2012年10月 4日 (木)
今年も 英語手帳 の季節がやってきました。えーっ、まだ10月なのに、もう来年の話ですか?
ええ、もうそんな季節になったのですねえ。
英語手帳 2013 年版には、またまた素敵なフレーズが並んでいますよ。大事に大事に噛みしめながら読みたい井上先生のエッセーも、もちろんあります。手帳の2ページに渡るエッセーが12個、それぞれの月のはじめの部分に書かれています。そこには人の心を掴む言葉が並んでいて、胸がキュンとなったり、ホロッとしたりするのです。わずか2ページで感動を与えるなんて、井上先生はまるで魔法の言葉使い師のようです。
それは、エッセーの中のこんな言葉からもうかがい知ることができます。
ないものや、失ったものをあれこれ考え、過去を振り返って嘆くよりも、今持っているものに感謝できるかどうか。それを楽しめるかどうか。それが今を幸せにすごせるかどうかの分かれ目となります。
あなたのワードローブを点検しましょう。といっても、洋服ではなくあなたが使っている「言葉のワードローブ」のことです。ネガティブな言葉や美しくない言葉は、ワードローブから排除してしまいましょう。そして、ハッピーで美しい、色とりどりの言葉のコレクションを始めましょう。
さらに、いたるところに散りばめられた人に勇気を与える英文フレーズの数々も大好きです。この部分は Chris Fpskett さんが選んでくださっているのでしょうか。手帳の隅々まで楽しむことができます。
今年もところどころをかいつまんでご紹介しますね。
Today is the first day of the rest of your life.
今日という日は、残りの人生の第一日目
Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.
失敗したことがない人は新しいことに挑戦したことがない人だ
When the going gets tough, the tough get going.
困難なときこそが力の見せ所だ
Where there's a will, there's a way.
信じれば道は開ける
Every cloud has a silver lining.
どんな雲(逆境)にも光るもの(希望)がある
Everywhere you go, take a smile with you.
どこへ行く時も笑顔を連れていって
Touch the sky!
手を伸ばして、大空に触れよう
さあ、これらのフレーズが手帳のどこに書かれているのか、探してみたくなりませんか?
さて、ここで皆さんに特別なお知らせです。
出版社 IBCパブリッシングさんのご厚意により、このブログの読者の皆様3名様に2013年版の英語手帳(ミニ版/白)が当たります。ご希望の方は、下記の e-mail アドレスまでタイトルを「英語手帳希望」としてお申込みください。
ただし、ひとつだけお願いがあります。
手にしてみての感想を IBCパブリッシングさんまでお寄せいただけますか。
------------ 【2013 英語手帳 読者プレゼント】 ------------------------
タイトル: 英語手帳希望
条件: 感想を出版社までお送りくださる方
お名前、ご住所、お電話番号 を明記のうえ下記の e-mail アドレスまで
sanae@englishtime-sanae.com
締切: 10月10日(水) 23:59 まで
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応募者多数の場合は、抽選にて決めさせていただきます。
素敵な手帳を手にしてくださいな。
2012年10月29日 (月)
左から浦島久先生、柴原智幸先生、私、大杉正明先生(画像はクリックすると大きくなります)
それはある寒い冬に始まったストーリーでした。
北海道帯広のジョイ・イングリッシュ・アカデミーの浦島久校長が東京にやって来るといいます。浦島先生とは、NHK実践ビジネス英語でおなじみの杉田敏先生のリスナーの集いで何度かお会いしたことがありました。
「川本さん、東京に行くんだけど、お茶飲める時間ある?」
そんな一通のメールが届きました。浦島先生がいらっしゃるのなら何としてでもお会いしなければと出掛けていきました。
でも、それは単なるお茶ではなく、この「夢の英語学校」のお話しでした。一日だけ世界一の英会話スクールを作る!それがこの「夢の英語学校」のコンセプトです。
さて、一年近く前にいただいた話、まだまだずっと先、まるで夢のお話、本当に実現するのだろうか?いえ、夢の学校が実現するかということではありませんよ。「夢の英語学校」は浦島先生の発案ですから実現するに決まっています。夢をきちんと形に変えてしまうのが、この浦島先生のスゴイところです。
心配は私。考えてもみてくださいよ。数十年前、私は3人の子育てをするごく普通の主婦だったのです。それが、飛行機に乗り、北海道まで出掛けて行き、英語学習者の皆さんの前でワークショップをさせていただけるなんて、誰が想像したでしょうか?まるで夢の中のお話みたいでしょう?
しかも、キーノートスピーカーは、あの有名な大杉正明先生だという大きな大事なイベントですよ。そんなところに私が参加者のひとりとして席に座るのならともかく......。
さて、当日はやってきてしまいました。
感動!!!
「夢の英語学校」は講師にも夢をくれるところでした。参加者の皆さんのレベルの高さ、品の良さ、熱心さに圧倒されました。言葉では言い尽くせない感動や学びが私の胸の中にあり、まだレポートしきれません。第2弾をのちほどお送りさせていただきますので、今しばらくお待ちくださいませ。
当日参加してくださった皆様、ジョイのスタッフの皆様、空港まで送ってくださった田代先生、本当にありがとうございました。
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浦島久の玉手箱 「大杉先生は最高!」
浦島久の玉手箱 「ゲスト到着」
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皆さん、ごめんなさい!ブログの更新をしばらくサボっておりました。原因はですね、、、睡眠障害、、、いえ、眠れなくて困るというのではなく、どうしても夜になると寝てしまうのです。気が付くと朝。夜になると寝るのは当たり前かもしれないけれど、長い間、私は自分の人生を立て直すために、時間を惜しんで英語学習と仕事に没頭してきました。結果、ユンケルとメガシャキを机に並べ、お布団の中では寝たことがないという生活を何年もしてきたのでした。そのつけが回ってきたようです。ユンケルもメガシャキも、もう効かなくなっちゃいました、、、、とこの話は夢の学校のお話とは違いますので、またのちほど!
2012年10月31日 (水)
Q
いつまでたっても先生の質問に咄嗟に答える事が出来ません。例えば先日のレッスンではテキストに出てきた単語などを利用し、
「frequency を使って例文を作って下さい」
「テキストの絵を見て問題を作って下さい」
「Haveはどんな時に使いますか?」
など、先生が質問している事は分かるのですがそれに対してすぐ英語で答えられず黙り込んでしまいます。 Have の質問に対しては 「I use have when I...」 で止まってしまい結局その後の英文が作れず答えられませんでした。
咄嗟に例文を作れたり問題を作れたりと先生の質問に応えるにはどのような学習を取り入れればいいのでしょうか?文法や構文を理解していないと難しいのでしょうか?
A
とっさに英語で返答をするのは、思ったよりも難しいことです。要するに、とっさに返事ができるようになった人は、英語中級以上、あるいはかなりの達人だということです。私なんていまだに簡単なことにも返答できないときがありますよ~。さて、これを克服するために私がしたこと、それは、
簡単な質問に対して簡単な返答を返す練習を何度も、嫌というほどした
ということです。実は今回発売になっている 『パッと話せる!パッと返せる!英会話 音まねレッスン 対話編』 は、まさしく、そんな練習のために書かせていただいた本なのです。
文字でみてしまうと簡単に思える会話ですが、これを耳で聴き取り、とっさに返答することがどんなに難しいことか身をもって体験しています。だからこそ徹底的にモデル会話で練習する必要が私にはあったのです。
英語がとっさに出て来ないのは、文法の知識がないからではありません。徹底的に口を使った練習をすれば、何とか第一関門は突破できるはずなのです。
文法の学習は口の筋肉を作ってから、というのが私の持論です。最初は意味がわかろうがわかるまいが、とにかくひたすら英語を聞いて 「音まね」 をする。「音まね」 が上手にできるようになったら意味を確認し、その後、文法へ進む、という手法が結局は近道だった。これは私の過去20年間の英語学習からいえることです。
もちろん、学習方法は十人十色ですから、その人その人に合った方法はあるはずです。自分に合った方法を探し出すまでが大変ですよね。私のやり方は、あくまでもひとつの方法であって、それがすべてではありませんが、ご参考にしていただけると嬉しいです。
それと、できるだけ簡単な言い回し、やさしい表現だけを使って英文を作る練習もたくさんしたかもしれません。例えば、have はどんなときに使うか?
I use have when I... が出てきたのならもう少しだったじゃないですか!惜しい、惜しい!!
I used to have a dog when I was a child. (子どもの頃は、犬を飼っていました。)
みたいな文章がサッと作れると理想的ですが、最初はごくごく簡単なことにスティックしてみませんか?下記の例文をみてみてくださいな。これなら言えそうじゃないですか?
I have a dog. (犬を飼っています)
I have a cat. (ネコを飼っています)
I have a cellpone. (携帯持ってるんだ)
Have you got a pen? (ペン、持ってる?)
I have a cold. (風邪をひいてるの)
I have to study English. (英語勉強しなくっちゃ)
Do you have any advice? (何かアドバイスない?)
Have you been to Europe? (ヨーロッパ、行ったことある?)
Have you finished? (終わった?)
Let's have lunch. (ランチ食べよう)
Have some cookies. (クッキー、めしあがれ)
Oh! And ... (あっ!それから......)
I have a dream. (私には夢があるのよ)
上記のように簡単なことばかりを並べる練習をします。英語は難しく考えずに簡単にシンプルにということを心掛け、徹底的に練習すると、やがてはとっさに反応できるようになり、徐々に複雑なことも話せるようになっていきます。いかがでしょうか?
英語学習に時間はつきものです。腹をくくって楽しみながら毎日英語を口から出しませんか?