2011年3月22日 (火)
やっぱり語彙が不足気味
再開してみたものの さて、地震などの影響でひとまず延期連絡が来ていたドイツ語教室が、今季最終回のぶんはキャンセル扱いとなる旨、連絡がありました。 ちょっと油断するとすぐに怠けてしまう性分なので、できれば代替授業があったほうがありがたかったのですが、4月からの時季開講に向けての準備だって大変でしょうしね。 3連休だったのですが、外出の予定は「METライブビューイング」の「タウリスのイフィゲニア」を観に行っただけで(スーザン・グラハム良かったですよ!)、土曜日と月曜日は自宅で過ごしました。 どうせ自宅にいるのなら勉強でもしなくちゃね、ということで、ドイツ語テキストの最後の回にやるはずだったページを開きました。 ...読めません。 いや、読むには読むのですが、各文にひとつふたつ、ポイントとなるところで未知の単語が出現します。しあも、集中せずに眺めているだけでは構造がうまくつかめません。 辞書を引き引き何度も読み返してようやく文意が取れるありさまです。 永遠に初級!? 先日来何度か取り上げている、iPad等で読めるドイツ語教材、「Patrick Reich - Privatdetektiv」のシリーズは、初級の終わりくらい、つまりA2からB1を対象としています。 なので、ときおり未知の単語が出てくるため辞書なしというわけには行かないものの、文の構造自体は容易に読み取れます。なので、ある程度リズムを失わない程度のスピードで読み進められます。 けれど、いま使っているテキストは「B1.2」つまりB1の仕上げレベルのものです。 「A2-B1」と「B1後半」じゃ、たいして変わらないだろうと思うかもしれません。実際にそんなに大きなレベル差ではないのかも。 けれど、私にとってはこのあたりに、ひとつの壁が確実にあるようです。でも、ここを超えないと永遠に初級のまま。挨拶と買い物くらいしかできないで終わるでしょう。 構文と語彙 おおざっぱに言えば、英語では語彙力の不足を構文の知識、つまり文の構造や前後関係を読み取ることでカバーしました。そのために、とりあえずわからない単語を飛ばしつつ、ある程度のスピードでのリーディング訓練を意識的に増やしたのです。 語彙力は未だにハンディキャップ必要な感じですが、それでも最近では多少マシになってきました。 もちろん、先に語彙力を増やしてしまうというアプローチもあるでしょうが、暗記が苦手(記憶力に自信のある子供は、暗記のためのテクニックが習得できないままに大人になって、記憶力だけが衰えるのです)な私としてはちょっと選択したくありません。 ドイツ語でもそう思い、多少がんばれば読める文章を読みながら、少しずつ語彙もためていこうというのが今年の作戦。 とはいえ、テキストの1ページ程度の文章をもてあましているようでは、先行きちょっと不安です。あきらめて単語帳でも作り始めたほうが良いのかも。 |