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人生まだ半分、37才からの外国語
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英会話教室や雑誌、ネットなど、ごく普通の環境だけで始められ、続けられる外国語学習の記録と秘訣を伝えていこうと思っています。
 

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人生まだ半分、37才からの外国語

2010年11月 6日 (土)

一ヶ月遅れで開始「ドイツ語、基礎のきそ」
本日はすみだトリフォニーホールにて新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会でした。
指揮者はドイツ北部の街ハノーファー出身のインゴ・メッツマッハー(Ingo Metzmacher)、曲はマーラーの交響曲第6番。演奏中に誰かがステージから転げ落ちるのではないかと思えるほどの大編成オーケストラの音は迫力満点で、やはり生演奏の良さは格別です。

新学期スタート
今週前半まででようやく「レアとラウラ〜」を聴き終えたので、いよいよ木曜日からはいま放送中の「ドイツ語、基礎のきそ」をスタートできました。
当日の朝になって、テキストをまだiPadに取り込んでいなかったことに気づき、スキャンとデータの転送を10分で済ませるなど、ちょっと出だしから段取りの悪さを露呈したのですが。

今回の講座は、タイトルが示すとおりドイツ語の初学者を対象に、「Guten Tag!」から始まっています。
アルファベットの読み方の練習もあって、「もうこれは良いかな」という気もしないではないのですが、基礎がしっかりとしていないとどこかで必ず後戻りしなくちゃならないのが語学というものですから、驕らずに一つずつ聴いていきましょう。

まずは挨拶
基礎編とはいっても、やはり旅行などで最低限使えるドイツ語を、というニーズにも対応できるよう、基礎文法一辺倒ではありません。
むしろ、まず挨拶ができて、次に自己紹介、遊びに誘って電話番号を尋ねたりと、会話コースとしても役立つように工夫されています。ただ数字を1から10まで紹介するのではなく、電話番号ならば練習もしやすいですね。

毎年のように新しい講座が作られるのはリスナーにとってはありがたいことですが、制作者の側にはかなり大変なことでしょう。
入門/初級編といっても毎回同じことをやっていたのでは新番組の意味がないですし、とはいえ基本は同じなのだからあまり奇抜なこともできません。ストーリーで引っ張りやすい中級講座以上に難しそうです。

つまらない言葉
大学の教養部でのドイツ語の授業を思い出すと、アルファベットの次にはいきなり定冠詞の変化表が出てきて機械的に暗記させられ、次にはSein動詞の変化、他の動詞の規則変化、そして不規則変化ととにかく暗記が続きました。
ほんの数ヶ月のあいだに「ドイツ語って規則ばかり多くてつまらん言葉だなあ」という印象がついてしまったのはいうまでもありません。

こんなのにくらべると、ラジオ講座の初級編は実に工夫にあふれていて、ある程度学習したあとで聴いても何らかの発見があったり、弱いところの再訓練ができたりするわけです。
大学の授業は学習意欲がなければやらなければよいのですが(だって義務教育じゃないので、やる気のない学生を救う責任なんて大学にはないです)、ラジオ講座はリスナーの評価あってのもの。その創意工夫の賜である「ドイツ語、基礎のきそ」、半年間しっかりと基礎訓練を積み上げて土台をしっかりさせようと思ってます。
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