2013年9月26日 (木)
皆さん、こんにちは。長いことブログをお休みしてしまって、申し訳ありませんでした。
復活第一弾として、東京オリンピック招致のスピーチが感動的だったと話題を呼んだ、パラリンピック陸上女子の佐藤真海さんのスピーチの英語を書き起こしてみました。同時通訳の声が重なっていて、聞き取れないところもありましたが、ご勘弁ください。音声は、YouTubeをもとに、日本語はインターネットからお借りしてきました。
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I was 19 when my life changed. I was a runner. I was a swimmer. I was even a cheerleader. Then just weeks after I first felt pains in my ankle, I lost my leg to cancer.
19 歳の時に私の人生は一変しました。私は陸上選手で、水泳もしていました。また、チアリーダーでもありました。そして、初めて足首に痛みを感じてからたった数週間のうちに、骨肉種により足を失ってしまいました。
Of course, it was hard. I was in despair until I returned to university and took up athletics.
もちろん、それは過酷なことで、絶望の淵に沈みました。でもそれは大学に戻り、陸上に取り組むまでのことでした。
I found that I enjoy setting a goal and beating it. I developed new confidence. Most of all, I learned that what was important was what I have, not I have lost. I competed at the Paralympics Games Athena and Beijing. I felt privileged to lucky ??? by the power of sports.
私は目標を決め、それを越えることに喜びを感じ、新しい自信が生まれました。そして何より、私にとって大切なのは... 私が持っているものであって、 私が失ったものではないということを学びました。 私はアテネと北京のパラリンピック大会に出場しました。スポーツの力に感動させられた私は、恵まれていると感じました。
I was looking forward to London 2012. Then came the 11th of March 2011, the tsunami hit my hometown. For six days I did not know if my family was still alive. And when I did find them my personal happiness was nothing compared to the sadness of the nation.
2012年ロンドン大会も楽しみにしていました。しかし、2011年3月11日、津波が私の故郷の町を襲いました。6日もの間、私は自分の家族がまだ無事でいるかどうかわかりませんでした。そして家族を見つけ出したとき、自分の個人的な幸せなど、国民の深い悲しみとは比べものにもなりませんでした。
I collected messages from schools and took them home and shared with people my own experiences. And together, we organized sports activities to help restore confidence.
私はいろいろな学校からメッセージを集めて故郷に持ち帰り...私自身の経験を人々に話しました。食糧も持って行きました。ほかのアスリートたちも同じことをしました。私達はいっしょになってスポーツ活動を準備し て、自信を取り戻すお手伝いをしました。
Only then, did I see the true power of sports.
そのとき初めて、私はスポーツの真の力を目の当たりにしたのです。
To create new dreams and smiles, to give hope, to bring people together.
新たな夢と笑顔を育む力。
希望をもたらす力。
人々を結びつける力。
More than 200 athletes, Japanese and international making almost 1,000 visits to the affected area and inspired over than 50,000 children.
200 人を超えるアスリートたちが、日本そして世界から、被災地におよそ1,000回も足を運びながら50,000人以上の子どもたちをインスパイアしています。
What we have seen is the impact of the Olympic values as never before in Japan. And what the country has witnessed is that those precious values, excellence, friendship and the respect can be so much more than just worlds.
私達が目にしたものは、かつて日本ではみられなかったオリンピックの価値が及ぼす力です。そして、日本が目の当たりにしたのは、これらの貴重な価値...卓越、友情、尊敬...が、言葉以上の大きな力をもつということです。