プロフィール

川本佐奈恵
32歳で英語をスタート。 英会話スクール English Timeを経営。
毎週日曜日には英会話カフェ Sunday English Time を運営。

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川本佐奈恵 You can do it!

2013年1月19日 (土)

プライドが捨てきれない

Q  ブライドを捨てるには?


私は、音まねを始めて1年半ぐらいになりますが、まだまだ外国人に遭遇すると頭が真っ白になって英語が出てこないレベルです。


以前までは進歩のない自分に落ち込んだり、焦ったりしていたのですが、佐奈恵先生の温かいエールのおかげで、今では長い目で自分の成長を見られるようになりました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


しかし、まだ自分の中に無駄なブライドが残っていることに最近気づきました。


というのも、英会話仲間が欲しくて最近 facebook を始め、そこで覚えたての英会話を output する気持ちで呟いていたのですが、旧友からくる友達申請を承認できないでいます(つぶやいている内容は、友達以外見れない設定になっています)。


理由は簡単。


今更ながら必死に英語を勉強している私のことをバカにされるんじゃないか、影で笑われるんじゃないか、と恐怖しているからです。


勿論、彼女達はそんな人を馬鹿にするような子達ではないと頭では分かっているのですが、心の奥で 「もしかしたら...」 とビビっている自分がいます。彼女達は私より頭が良く、中には英語が得意な子がいるのです。


佐奈恵先生、どうすればこんな無駄なブライドを捨てることが出来るでしょうか?
無駄なブライドを捨てて、誰に対しても堂々と出来るようになりたいです。


A
自分の下手な英語に開き直り、失敗を笑い飛ばせるようになった頃から話せるようになってきました


ああ、わかります。私も英語を習い始めてかなり長いこと、プライドが捨てきれませんでした。ある日、英語ペラペラの友人に言われました。


「あなたねぇ、鼻の前にプライドがぶら下がっているからいつまでたっても英語が話せないのよ。」


まったくその通りでした。


ある日、私は自分の持っているプライドを全部捨てる決心をします。私は英語の素人、私の英語を笑う人がいたら笑えばいい。ネイティヴスピーカーではないのだから間違って当然。私の英語は下手。下手でかまわない!


そう考えるようになりました。


その頃からです......英語が話せるようになってきたのは......。
自分の下手な英語に開き直り、間違えをおかすことを恐れなくなった頃から英語が話せるようになってきたのです。実は今でも、たくさん間違えながら話しています。


人の間違えを冷笑する人の英語は伸びません。そこで止まってしまいます。本当に優秀な人は、あなたが間違えながら英語を使っていたとしても、決してバカにしたりしませんし、むしろ応援してくれはずです。だって、その人も学習してきた過程をしっているはずですから。


私にもそんな時代があった。くじけないで頑張って!たくさん間違っていいのよ。


そう思ってくれるはずです。間違えを恐れて黙ってしまうよりも、自分の間違えを笑い飛ばしてしまえばいいのです。


それがなかなかでいないから、ここに来たのですよね?それでも私はあなたの背中を押すしかありません。あなたの英語力を変えるのは、あなた自身です。前に進むのもそこで立ち止まってしまうのも、あなたの頭の中にあるマインド次第。


もし、あなたの頑張りを認めない人に遭遇してしまったら、またここに来て愚痴をこぼしてくださいな。何度転んでも手を差し伸べて助け起こしますよ。


「音まね」の本を使ってくださっていて、ありがとう!!感謝いたします。



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