
2010年5月11日 (火)
長期休暇は語学の敵?
なーんにもしなかった 大型連休が終わっちゃいましたね。私はカレンダー通りの休みでしたので、「一日休み(4/29)→一日仕事→5連休→二日仕事→土日(5/8-9)」でした。 このところ毎年のように、せっかく長い休みがあるのだから、英語やドイツ語のほうも普段はできないまとまった勉強ができるぞ! と考えるのですが、一度としてまともに勉強ができた試しがありません。 この期間はラジオ講座もテレビ講座も4月最終週(もしくは5月第1週)の再放送になってしまうので「聴かなくちゃ(観なくちゃ)」という気合いも入りません。 旅行に行くのでもなければ家でのんびりしている時間だってかなりあるはず。普段は通勤時間や帰宅後の夕食とお風呂の間の時間でいそいそと語学に取り組んでいるというのに、なぜか連休中はテキストに手が伸びないのです。 今年もそのパターンは変わらず。 最近はもう、「きっと何もしないのだから」と連休前に英語の本を買ってきたりといったことさえしなくなりました。いかんですねえ。 オンライン学習でさえ ここ一ヶ月ほど続けているオンライン学習サイトの「smart.fm」ですが、これは5分とか10分といった短時間でもちょっとずつ学習できるのが特長です。 それなのに、GW中の学習時間と来たら、ひどいものでした。 4月29日(祝) 0分 4月30日(金) 21分 5月1日(土) 12分 5月2日(日) 0分 5月3日(祝) 0分 5月4日(祝) 0分 5月5日(祝) 19分 この一ヶ月の平均はだいたい毎日20分くらいでしたから、平均より多く学習したのは(普通に出勤した)金曜日だけ。 どうやら、生活リズムが一定でないと、そして時間的にそれほどゆとりのない状態でないと、私は勉強をしないようです。 これは私だけかと思ったら、妻のほうもイタリア語の勉強をしたのは最終日の5日だけでした。似たもの夫婦というわけです。どちらかが「じゃ、これから1時間勉強しよう」と言い出せばいいのにね。 いま大学に行ったら、勉強しますよね 「いま大学に行ったら、勉強しますよね」というのは、私が8年前に英会話教室に通い始めるきっかけを作ってくれた同僚の言葉です。たしか数ヶ月前にお昼を食べながら雑談していたときに、英語の勉強の話になったのでした。 なお、英語学習開始のきっかけ話は、だいぶ前に書きました。 英語スタートのきっかけは酔った勢い!?(2008.12.24) そのときは、「だよなー、なんであの頃ちっとも勉強しなかったんだろ」と本気で答えたのですが、撤回します。きっと私は、「いつでも勉強できる状態」に置かれたら、まったく勉強しなくなるでしょう。GW中の行動がその証拠です。 平日は仕事があって、土日は片付けやら炊事やらやるべきことがあって、時間が限られているからこそ、それを有効に使おうとするのだろうと思います。 さて、以上は私の個人的な事情ですが、似たようなかたもいらっしゃるのではないかと思います。普段は「時間があったら」と思っているのに、いざ時間ができちゃっても思うようには使えないものなんですよね。 「時間がない」というのは、なにかをやらない理由として一番多く持ち出されるのではないかと思いますが、「時間がないから」やらない人は「時間があっても」やらない人、かもしれません。 もう5月も中旬となりました。 4月に新たにラジオ講座やテレビ講座を始めたかたも、もしかしたら当初の勢いを失って「ま、いいかっ」となってしまう時期ではないでしょうか(もちろん、経験談です)。 ほんとに良ければそれでかまわないのですが、新しいことを始めるのにずっと順調なんてことはありません。せっかく「始めよう」と思ったのだから、ここはもうちょっとだけ踏ん張ってみるのも良いんじゃないでしょうか。3ヶ月続けば、半年/一年はきっと大丈夫ですよ。 |