
2013年9月 5日 (木)
英語学習のためのインフォグラフィックス
インフォグラフィックス って、聞き慣れないでしょうか? Informationの「インフォ」と「Graphics」ですから、情報を伝えやすく構成された図版のこと。雑誌の図版なんかがこれですね。 で、最近さまざまなインフォグラフィックスをWEBで観ることができます。文章で読むよりもずっと簡単に情報が伝わるものが多く、絵心のない私は感心しっぱなしです。 今回私が見かけて楽しんでいるのは、「The Best Infographics About Teaching & Learning English As A Second (or Third!) Language」というまとめ記事。 英語学習に関わる5つのインフォグラフィックスが紹介されているのですが、どれもとてもわかりやすくて、いっそのことこの調子で語学教材をつくってくれないかと思えるほどです。 最初の一枚には、「言語を学ぶ利点」として、「Travel」「Money」「Intelligence」そして「Love」という4つのカテゴリーで、それぞれけっこうバラ色のことが書いてあります。 これによると、バイリンガルになると旅行中楽だし、良い仕事に就けるし、賢くなってしかもセクシーなんだそうです。 本当かぁ? もっとも教材に使われる○○ 語学教材にはドラマや映画などがよく使われます。 英語の教材として最も多く使われるTVドラマは、「FRIENDS」なんだそうです。私の大好きな「Big Bang Theory」は第6位にランクイン。でも、あのドラマって英語で聞いても早口で、筋はわかるものの言葉遊びの部分はほとんどわからないですけどね。 映画はやはり「ハリー・ポッター」だそうです。続いて「タイタニック」「トイ・ストーリー」、そして「スター・ウォーズ」。 コミックは「スパイダーマン」「スーパーマン」「バットマン」の順庵ですが、これって人気コンテストの結果ともあまり変わらないんじゃないか、とも思えますね。 一方で、英語教師が多く使うTVドラマは「Mr.ビーン」が「FRIENDS」を抑えてトップ。 映画のトップは同じく「ハリー・ポッター」ですが、第2位に「ウォレスとグルミット」が入ってるところなんか、なかなかお目が高いです。 ロマンティックで健康で 英語を母語として話し人が選ぶ、もっともロマンティックな言語は「フランス語」だそうです。これはまあ、納得としても、第二位が「英語」なのはちょっと身びいきが過ぎますね。 続いて「イタリア語」「スペイン語」「アラビア語」と続くのですが、なんだか普段からふれられる言葉から「ドイツ語」だけが落とされましたって感じです。 魅力的な人が多い、英語圏の国の第一位はアメリカ。うーん、情報の信頼度がだんだん下がってきました(笑) そのほかにも、外国語を学ぶと健康にも良いとか、クリエイティブで良い仕事が得られるとか、ずいぶんとバラ色なことが書いてあります。 まあ、これを鵜呑みにしたってしょうがないんですが、ゴガク疲れのときに眺めていると、気分が良くなってきてやる気が戻るくらいの効果は、あるかもしれません。 |