2010年10月 5日 (火)
英語プレゼンをどう乗り切ったか
as a presenter 川本さんの「You can do it!」の10月4日の記事を読み、失礼ながら笑ってしまいました。こんな大事な部分を見落とすなんて...私もよくやります。 普段仕事をしていても、忙しくなってくると長いメールは適当に読み飛ばすようになります。依頼事項や結論が最後のほうに書いてあったりすると、そこまでたどり着かずに次のメールに移ったりしますから、大事なことは最初に書く。これ重要です。 細かな説明が必要なときには、まず【要旨】と書いて2行、続いて【詳細】と書いて続けます。忙しいときは際その2行だけ読んでね、というのが私の仕事メールのスタイルです。みんなこうしてくれれば大事なことは読み落とさないで済むのに。 え、そのわりにはブログはなんでダラダラと長いのか? すいませーん。 英語プレゼン経験は4回 普段の仕事ではほぼ日本語しか使わないですむのですが、これまでに4回、英語でプレゼンをやったことがあります。 うち2回は6年ほど前の会社の研修にて、2回はこの夏に受講した3ヶ月の「ビジネス・マネジメント原論」の課題としてです。どちらのケースも、仕事としてやったわけではないので、いわば失敗の許容度が大きな状況。 研修でのプレゼンは、米国の大学での短期コースを受講しながら準備をしたもので、いわば数日間「英語漬け」になったあとでの本番だったこともあってか、実力以上にスムーズに英語が口から出てきたのをおぼえています。 内容的には、正直なところ初めてでもあったので、工夫もなく勢いで乗り切ったという印象です。 一方で、この夏のプレゼンでは英語が母語であるメンバーとの共同だったので、面倒な受け答えを任せちゃったりして、「できることをできるなりにやった」といったところ。 米国での研修は英会話教室に行き始めてようやく1年と少しだったのに、むしろうまく話せたように思えるのは、外国語を使わざるを得ない環境に身を置くことが、コミュニケーション力に大きく影響したのかもしれません。 工夫次第 夏のプレゼンでは、ちょっと工夫をしました。 時間の制約がきつかったこともあって、私の英語力では適確な話ができそうになさそうだったので、予め話す内容をそのまま大きくスライドに書いておいたのです。私はこの内容を、テンポ良く、同時にきちんと間合いを計りながら話すことに集中しました。 担当した部分が事業計画の細かな内容ではなく、最初の導入部分だったのも幸いでした。 情報を正確に伝えるというよりは、これからどんな内容を話すのかをきちんと紹介し、同時に関心を持ってもらえるようにするだけで良かったのです。 このために、スライドに書いた文章は見なくても言えるようにほぼ暗記して、できるだけまんべんなく聴衆と目を合わせながら話すことを心がけました。多少の発音の悪さや文法上のミスは、日本人が外国語としての英語をしゃべっている以上、相手も折り込み済みのはずです。 いってみれば、プレゼンは事前の準備と当日の度胸があれば、英語力の弱さは十分カバーできる、ということなのかもしれません。 まあ、仕事となるとそうもいっていられないかもしれませんけどね。 |