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人生まだ半分、37才からの外国語
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英会話教室や雑誌、ネットなど、ごく普通の環境だけで始められ、続けられる外国語学習の記録と秘訣を伝えていこうと思っています。
 

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人生まだ半分、37才からの外国語

2013年10月 2日 (水)

おいしい、から、親愛なる
Buono o buona?
一昨年だったか、このブログである百貨店のイベント名にいいがかり(?)をつけたことがありました
そのイベント名、「Buono Italia」というものだったんですが、「Italia」を修飾するのに、なぜ「Buono」なのか、という疑問は結局晴れないままでした。
妻によれば、「一度、『Buono!』と驚いたあとで、『Itaria』がね。と付け足してるんなら、これでもいいんじゃない?」と。でも、釈然としませんよね。
とはいえ、イタリア語で「おいしい」が「ブォーノ(ないしはボーノ)」だというのは割と知れてしているけど、「ブォーナ」じゃわからんだろう、という気もします。

このイベント、今年はついに名称変更となりました。
新名称は、「Cara Italia」とのこと。Caraなんて全然わからなかったので妻に尋ねたところ、原型は「Caro」で、親愛なる、とか、かわいい、貴重な、といった意味だとか。英語の「Dear」ですな。
なんと今回は、ちゃんと「Italia」の性に合わせて「Caro」になってます! 前回と同じような理屈ならば、「Caro Italia」になるはず。

なぜ変更? 二つの説
さて、昨年までの名称がそう不評でもなかったでしょうに、なぜ急に変更になったのでしょう。
我が家では二つの説を考えて見ました。

ひとつは、今回から食べ物や飲み物だけでなく、ファッションや雑貨も扱われているので、「Buono」じゃないだろう。ということで変わったというもの。
でも、buonoは美味しいだけではなく、良い、とか、立派なという意味でもあるので、別に食品以外が入ってきても問題はないはず。でもまあ、扱いが増えるのだから、名前もバージョンアップしよう、というのはあるうる話です。

もうひとつは、あちこちから「なんで、BuonaじゃなくてBuonoなの? 間違いじゃない?」という指摘を受け続け、変更の機会を狙っていた、というもの。
これを単に「Buona Italia」に変えたのでは、前年までの間違いを認めることになっちゃうので、「Cara」に変えてしまった。これなら、「イベント名を変えた」のであって「長年続けた間違いをこっそり修正」ではないわけです。

まあ、どっちでも、いいんですけどね。
でも、今回はちゃんと性に合わせて変化させてくれたので、スッキリしたのは間違いありません。あいかわらずたくさんのワインも試飲できて、とってもいいイベントでしたよ。来年もぜひやってくださいね。西武百貨店さん。
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