プロフィール

川本佐奈恵
32歳で英語をスタート。 英会話スクール English Timeを経営。
毎週日曜日には英会話カフェ Sunday English Time を運営。

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川本佐奈恵 You can do it!

2012年1月 3日 (火)

NHKラジオはインターネットで聞けます

あけましておめでとうございます。今年も皆さんにとって良い英語学習年となりますように♪


また英語かいなって?そうですよお~。英語学習とは一生お付き合いしていくんですよ。


さて、皆さんはすでにご存じかと思いますが、NHKラジオ第1、ラジオ第2、NHK-FMは今インターネットで聴くことができます。


nhkradio.jpg


NHKネットラジオ らじる★らじる


音声もとてもきれいです。今まで雑音が入っていて聞き取りにくかったという場所にお住まいの方には朗報ですね。2011年9月1日にリリースされました。 スマートフォンアプリ もあります。日本国内限定のサービスだそうで、残念ながら海外からのアクセスはできないようです。


らじる★らじるは生放送ですが、番組を聞き逃してしまったという方は、翌週になれば下記で番組を聴くことができます。こちらは海外からでもアクセス可能なのかな?海外にお住いの方、情報お寄せくださると嬉しいです。


NHK語学番組


NHKの語学番組、とっても充実していますね。インタネットからの録音方法もいろいろあるようですが、私には詳しいことはわかりません。検索してみるとたくさん出てきますので、研究なさってみてくださいね。


今年も1年間、どうぞよろしくお願いいたします。




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2012年1月10日 (火)

Early Bird? Night Owl? (朝方?夜型?)

さて、今日のタイトル、あれ?どこかで見たことある!と思った人は、さすが。
『ラジオ英会話』 1月号の最初のスキットのタイトルが、Early Birdas & Night Owls でした。


私は昔寝るのが好きでね、1日たっぷり9時間、時には12時間くらい寝ることもあったのです。でも、英語を勉強し始めて、おもしろくなってきたら、時間が足りなくて、あるとき、午前4時起きをするようになったのです。午前4時~午前6時は誰にも邪魔されない、私だけの時間。集中して勉強できましたよ~。


さて、そこで英語学習中の皆様に質問です。あなたは朝方?夜型?


きっと夜型の人もいると思うんですよ。朝はボーッとしていてダメ。でも、夜、みんなが寝静まってからのほうが集中できるという人もいますよね。


また、私の生徒さんのひとりは、シーンと静まり返っているところでないと集中できないと言います。私は、少し雑音があるところのほうが集中できるのです。カフェで人の出入りがあったり、多少のざわつきがあるところのほうが、かえって勉強がはかどります。また、電車の中も非常に集中でき、乗り過ごしてしまうことなどしょっちゅうです。


あなたはどんな時間帯で、どんなとき、集中できますか?



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2012年1月19日 (木)

テキストどのくらい繰り返す?

さて、1月も後半に入ってきましたね。今年こそは!と気分を新たに英語学習に励んでいる人も多いことと思います。


今日は、『ラジオ英会話』のテキストのご紹介。いったい使いこなしている人は、どのくらいの勉強量なのでしょう?ある生徒さんのテキストをお借りして写真をパチリとさせていただきました。かなり使いこなしていますよ。


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(画像はクリックするとおおきくなります)


さあ、下の写真をご覧ください。上のほうに 「正」 の文字が書いてあるのがおわかりでしょうか?これ、何の数だと思います?テキストを読み上げた回数です。つまり、この生徒さんは、このダイアログを85回、口から出して練習しているということです。


これを月曜日~木曜日まで同じ作業をしています。たっぷりと口から出し、練習をしてきてからスクールのレッスンに顔を出してくださいますので、レッスン中はテキストを見なくても、このダイアログが言えるようになっています。


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(画像はクリックするとおおきくなります)


さらに、このクラスの人たちがやっているのは、ディクテーション。番組の一番最後には、 New Situation というコーナーがあります。遠山顕先生とケーティーさん、ジェフさんがダイアログとは若干違ったせりふを交えながら、ちょこちょこっとおしゃべりする部分があります。何を話していたのか、書き取ってくるのです。


test03.jpg
(画像はクリックするとおおきくなります)


月曜日~木曜日分のダイアログを毎日これだけこなすのですから、溜めてしまうことはできません。毎日英語と向き合い、週に一度レッスンに出てきて、どのくらいダイアログを練習してきたか、チェックをさせてもらうのが私の仕事です。あとは、ディクテーションの答え合わせ。最近は、このグループの人たち、ディクテーションが完璧になってきたので、さらに負荷を与えないと、と新しい課題を考え中です。


さらに厳しくするのか!...... ですって?(ニンマリ)
このクラスの皆さん、確実に伸びています。



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2012年1月22日 (日)

学歴がないというコンプレックス

読者からの Q&A コーナーです。ある読者さんから下記のようなメールをいただきましたので、このブログをお借りして返答させていただきますね。皆さんもご意見お寄せください。

Q
私は、英語の学歴は、高校までで、大学もしくは短大の英文科、英米語学科卒ではないことに、とてもコンプレックスをもっています。


英語を勉強していても、英語の学歴がないという、コンプレックスが頭にのしかかってしまい、進めません。かといって、留学までしたいとも思わない。ましてそんな英語力もないので、通信制の短期大学の実用英語コースに入学しようと考えています。


英語ができないのに、プライドだけ高いと思われるかもしれません。しかし、英語を勉強したという、学歴がほしいです。仕事も辞めれないですし、通信制を選択するしかないです。


そこまで、思っているなら、通信制の短期大学に入学すれば?とおっしゃると思いますが、川本先生のご意見をお聞かせいただきたいと思い、メールしました。また、違った方向をご存知かと思いました。


A

お仕事をされながら、通信教育を利用して、〇〇大学英文科卒というような肩書きを取りたいということでしょうか?


もし、どうしても肩書きを取る必要があり、今後の生活に活かされるのであれば、少し大変でも、そうなさるのが一番良いと思います。キャリアップのために、その資格が必要なのであればぜひそうすべきだということです。私の友人、知人にも働きながら大学に通い、資格を取り、さらに上のキャリアを築いている人がたくさんいます。


でも、迷っている。だからメールをくださったのですよね?何を迷っているのでしょうね?お金のこと?時間のこと?お金のことも解決でき、時間も取れるのであれば、迷わずに入学すべきです。でも、飛び込んでいけないのはどうしてでしょう?


「英語を勉強したという、学歴がほしい」 とのことですが、それは何のためでしょうか?それをもう一度よく考える必要があるかもしれませんね。お仕事のキャリアアップのため?自分のコンプレックスを消したいため?


ひょっとして、自分の見栄やプライドのためだったら、考え直す余地ありです。プライドだけで学びに行ったとします。卒業したあとには、また新たな見栄、プライドが出現します。


例えば、大学の英文科卒、という肩書きをとったとします。世の中に出てみると、もっと上の学歴を持った人に遭遇します。大学院卒の人に対しては、またコンプレックスを感じるようになるでしょう。また、自分よりも有名で名声のある大学を出た人に対してコンプレックスを感じるようになるでしょう。堂々めぐりです。


どこかで自分の現実と向き合い、コンプレックスと仲良くする時期にさしかかっているのかもしれません。


コンプレックスは時として強みにもなります。私にも輝かしい学歴はありません。留学もしたことはありませんし、英会話学校にすら通ったことがありません。


私も自分の持っているコンプレックスに落ち込み、悩んだ時期がありました。今でも時としてそのコンプレックスが重くのしかかってくることもあります。でも、これが私の現実。受け入れるしかないのです。そして、今だから言えることがあります。


人間は、学歴や名声で勝負するのではありません。


人間性そのもので勝負をするのです。現場に出たら、学歴や肩書だけでなく、実力がものをいうところのほうが多いような気がしますがいかがでしょうか?


仕事仲間や講師仲間には、日本の有名な大学を卒業しただけでなく、さらにアメリカやイギリスに渡り、大学院を卒業したり、MBAを取ったりしたのち、日本に帰国し、ビジネスに生かしたり教壇に立ち、指導者として活躍している人がいます。


でも、彼らは、何の資格もない私に接しても、決してバカにしたりさげすんだ目で見ることはありません。むしろ、意見やアドバイスを求めてきたりします。


逆に、「私はこんな有名な大学を出て、ちゃんと資格も持っているのに、どうして私のところには良い仕事が来ないのだろうか?私には運やチャンスがまわってこない」 と悩んでいる人もいます。


このメールの文面だけですと、深層心理はわかりませんが、ひょっとしてあなたが求めているのは、「英文科卒」という学歴ではなく、「英語が流暢に話せるようになった私」 というあなた自身の姿なのではないでしょうか?


それなら、今からいくらでも勉強できますよ~♪
「どこそこ大学の英文科卒、でも英会話は苦手」
よりも
「高校卒でも通訳なみの英話力」
のほうがカッコ良いような気がしますが......。



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2012年1月30日 (月)

ラジオ英会話 vs. 5分間トレーニング

Q & A コーナーです。

Q
先生がお書きになった「音まねレッスン」という本で勉強しています。今まで色んな教材にトライしましたがどれも長続きしませんでした(小生42歳です)。でも、音まねレッスンだけは何とか最後までやり遂げることができました。


さて、次の教材をと思い、音まねレッスンに紹介されいるラジオ講座(ラジオ英会話と英語5分間レッスン)を始めようと思っているのですが、正直、躊躇しています。


放送時間を考えると5分間レッスンの方がよい気がするのですが、時間が短い分、密度が濃いといいますか、要点だけをスピーディに解説しておられるような気がしました。また、365日やるということ自体にプレッシャーを感じます。


一方、ラジオ英会話は記載上のレベルが5分間レッスンより少し高いだけのことはあるなという感じで、新しいイディオムが次々と出てくるため、自分が消化しきれるのかなと思ってしまいます。しかし、講師の先生の語りが楽しそうで、実になるかどうかはともかく、聞いてみたくなるような気がしました。


ちなみに、NHKのWEBの「英語力測定テスト2011」を受けてみました。文法50点、会話表現20点、リスニング40点、合計110点でした。文法は受験勉強したので少しは分かるつもりです。しかし、会話表現は自分には明らかに足りないと思います。


お聞きしたいのは、ラジオ講座に進むべきか、あるいはもうワンクッション、例えばラジオ講座の講師の方の著書(NHK講座をまとめて1冊にしたような本があるようですが)でよいものがあれば、少し学んでからラジオ講座に進むべきか、どちらがよいかということです。


ラジオ講座を消化しきれるかどうかが不安です。家でテキストをじっくり読む時間はあまりなく、通勤途中にWALKMANを聞くのが中心になると思います。アドバイスがありましたらよろしくお願いします。


A

「英語力測定テスト」で110点もお取りになっているなんてスゴイではありませんか?かなりの実力者とお見受けしました。


『音まねレッスン』 の本をご活用くださってありがとうございます。一冊やり終えてくださったのですね。嬉しいです。


さて、『ラジオ英会話』と『英語5分間トレーニング』のどちらにしようか、迷っていらっしゃるのですね。どちらも魅力的な番組ですものね。


ぜひぜひラジオ講座に進んでくださいな。毎日英語と仲良くなることを習慣化するのが一番大事なことです。その他にも大事なことが何点かあります。


◆ 番組は録音して繰り返し聴きましょう。
◆ 聞き流すのではなく、必ず口を使って練習しましょう。


『英語5分間トレーニング』は日常生活で、「あっ!これが言いたかった」というようなフレーズが散りばめられています。一見簡単そうにもみえますが、実は内容はかなり充実したものが5分間に凝縮されています。よくそこを見極めになっていらっしゃいますね。やはり実力がある証拠です。


この番組は、初心者の方が短いフレーズを使って、英語独特の表現に慣れるために使えます。また、英語中級者以上の方が英語表現を再確認したり、英語上級者が自分の英会話力をキープするためにも活用できます。


英語初心者の方は、ただひたすらに「音まね」に徹底して練習するといいと思います。中級者以上の方は、テキストなしで、どこまで繰り返せるかに挑戦すると楽しいです。仲間と一緒に練習するともっと楽しいです。


英語学習仲間やサークル、グループでやるのに適しているかなと思います。


『ラジオ英会話』はストーリー性があるため、聞いていて楽しいです。講師の遠山顕先生ご自身がとても楽しい方なので、それが番組に反映されていると思います。ジェフさんやケイティさんとのやり取りも快活で楽しいです。


どちらの番組もとても捨てがたいです。ただ、おひとりで継続的におやりになることを考えると、『ラジオ英会話』のほうが続けやすいかもしれません。ストーリーがあるので、自分の脳の中で描写しやすいこと、感情移入がしやすいことが理由です。


どちらの番組を聴くにしても、とても大切なポイントがあります。それは、
★  完璧にやろうとしないこと ★ です。


例えば、『英語5分間トレーニング』は365日ありますが、集中してやるのは月曜日~木曜日分で、あとは聞き流しながら真似して口から出してみる程度。言えても言えなくでも、英語を口から出している限りOKと、自分で決めるのです。


『ラジオ英会話』も集中してやるのは、月曜日~木曜日のダイアログの部分のみ。あとは軽く流す。15分間分すべてに力を入れる必要はありません。Listen for It! の部分は結構チャレンジングです。わからなくてもがっかりしないで、ま、そのうちにわかるようになるさ、と構える。


ダイアログもすべてを覚えようとしないで、気に入ったフレーズのひとつふたつをマスターするつもりで続けるのがコツです。つまり、すべての消化する必要はないということです。完璧にこなすことよりも、続けることのほうに意味があるのです。


番組最後の部分の Try it a New Situation を聴き、遠山顕先生とジェフさん、ケイティさんの自由会話の部分がわかるようになったら最高に楽しいです。



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