2012年9月 6日 (木)
Q
『音まねレッスン』 の 中から質問です。
Lesson26の(5)で、医者に診てもらうを、go see a doctor とあるのですが、see a doctor だけでもいいのでは?というか、動詞が2つ続いているのはおかしくないのですか。
A
結論から言います。
go see a doctor
see a doctor
どちらでも OK です。
ちょうどネイティヴ何人かが集まる機会があったので、どうして go see と動詞が2つ続くの?と聞いてみました。みんな、ポカンとして、「そんなこと考えたこともなかった」 「どうしてなんだろうね?」 などと反応していました。
go (and then) see a doctor が省略されて慣用句になった
go (and) see a doctor の and が省略された
go (to) see a doctor の to が省略された
などの説があるようです。「音まね」の本の例文では、
Why don't you go see a doctor. (お医者さんに診てもらったら?)
になっていましたが、他にも次のような表現もできますね。
Let's go see a movie. (映画を観に行こうよ)
I have to go see a client now. (これから取引先に行かなくてはなりません)
I would like to go see him. (彼に会いに行きたいな)
go や come のなかはこのように省略される例が他にもあるようです。日常会話では、come see もよく使われています。
You'll come see me again, I hope? (また来てくれますよね?)
Do you want to come see it? (それを見に来ませんか?)
I'll come see you again this weekend. (今週末にまた会いに来るからね。)
ご質問ありがとうございました。
2012年9月 7日 (金)
Q
近くの英会話スクールに週一で行っています。 最近やっと先生の言っている事や質問が何とか理解できるようになりました。 でも、それに対しての返事が出来ない。
そしてもっと大変なこと、それは順番でプレゼンが回ってくるんです。みんないろんなテーマで、流暢にプレゼンをします。 でも、私は言葉どころか、プレゼンの資料さえ浮かんでこない。どうしたらいいでしょう。アドバイスください!!
A
・ とっさのときに返事がうまく出てこない。
・ 何を話したらいいのかわからない。
これらは英語学習者がよくもつ悩みですね。
相手の言っていることはわかるのに、何と返事を返したらいいのかわからない ⇒ この場合は、とっさにパッと返事が返せるような練習を日頃からしておく必要があります。こう言われたら、こう返すというよなモデルとなる会話の練習をたくさんしておくのです。
実は、この対話練習のための本がまさしく新刊で10月中旬に発売になる本です。「音まねレッスン」の対話編、秋になったらご覧になってみていただけますか?対話のモデルをたくさん練習しておくと、やがては応用がきくようになっていきます。
また、プレゼンの内容ですが、大それたことを話す必要はないんですよ。自分の身近な話題、自分の興味のある話題から話す訓練をするといいでしょう。あなたの興味のある話題は何ですか?
例えば、お花に興味があり、華道の先生だったとします。どうしても日本の伝統や華道の作法を説明しなければいけないと思ってしまいがちです。でも、ちょっと視点を変えてみませんか。
・ お花がとっても好きす。
・ 私の大好きな花はコスモスです。
・ お花を教えています。
・ 生徒は何人います。
こんな話ならできると思いませんか?
あるいは、あなたがとてもテニスが好きで毎週やっているとします。
・ 私はテニスが好きです。
・ 週に2回くらいやります。
・ 日に焼けるのがいやので、夏でも長袖を着てやることもあります。
・ お水をたくさん飲みます。
・ テニスが終わったあとは、みんなでランチに出かけます。
・ 運動をすると気持ちがいいです。
または、家族との旅行の話をしてみるのはいかがでしょう?
・ 週末に山にでかけました。
・ 何時に出発しました。
・ 何時に着きました。
・ 何時間かかりました。
・ 山では、何時間歩きました。
・ 疲れたけれど、頂上からの景色は最高でした。
もう、皆さん、お気づきですね。日本語を限りなく簡単にするのがキーです。いきなり難しいことを話そうとすると詰まってしまいます。3歳の子に話しかけるような気分になって日本語を頭におくと意外と英語は出てきます。こんな幼稚な話し方でいいの?とお思いになるかもしれませんが、ここがスタートです。こんな日本語でも英語にしてみると結構サマになるものです。身近な話題から簡単な英語を使って、たくさん、たくさん話してみてくださいね。
日頃からモデル音声を聴いて英語を口から出しながら練習するとき、「あっ、これなら話せるかも」 「自分が言いたいこととピッタリ」 「いつかこのフレーズ、使えるかも」 などと考えながら練習していくといいですね。
いずれにしても、英語が思い通り話せるようになるまでには時間がかかります。焦らずに地道に学習を続けていきましょう。そして、ひとつだけいえることがあります ー かけた時間の分だけ英語力は伸びるのです。
2012年9月 8日 (土)
Q
「音まねレッスン」からの質問です。
Lesson39 (4) では、try these shoses on ですが、Lesson40 (1) では、try on this shirt というように、on の位置が違うのはどうしてですか。どう使いわければいいのですか。教えて下さい。
A
いい質問ですねえ~。この質問は何人かの方からいただきました。そして、こういうところに気づく人って、英語力伸びますよ。まず下記をご覧ください。
try these shoes on ⇒ 〇
try on these shoes ⇒ 〇
try this shirt on ⇒ 〇
try on this shirt ⇒ 〇
try them on ⇒ 〇
try on them ⇒ ☓
try it on ⇒ 〇
try on it ⇒ ☓
どうですか?ルールが何となくわかりかけてきましたか?
つまり、名詞(ものの名前など)の場合は、try on の真ん中にはいっても、後ろにきてもOK。でも、代名詞になったら、必ず真ん中に挟む、というルールがあります。
下記のようなときも同様のルールが働きます。
pick up, put away
I'll have to pick up my daughter. ⇒ 〇
I'll have to pick my daughter up. ⇒ 〇
(娘を迎えに行かなくっちゃ)
I'll have to pick her up. ⇒ 〇
I'll pick up her. ⇒ ☓
(彼女を迎えに行かなくっちゃ)
Put your pencil away. ⇒ 〇
Put away your pencil. ⇒ 〇
(鉛筆を片付けてちょうだい)
Put it away. ⇒ 〇
Put away it. ⇒ ☓
(それを片付けてちょうだい)
ご質問、ありがとうございました。「音まねレッスン」の本の中に出てくる表現のご質問は iPhone アプリ でも受け付けております。そちらにもご質問くださいねえ~!
2012年9月10日 (月)
Q
はじめまして。音まねレッスン6回り目です:細かいことにはこだわらず、ひたすら、音まねすべきなのでしょうが、いくつかひっかかることがあります。今日は、思い切って、お尋ねします。 I'm araid と I'm sorry の使い分けがわかりません。どちらも「ごめんなさい。」という和訳があります。何か違いがあるのでしょうか?
A
Lesson 15 と Lesson 57 を比較されたのですね?こんなに離れたレッスン番号を比較でき、そこに気づくなんて、よほど練習してくださっている証拠ですね。ありがとうございます。さて、下記をご覧ください。
Lesson 15
(1) I'm afraid so. 残念ながらそのようですね。
(2) I'm afraid I can't go. ごめんなさい、行けないわ。
(3) I'm afraid I don't know. ごめんなさい、知らないんです。
(4) I'm afraid she is out now. 申し訳ありません。彼女はただいま外出しております。
(5) I'm afraid I have to leave now. 申し訳ありません。もうおいとましないといけません。
(6) I'm afraid you have the wrong number. 電話番号をお間違えのようですが。
(7) I'm afraid that doesn't sound right to me. 申し訳ありませんが、私には違っているように思えます。
上記の中で頭の部分を I'm sorry とも置き換えられるものをブルーで表記してみました。
Lesson 57
(1) I'm sorry? えっ、今何て言いました?
(2) I'm sorry I'm late. 遅れてごめんなさい。
(3) I'm sorry to hear that. お気の毒に。
(4) I'm sorry, I've got to go. ごめん、行かなくっちゃ。
(5) I'm sorry to bother you. おじゃましてごめんなさい。
(6) I'm sorry to have kept you waiting. お待たせしてすみません。
(7) I'm sorry to tell you this, but I hav to move out next month. お伝えするのは残念ですが、来月引っ越さなければいけません。
上記の中で頭の部分を I'm afraid に置き換えられるものをブルーで表記してみました。
日本語で「ごめんなさい」と訳してある箇所は、「申し訳ありませんが」と訳すこともできます。基本的に、「申し訳ありませんが......」 と躊躇しながら何かを切り出したいときには、I'm sorry と I'm afraid を interchangeable に置き換えることもがきます。
それとよくご覧いただくとわかるかと思いますが、I'm sorry や I'm afraid を取っても文章として成立するもの
I can't go.
I don't know.
She is out now.
などは、どちらを頭に置いてもいいということになりますかね。
ただし、I'm sorry I'm late. のところは、頭の部分をとったら、I'm late と文章になるのに、どうして I'm afraid ではいけないの?ということになりますよね。ま、そういう例外はいつのときも、どんな場面でも出て来ますね。
余談になりますが、昔は、I'm sorry to be late. という言い方があったと思うのですが、最近は、この言い方あまりしないんだそうですね。I'm sorry I'm late. が主流だそうです。前者も文法的にはどこも間違っていないので、使っていけないということはないのですが、言葉にも時代の流れがあるということでしょうか。How do you do. をあまり使わなくなってきたことと同じでしょう。
Lesson 57 (7) の I'm sorry to tell you this... は I'm afraid to tell you this... だとちょっと違和感を感じるかな?と私は思いました。そこで、ネイティヴに聞いてみたところ、「まあ、そんな言い方もありかな」と言う人と 「うぅ~ん、I'm afraid だとちょっと違うかな。I'm sorry to tell you this のほうが自然かな」 という人と意見がわかれました。こんなときは、どちらを使っても通じるけれど、より多く使われているのは、 I'm sorry to tell you this... のほうなのね、と思って片付けることにしています。
ご質問、ありがとうございました。
2012年9月17日 (月)
10月北海道帯広で 「第1回 夢の英語学校」 が開催されます。
帯広にある英会話学校 Joy English Academy では、年に一度、特別な講師陣を招いて、その日、その場でしか体験できないような英語の授業が繰り広げられます。
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日時: 10月28日(日) 9:30AM-3:45PM (申込内容によっては 4:45PM)
会場: 北海道帯広市 ジョイ・イングリッシュ・アカデミー A館およびB館
対象: 全ての日本人英語学習者
定員: 120名 (初級30名、中級60名、上級30名)、聴講生20名(一部のみ受講)
特別講師: 大杉正明(清泉女子大学教授、元NHKラジオ『英語会話』講師)
ゲスト講師:
柴原智幸(神田外語大学専任講師、放送通訳者、NHKラジオ『攻略! 英語リスニング』講師)
川本佐奈恵(英会話スクール「English Time!」代表)
参加費: ジョイ生徒3,500円、一般4,000円
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皆さん、もうお気づきですか?キーノートスピーカーは、TVやラジオで有名な大杉正明先生です。英語界のスーパーヒーロー、雲の上の存在の人ですねえ。そして、さらに、NHKラジオ『攻略! 英語リスニング』の講師、柴原智幸先生もいらっしゃいます。
あれ?もうひとり、どこかで見かけたような名前に気づきません?川本佐奈恵って書いてある。そうなんです。ジョイ・イングリッシュ・アカデミーのオーナー、浦島久先生が、このお話をくださったのは、昨年の11月のことでした。
大杉正明先生や柴原智幸先生とご一緒!!??え?この私が???これは、もう私にとっては 「夢のようなお話」 です。私は何を隠そう、この大杉正明先生の 「ラジオ英会話 」を聴いて英語に憧れを抱きました。ラジオから流れてくる大杉正明先生の声を毎日聴き、ダイアログのまねをし、ディクテーションをし、今に至ってきたのです。NHKのラジオ講座が、私の勉強の原点でした。
柴原智幸先生は、何と私と同じ、さいたまにお住まい。偶然です。しかも、私のスクールと柴原先生のご自宅が意外に近いのです。柴原先生とはローカルな話で盛り上がりそうです。柴原先生、よろしくお願いいたします。
お声をかけてくださった浦島先生にはとても感謝しております。「夢の英語学校」 で 「夢の教壇」 に立ってきます。今から緊張しまくりです。皆さん、お力をお貸しくださいませ。北海道帯広地方にお住いの皆さま、ジョイ・イングリッシュ・アカデミーでお会いしませんか?北海道にお住まいでない方も、この際、北海道まで飛んでみるというのはいかがでしょうか?
参考サイト:
「夢の英語学校」ゲスト講師
すべてを学びに!神田外語大学通訳・翻訳課程ブログ
2012年9月20日 (木)
皆様おまたせいたしました!
『パッと話せる!パッと返せる! 英会話「音まね」レッスン 対話編』
アマゾンでの予約販売が始まりました。今回もアマゾン経由でご購入いただきますと、特典 がついてきます。
皆さんのおかげで第1冊目の 『音まねレッスン』 もいまだに順調に売り上げを伸ばしており、今回、第2弾を発売されることができました。こうして新刊を出せるのも、皆さんのおかげだと深く感謝しております。
今回の本は、対話形式の音まねになっています。こう言われたら、こう返す、というモデルパターンで練習するものです。英会話って簡単な表現を何度も何度も繰り返し練習することが基本中の基本だと思うのです。そしてこれは私が実際にやってきた練習方法でもあります。
言われている英語はわかるのに、何と返したらいいのかとっさに出てこない、という状況はよくあるものです。まずは、モデルとなるやり取りをたくさん練習しておくこと、「これでもか!」というくらいまで練習しておくこどが大事です。その作業を続けることによって、初めて本番でパッと返せるようになるものなのです。
今回の特典音声ファイルには、前回のときと同様、生徒さんたちとの音まね練習の様子が入っています。さらに、今回はですねえ、ネイティヴの先生と私との英語のおしゃべりも入っています。私がどうして英語を勉強し始めたのか? どうやって英語を学習してきたのか? さらには、ネイティヴの先生より、学習者へのアドバイスなどが入ったものです。
私は素人ですので、録音するとなると、、、ねえ、、、まあ、笑えますので皆さん、聴いてみてくださいな。こんなものか、と思うかもしれませんが、ずぶのド素人から留学もせず、英会話スクールへも通わず、まあ、まあ、こんなところくらいまでなら、何とか話せるようになるんだということをわかっていただけるといいなと思います。
皆さまのお力を今回もお貸しくださいませ。どうぞよろしくお願いいたします。
2012年9月23日 (日)
Q
英会話タイムトライアルに取り組んでいます。ちっとも時間内に言えなくて、悔しいやら、情けないやら、でも、こりずにしがみついています。
さて、質問です。9月号の36ぺージに could の肯定文があります。「~することができた」を英語で言うとき、I could do と言うのは変じゃないのでしょうか? I could find a good gym. と言うのではなく、I could a good gym. と言ったほうが自然ではないでしょうか?
A
英会話タイムトライアルをやっていらっしゃるのですね。時間内にサッと返答できるのは結構レベルが高い方です。そのうち、必ずできるようになります。諦めないで続けてくださいね。
さて、ご質問の件ですが、このご質問者の方、とても良い英語のセンスをお持ちです。実は、この疑問、私自身も長いこと考えてきたことでした。何人ものネイティヴたちに聞いて調査をしました。
結論から言いますね。
I could find a good gym. = 良いジムを見つけることができた。
I could find a good gym. = 良いジムを見つけられるかもしれない。
文法的には、どちらも正解です。話の前後から判断しなければなりません。
could の使い方ですが、日本人は何かつけ、「~することができた」という文章を作りがちです。can の過去形は could だから 「~することができた」という文章を作る時、could を使ってしまうのです。
昔、私もそのつもりで I could do it. (それをすることができた)という意味で使っていました。するとアメリカ人に、「君の could の使い方は間違っている」、と指摘されたことがありました。
could は肯定文で使うときは、「~かもしれない」という仮定や推量の意味だから、I could do it. と言ったら、「それができるかもしれない」という推量の意味になるというのです。混乱しました。
ただし、I couldn't do it. (それをすることができなかった)
否定形では could を使うことができる。
えっ?では、I can do it. の過去形は何?と聞くと
I did it.
いやいや、そうじゃなくて、「~することができた」という部分をもっと強調したいのよ、と言うと、
I DID it. (did の部分を強く読む)
いや、だからそうじゃなくて......、と不満げにしていると......
どうしても「~することができた」という部分を強調したいのであれば
I was able to do it.
となる、と説明してくれました。なぁ~るほど、ネイティヴたちは could という単語を過去形として使うよりも、推量として使うのかぁ~。と何となく思ったものでした。私がこの指摘を受けたのは、今から10数年前の話です。
ところが、その後も気をつけて英語の会話を聞いていると、かなりの英語達人でも 、つまり大学の教壇で英語を教えているような人たちでさえも、could を過去形として使っている場面に遭遇しました。
I could see her. (彼女と会うことができた)
I could watch the movie. (その映画を観ることができた)
しかも、ネイティヴイングリッシュスピーカーでさえも、この用法を使う人がいることに気づきました。私は、その後も折につけ調査を続けます。すると、こんなことが明らかになってきました。
話の前後がなくて could が使われている肯定文だけを聞いた場合、聞き手は「~かもしれない」という推量で考えることが多い。ただし、話の前後であきらかに過去の話だとわかっているときは、過去形の肯定文として受け入れる。
ということです。さあ、これで答えになりましたでしょうか?
つまりですね、もう一度別の言い方で説明してみますね。
「良いジムがみつかった/みつけることができた」という意味で "I could find a good gym" という文章を作ったとします。これは、文法的にも文章構文的にも正解です。間違ってはいません。ですから、今回テキストに掲載してある表現は正しいのです。
しかし
場合によっては、聞いたとき、違和感がうまれます。今回のご質問者さんが抱えた疑問がまさしくこれでしたね。 "I found a good gym" と言ったほうが自然に聞こえるのです。
次のような実験をしてみました。ネイティヴたちが数人集まっているときに下記のような質問を投げてみました。
質問 (1)
I can do it. のセンテンスを過去形にすると、どうなる? とネイティヴの人たちに聞きました。口ぐちに即座に返ってきたのは、
I did it.
I could do it. じゃないの?だって学校では、can の過去は could って教わったもの。というと、皆、一瞬考えて
「あぁ、そういう言い方もできるね。...... でも、僕だったら I did it. って言うな。」
質問 (2)
誰かが I could find a nice gym. って言ったら、それはどういう意味になる?
「良いジムを見つけることができるかもしれない」
と、答えるネイティヴを前に、別のネイティヴは
ちょっと待てよ!その意味だけじゃないぞ、もしかしたら、「良いジムを見つけることができた」って言いたいのかもしれない。
それを見極めるには、前後の文章が必要だよ。 I found a nice gym. って言ったほうが正確に伝わるね。
I was able to find a good gym. ではどう?
それで合ってるけど、僕だったら I found a nice gym. って言うな。さなえはネイティヴじゃないから、そう使ってもいいよ。文法的に間違っていないし、意味は通じる。でも僕はネイティヴだからね......。
ということでした。同様の質問を、現在アメリカに住んでいるアメリカ人にも投げかけてみました。彼は、過去に日本で長いこと英語を教えた経験があります。実は、「音まねレッスン」(旺文社)の本を書くにあたり、私の英語のチェックをしてくれている人です。
英語の原文のまま掲載します。ご参考になさってみてください。
1) These are the same. I can do it = I am able to do it, so I could do it = I was able to do it.
2) This is a problem that many Japanese English speakers have. They always want to say "I could find a good gym" - this is technically correct but it sounds strange. Instead, "I found a good gym" is much more natural. After all, if you DID something then obviously, you COULD DO it.
3) Basically the same as #2 above. "I met her." Since you already did it, it is obvious that you COULD do it.
You are right. Japanese students always want to say "I could go to the movies" or something like that, but this is unnatural. People usually just say "I went to the movies." If you say "I could go to the movies" it could mean past tense or potential, but it sounds odd. Be clear, use the simple past tense in situations like these.
「~できた」 = I did it!
Finally, if you really want to stress that you COULD do something in the past - not just that you DID it, you can say "I was able to ___." This implies that you didn't expect that you could do it, but you did. Example: "I was able to get into the bar, even though I forgot my ID." Or, "I was able to reach her by phone, even though I forgot her number."
Hope this helps!