデータは
iPodが変えた音楽やビデオの楽しみかた
iPodの登場は音楽の楽しみかたを根本から変えてしまいました。
かつては手持ちのカセットテープやCDの中から今日聴くべきものを選ぶ作業が必要だったのですが、いまやほとんどすべてのライブラリを常時持ち歩けます。取捨選択という作業が消えてしまったわけです(もっとも、最近は容量不足のために結局取捨選択をせざるを得ないのですが)。

いま私が使っているのは、ハードディスクが入っている80GBのタイプと、32GBのiPod touchの2つです。
全社には主にCDを、後者にはビデオ関連を入れていますが、双方をあわせてもすべてのCDと登録したPodcast、録画したビデオを持ち出すことはできていません。240GBくらいはほしいのですが、こればかりは商品がないので仕方ないところです。

私がいつも視聴している外国語関連コンテンツ
さて、私のiPodに入っている外国語関連のデータは、次のものです(外国語の歌は除いて)。NHK語学講座は皆さんご存じでしょうから、それ以外のものにはリンクしておきます。
 NHKラジオ講座「まいにちドイツ語」(トークマスタースリムで録音)
 NHKラジオ講座「英語ものしり倶楽部」(同上)
 NHKテレビ講座「テレビでドイツ語」(アナログでPC録画してMPEG4にエンコード)
 日向清人の即効ビジネス英会話(Podcast)
 大杉正明のCross Cultural Seminar(書籍にもなった人気Podcast)
 Disney Cruise Line Podcast(Disney Cruiseの宣伝ビデオPodcast)
 Wildcast(アフリカの野生動物を扱ったビデオPodcast)
 Harvard Business IdeaCast(ハーバードビジネスレビューによるインタビュー中心のビデオPodcast)
他にも登録しているけどiPodに移していないPodcastがありますが、やはり限られた時間の中ではすべてを消化することはできないので、これくらいが限度です。

ビデオPodcastなら、外国語に気軽に触れられる
後ろの3つは、語学学習コンテンツではなく、あくまで英語で話しているPodcastです。
難易度はちょうど並んでいる順番で、Disneyはさすがに子供にもわかりやすいように平易な表現でゆっくりはっきり話してくれます。このほかにもテーマパーク関連のPodcastがあるので、興味があれば覗いてみると楽しいかもしれません。
Wildcastは映像がメインで、登場する動物や風景についてぼそぼそと解説してくれるだけなので、英語の勉強にはあまりならないかも。でも、野生動物のファンにはたまらない美しい映像(1回3分ほど)が毎日配信されるので、こちらもおすすめできます。
最後のHarvard Business IdeaCastは、雑誌「Harvard Business Review」の記事と連動する形で記事の著者等へのインタビューが掲載されます。1回10分程度で、幅広い視聴者への配慮からか、決して早口になったりせずに、内容の濃さの一方でやはり理解しやすい英語だといえます。ただし、テーマに関心がなければまったくちんぷんかんぷんになるかも。私がファッションの最新トレンドPodcastなんかを聴いても、きっとわからないだろうし。

上記の他にも、「Soundview Executive Book Summaries」というサービスで、毎月2~3冊の英語ビジネス書の要約を配信するサービスも利用しており、プリントアウト用のPDFファイルや画面で表示させるHTMLの他に、要約を朗読したMP3ファイルもダウンロード可能です。
こちらは、読むほうで手一杯なので、最近はiPodに入れていません。一通り読んでから聴くと、けっこう理解できた気になって気持ちいいんですけどね。

これらがほとんど無償なのですから
「Soundview Executive Book Summaries」は有料(コンテンツをオンラインでのみ受信する最も安いコースで$119/年、要約のプリントとCD-ROMを毎月受け取るコースは$199/年)ですが、他のコンテンツ、ラジオ/テレビの講座やPodcastはいずれも追加費用なしで入手可能なものです。特にPodcastの手軽さは、10年前、20年前の環境を考えると驚異です。
ラジオを録音してデジタル化するには、トークマスターなどなんらかのお金がかかりますが、講座そのものは無料で提供されます(有料のCDのほうが情報量が少ないというのも不思議な感じ)。

その気さえあれば、自分の関心ある分野で簡単に、しかも安価(あるいは無償)でさまざまなコンテンツが手に入ります。語学学習者にはかなり便利で快適な時代になったというべきでしょう。
ここまでくると、やらないのは自分のせいになっちゃうのがちょっとつらいところですが、いやいや続ける勉強ではなく、趣味を楽しむ延長線上で外国語に触れる機会を増やし、親しんでいくのも良いかも。
コンテンツもどんどんと増えていくでしょうし、ラジオ講座の姿も時代に合わせて変わっていくことでしょうから、さらに便利になるのはきっと間違いありません。

4月からのNHKラジオ講座では、非常に多くの番組が放送の翌週にストリーミングで聴くことができるようになりました。放送時間にあわせてラジオの前に座ったり、留守録のための機械を買ったりしなくても、自分の学習時間にあわせて聴くことができるようになるわけです。
じゃあ、iPodには入れられないの? なんていう欲も出てきますが、そのあたりは順番に改善されていくんじゃないかと期待しています。いまだって方法がないわけじゃ、ないですしね。
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